教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
特別活動論Extra-curricular Activities
吉田 直子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6040 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月1/Mon.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y804 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
This course introduces extra-curricular activities at school. In the field of extra-curricular activities, there are home room activities, student council activities, school events, etc. This course explains how the teacher guides students in these activities, and how to cooperate with students’ families and related organizations in the regional community. In this lesson, discussions, group work and other active learning methods will be carried out.
Extra-curricular activities are carried out in various groups, to discover and solve problems, and to build a better group and school life. The aim of this class is to understand the significance of extra-curricular activities in school education, and to acquire the knowledge and background necessary for guiding such activities. For that purpose students have to learn the perspectives of "human relations" "social participation" and "self-realization" in pupils’ developmental process, and also the perspective of "school staff as a team" in teachers’ systematic and collaborative guidance process.
The standard amount of time for learning activities outside of classroom is four hours each, including writing a reaction paper after class, preparing for quiz and the final report.
Evaluations will be based on comprehensive assessments of the student's independent participation in the class (submitting comments before/after class) (35%), mini test(20%), group presentation(20%) and final report(25%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学生が将来、学級担任、教科担任、分掌担当として、特別活動の各分野、即ち学級活動(ホームルーム活動)、生徒会活動、学校行事において、見通しをもって取り組む上で必要な視点、さらには、家庭、地域住民や関係諸機関との連携の在り方も含めて必要となる知識や視点、特質についても理解する。また、その目標を達成するための指導法、企画力を、討議、グループワーク等を通して高める。
到達目標Goal
特別活動は、学校における様々な構成の集団での活動を通して、課題の発見や解決を行い、よりよい集団や学校生活を目指して様々に行われる活動の総体である。学校教育全体における特別活動の意義を理解し、「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の三つの視点や「チームとしての学校」の視点を持つとともに、学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身に付ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面授業を基本とするが、場合によっては動画配信を併用するなど、状況に応じた形態をとる。また学生同士の学び合いを促進するため、グループワークやグループディスカッション等の活動を重視する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
本講座の授業計画の概要、授業のねらい、進め方、評価の仕方等について
第2回[対面/face to face]:教育課程の中の特別活動
学校生活(一日/一年間)における特別活動の位置づけ
第3回[対面/face to face]:特別活動の歴史
日本の学校における教科外教育の歴史、及び各活動・学校行事の成立と役割
第4回[対面/face to face]:学習指導要領と特別活動
学習指導要領の変遷と特別活動の位置づけの変化
第5回[対面/face to face]:特別活動の目標と展開
特別活動の目標、基本的な性格と教育活動全体における意義
第6回[対面/face to face]:特別活動の評価と改善
生徒による自己評価や相互評価の方法と、それに基づく教員の指導改善
第7回[対面/face to face]:話合い活動とその指導
合意形成・意思決定に向けた話合い活動のあり方と方法
第8回[対面/face to face]:学級・ホームルーム活動
学級活動・ホームルーム活動とその指導
第9回[対面/face to face]:児童会・生徒会活動
生徒の自治活動と担任・担当教員・学校の指導のあり方
第10回[対面/face to face]:学校行事・部活動
学校行事の種類と、その意義及び特質、部活動の位置づけと部活動の今日的課題および展望
第11回[対面/face to face]:各教科・道徳科・総合的な学習の時間等との関連
「主体的・対話的で深い学び」に基づく各教育活動と特別活動とのかかわり
第12回[対面/face to face]:家庭・地域・関連機関と連携した特別活動(シティズンシップ教育)
参加型民主主義の理解と、市民性を育む特別活動の実際
第13回[対面/face to face]:家庭・地域・関係機関と連携した特別活動(キャリア教育)
地域の教育力や社会教育施設等を活用した勤労生産活動や奉仕的活動の実際
第14回[対面/face to face]:まとめ:特別活動の課題と可能性
「集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせる」ことの意義と可能性
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業後のリアクションペーパーの作成、次回の準備課題への取り組み、学習指導要領の内容に関する小テストの準備、最終レポート作成の関して必要な調査・研究を進めることをふくめ、本授業の準備学習・復習等の時間は各4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に定めない。学習にかかわる資料等は授業の中で教員が適宜準備し、また参考文献等を指示する。
参考書References
『中学校学習指導要領解説 特別活動編』(平成29年7月告示 文部科学省)
『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』(平成30年7月告示 文部科学省)
※PDFでダウンロード可。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への主体的な参加状況(学習支援システムを活用し、授業終了後3日以内にコメント、次回の授業開始までに準備課題を提出)に対する評価(35%)、小テスト(20%)、グループプレゼンテーション(20%)、最終レポートに対する評価(25%)を総合的に見る。定期テストは行わない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特別活動の指導を行ううえで基本となるコミュニケーションスキルについて、学生同士で体験・実践する場を丁寧につくる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義はPowerPointやビデオ教材などを活用して進める。授業ごとのリアクションペーパーの作成と準備課題を確認するためにスマホやPCなどの端末が必要。また、最終レポートはwordなどの電子データの形で作成し、学習支援システムを介して提出する。