通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
LANe100TA（英語 / English language education 100）英語Ｓ（２）（夏期スクーリング）English
高井 美紀子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | 31005 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 高井 美紀子 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 1 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 2群午後 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students improve their skills in English reading, listening, and grammar, using English Gothic novels as material. In the course, students will read five short stories written between the end of the19th century and the beginning of the 20th century, by five English or American novelists, Hector H. Munro (Saki), Oscar Wilde, Richard Middleton, Arthur Q. Couch, and Henry James. All these short stories are rewritten versions of the original texts, rewritten in simple, plain English without spoiling the atmosphere and style of the originals. Each lesson consists of listening practice, reading practice, comprehension questions, and grammar practice, giving students well-balanced training in English. Moreover, students will consider how the genre of Gothic novels born in 18th century Britain still impact various works of entertainment today. At the end of the course, students are expected to read and enjoy various types of English texts according to each student's interest and ability.
Before each class meeting, students will be expected to have read the Japanese introduction of the author of the story. After each class meeting, students will have to do review assignments. Your study time will be more than one hour for a class.
Grading will be decided based on review assignments (20%), in class contribution (20%), and term-end examination (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業は、19世紀末から20世紀初めのイギリスの恐怖小説を題材に、英語のリーディング、リスニング、そして文法力を強化する講座です。授業では、ヘクター・マンロー（サキ）、オスカー・ワイルド、リチャード・ミドルトン、アーサー・クィラ=クーチ、ヘンリー・ジェームズという5人のイギリス人、アメリカ人小説家の短編を取り扱います。扱われる短編は、すべて原文の語彙文体を損なわない形で英語学習者の取り組みやすい英文にリライトされています。本授業は読解力を鍛えることを目指し、授業の中心はリーディングとなりますが、リスニングの演習も行います。テキストの本文のストーリーを理解した後には文法の演習も行います。このようにして、英語で小説を楽しみながら、リーディング、リスニング、文法力をバランスよく鍛えます。18世紀のイギリスで生まれたゴシック小説というジャンルがいかに現代のエンターテイメントに影響を及ぼしているかなどの考察も行い、その意義についても考えてみたいと思います。学生が、各々の習熟度に応じて様々な英語の文章を読み、それを楽しむ土台となるスキルと身に着けることが本授業の目的です。
到達目標Goal
学生は、本授業を通して以下の能力を身に着けます。
①2分程度の長さのストーリーを英語で聞き、必要な情報を正確に聞き取るリスニング力。
②英語の短編小説を読み、日本語に訳さずに原文のまま意味を理解するリーディング力。
③英文を読むために必須の5文型の正確な知識。
④動詞の正確な理解、特に自動詞と他動詞の正確な理解。
⑤標準レベルの英文を読むのに必要な基本語彙の習得。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP5」「日本文学科：DP3」「史学科：DP1, DP3」「地理学科：DP1」「経済学科：DP6, DP8」「商業学科：幅広い教養」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は演習形式で行います。2回の授業で短編小説を１つ読み終えるペースで進めます。
各授業の最初に導入リスニングを行い物語の背景的知識を得ます。その後リーディングに取り組み、最後に物語の結末を再びリスニングで聞きとります。ストーリーを理解した後、Comprehension QuestionsやGrammar Practiceに取り組み、学んだ知識の定着を図ります。まった、授業時間内に課題プリントのフィードバックも行います。演習形式ですので、学生の積極的な授業参加が求められます。
最終授業（第12回授業）で行う筆記試験のフィードバックは、試験の後に講評において行います。試験内容や採点の基準について解説を行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：Chapter1: Sredni Vashtar <1>
ヘクター・マンローの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第2回[対面/face to face]：Chapter2: Sredni Vashtar <2>
ヘクター・マンローの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第3回[対面/face to face]：Chapter3: The Cabterville Ghost <1>
Chapter4:The Cabterville Ghost <2>
オスカー・ワイルドの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第4回[対面/face to face]：Chapter5: The Cabterville Ghost <3>
オスカー・ワイルドの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第5回[対面/face to face]：Chapter6: On the Brighton Road <1>
リチャード・ミドルトンの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第6回[対面/face to face]：Chapter7: On the Brighton Road <2>
リチャード・ミドルトンの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第7回[対面/face to face]：Chapter8：A Pair of Hands <1>
アーサー・クィラ=クーチの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第8回[対面/face to face]：Chapter9: A Pair of Hands <2>
アーサー・クィラ=クーチの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第9回[対面/face to face]：Chapter10: The Romance of Certain Old Clothes <1>
ヘンリー・ジェームズの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第10回[対面/face to face]：Chapter11:The Romance of Certain Old Clothes <2>
ヘンリー・ジェームズの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第11回[対面/face to face]：Chapter12:The Romance of Certain Old Clothes <3>
ヘンリー・ジェームズの短編小説を題材にしたリーディング、リスニング、文法課題に取り組む
第12回[対面/face to face]：筆記試験
試験フィードバック
学習の定着度を確認するための筆記試験（60分）、筆記試験の内容・採点基準の解説、質疑応答等（40分）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。
準備学習として、取り上げる5人の作家の背景について書かれた日本語の導入文を授業前に読んで物語の背景的知識を得てください。導入文はChapter1、Chapter3、Chapter6、Chapter8、Chapter10の冒頭に載っています。復習としては、毎回の授業後に学習したChapterに出てきた重要語句に関するVocabulary ListとSummary Practiceのプリントを配布しますので、復習教材として取り組んでください。これらのプリントは翌日回収し、採点したうえでフィードバックを行います。
テキスト（教科書）Textbooks
【教科書名】Wicked and Shuddering Tales with Love
【著者】Yuko Hosokawa
【出版社】開文社
【出版年】2011年
【価格】税抜き1800円
参考書References
特に指定しません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は評価の内訳は以下の通りです。
平常点：40%（授業貢献度20％、復習プリント20％）
筆記試験：60%
の合計100％で評価します。
全授業12回のうち8回以上出席していることが筆記試験受験の条件となります。
遅刻や早退は0.5コマとしてカウントされます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度の冬期スクーリングで、英語の5文型に関する補助プリントを作成して配布したところ、分かりやすいと講評でしたので、今回も5文型に関する補助教材のプリントを配布する予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に必要ありません。
その他の重要事項Others
授業開始前までに各自テキストを購入しておいてください。
授業には辞書を持参してください。電子辞書、または紙の辞書を推奨しますが、どちらもない場合はスマートフォンの辞書を使うことを認めます。