人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIT500B2（文学 / Literature 500）日本文芸学特殊研究ＢResearch: Japanese Literary Studies B
山口 俊雄
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X0623 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 501 |
| 配当年次Grade | 院人日・博士後期課程・選択必修科目 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
日本文学専攻 （博士後期課程） |
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Outline (in English)
（Course outline）
You research and present on the works of Ishikawa Jun.
（Learning Objectives）
You develop skills for research and presentation.
（Learning activities outside of classroom）
You read the works of Ishikawa Jun, research about them, and prepare for your presentaion
（Grading Criteria /Policy）
Presentation (50%)
Questions and comments to the presenter (30%)
Final report (20%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
口頭発表および質疑応答を通じて、近代文学研究のための技量・見識を身につけてもらう。
到達目標Goal
【修士課程】
到達目標①：近代文学の研究方法を実践的に身に付ける
到達目標②：口頭発表・質疑応答を通じ、研究のための技量・見識を精緻化する。
到達目標③：和漢洋にわたる教養を持つ石川淳という作家の作品に接することにより、横断的な知のあり方に具体的に触れ、研究のための視野を広げる。
【博士後期課程】
到達目標①：近代文学の研究方法を実践的に身に付け、博士論文執筆のための基礎力の充実につなげる。
到達目標②：口頭発表・質疑応答を通じ、研究のための技量・見識を精緻化し、博士論文執筆につなげる。
到達目標③：和漢洋にわたる教養を持つ石川淳という作家の作品に接することにより、横断的な知のあり方に具体的に触れ、研究のための視野を広げ、充実した内容の博士論文の執筆につなげる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
適宜講義も交えるが、基本的に演習形式とする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：授業ガイダンス
今後の授業の進め方について説明。受講者の顔ぶれを確認しつつ、発表予定なども決める。
第2回[対面/face to face]：石川淳はどのような作家か
石川淳の略歴・文業についての講義
第3回[対面/face to face]：受講生による発表１
発表と質疑応答
第4回[対面/face to face]：受講生による発表２
発表と質疑応答
第5回[対面/face to face]：受講生による発表３
発表と質疑応答
第6回[対面/face to face]：受講生による発表４
発表と質疑応答
第7回[対面/face to face]：受講生による発表５
発表と質疑応答
第8回[対面/face to face]：受講生による発表６
発表と質疑応答
第9回[対面/face to face]：受講生による発表７
発表と質疑応答
第10回[対面/face to face]：受講生による発表８
発表と質疑応答
第11回[対面/face to face]：受講生による発表９
発表と質疑応答
第12回[対面/face to face]：受講生による発表10
発表と質疑応答
第13回[対面/face to face]：受講生による発表11
発表と質疑応答
第14回[対面/face to face]：まとめ
授業の振り返り、期末レポート課題についての説明など
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
発表者は発表の前日15時までに配付資料（レジュメ）をPDFの形でLMSにアップロードし、他の受講者は授業までにあらかじめ目を通しておく。
自分の発表で主題的に取り上げる作品以外の関連作（石川淳やその他の作家の作品）も広く意欲的に読むようにする。
テキスト（教科書）Textbooks
『石川淳全集 第七巻』（筑摩書房、1989）
★受講者の人数次第では、初回授業時に受講者と相談の上、同じ石川淳の別の作品群をテキストにすることがあり得る。
参考書References
山口ほか『最後の文人 石川淳の世界』集英社（集英社新書）、2021
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表（50％）
発言（30％）
期末レポート（20％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞日本近代文学
＜研究テーマ＞1930年代にデビューした石川淳や太宰治を中心に、広く近代文学を同時代の諸言説・諸事象との関係の中で読み、その歴史性の解明を試みている。
＜主要研究業績＞
『石川淳作品研究―「佳人」から「焼跡のイエス」まで』双文社出版、2005
「石川淳「霊薬十二神丹」論―典拠『武辺雑談』と練丹術と」『国語と国文学』98(4)、2021・4
「石川淳「影」論―一九五〇年代の現実から可能へ」『昭和文学研究』(82)、2021・3