人文科学研究科Graduate School of Humanities
GEO700B5（地理学 / Geography 700）地理学特別演習ⅠSeminar:Geography Ⅰ
前杢 英明
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X0449 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 研究室（Web掲示板のオフィスアワーで場所を確認すること） |
| 配当年次Grade | 院人地・博士後期課程・必修科目 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
地理学専攻 （博士後期課程） |
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Outline (in English)
This course deals with the research instruction to complete doctor thesis on Geomorphology and Quaternary sciences.
The goal of this course is to complete doctor thesis.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Your overall grade in this class will be decided based on the following; Presentation 50%,in course contribution 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
地形学や第四紀学に関わる博士論文作成のための研究指導
到達目標Goal
博士論文の研究テーマに沿って、既存の研究論文を熟読し、さらなる科学としての課題を抽出する。その上で、受講学生が調査・分析した研究成果を発表し、議論を重ねることによって、博士論文を熟成させることを目標とする。またその過程おいて、まとまった研究課題ごとに、学術雑誌等に投稿する準備をすることも本授業の目標の一つとする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
研究課題に関連する既存の研究論文の読み込みと、そこから抽出した新たな課題について発表する。また自分の研究テーマに関する調査・分析結果について発表し、参加者全体で議論を行う。課題（質問事項）等を課した場合は学習支援システムにて回答する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス授業
本演習の趣旨の説明
第2回[対面/face to face]：研究テーマの設定１
受講生の研究テーマの開陳と研究内容への意見交換１
第3回[対面/face to face]：研究テーマの設定２
受講生の研究テーマの開陳と研究内容への意見交換２
第4回[対面/face to face]：研究内容の紹介１
研究テーマに関連する既存研究論文のプレゼンテーション１
第5回[対面/face to face]：研究内容の紹介２
研究テーマに関連する既存研究論文のプレゼンテーション２
第6回[対面/face to face]：研究内容の紹介３
研究テーマに関連する既存研究論文のプレゼンテーション３
第7回[対面/face to face]：研究内容の紹介４
研究テーマに関連する既存研究論文のプレゼンテーション４
第8回[対面/face to face]：受講生の研究内容１
受講生の博士論文にかかわる調査・研究の進捗状況を報告、議論１
第9回[対面/face to face]：受講生の研究内容２
受講生の博士論文にかかわる調査・研究の進捗状況を報告、議論２
第10回[対面/face to face]：受講生の研究内容３
受講生の修士論文にかかわる調査・研究の進捗状況を報告、議論３
第11回[対面/face to face]：受講生の研究内容４
受講生の修士論文にかかわる調査・研究の進捗状況を報告、議論４
第12回[対面/face to face]：博士論文の課題と方向性についての議論と指導１
受講生の修士論文の進捗状況をふまえた、今後の課題や方向性についての議論と指導１
第13回[対面/face to face]：博士論文の課題と方向性についての議論と指導２
受講生の博士論文の進捗状況をふまえた、今後の課題や方向性についての議論と指導２
第14回[対面/face to face]：博士論文の課題と方向性についての議論と指導３
受講生の博士論文の進捗状況をふまえた、今後の課題や方向性についての議論と指導３
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
つねに図書館などで関連する内外の文献に目を通しておくこと。準備・復習時間は1回につきそれぞれ２時間以上とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しない。自然地理学に関連する内外の文献。
参考書References
「日本の地形１-７」東京大学出版会
「建設技術者のための地形読図入門１-４」古今書院
成績評価の方法と基準Grading criteria
プレゼンテーションの内容(50%)や議論への積極的な参加など(50%)を評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PowerPoint
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
自然地理学、（変動）地形学、第四紀学
＜研究テーマ＞
プレート沈み込み帯における地震性地殻変動に関する地形・地質学的研究、新生代氷床変動に関する地形・地質学的研究、環境変化と人間社会に関する自然地理学的研究
＜主要研究業績＞
前杢英明ほか（2005）：沈み込み帯沿岸の地殻変動を記録する古潮位計としての完新世暖温帯石灰岩に関する予察的研究．地理科学，vol.60-3，pp.136-142．
Maemoku, H. et.al.（1997）：Stratigraphy of the Late Quaternary raised beach deposits in the northern part of Langhovde, Lutzow-Holm Bay, East Antarctica. The Proceedings of NIPR Symposium Antarctic Geoscience, 10, 178-186.
Maemoku, H. et.al. (2012)Geomorphological constraints on the Ghaggar River regime during the Mature Harappan period, in Climates, Landscapes, and Civilizations, Geophys. Monogr. Ser., vol. 198, edited by L. Giosan et al., 97–106, AGU, Washington, D. C.