法学部Faculty of Law
POL300AD(政治学 / Politics 300)国際文化交流ⅡInternational Cultural Exchange 2
牧田 東一Tohichi MAKITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0653 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y804 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | グローバル・ガバナンスコース科目 |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) | グローバル・ガバナンスコース科目 |
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Outline (in English)
This lecture deals with problems related to migration and mutlicultural situation in the recipient society, focusing on Japanese situation, but it also deals with immigration and human rights policy in other developed countries.
The students are expected to uderstand international migration as an unavoidable phenomenon of the present world and see it from objective viewpoint and international human rights protection. Then, they are also expected to acquire knowledge to think by themselves possible government migrant policies in Japan.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業概要:国際移民の問題を多文化共生の観点から理解する。日本の多文化状況について理解を深めると同時に、他の先進国における移民政策や移民の人権擁護について理解する。
授業の目的・意義:国際移民を国際関係における一つの避けがたい現象であることをまず理解し、客観的な観点、また国際人権の観点から考える姿勢を身につけることを目的とする。その前提の上で、政府がとりうる政策について、最終的には日本の政策の可能性について、自ら考えるための基礎的な知識を身につける。
到達目標Goal
日本を含む先進国の多文化状況の現状、原因、課題について理解する。移民問題の一つの対処方法である多文化主義の理念と現実について、海外の事例を含めて理解する。日本における多文化共生の理念と現実について理解する。日本の移民に対する政府、自治体、市民社会の政策や活動について、内容と課題を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP1」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的には対面で行います。
ただし、感染状況によりオンライン授業が大学から指示された場合には、Youtubeを使った授業ビデオを事前に見て、授業当日にZoomを用いてディスカッションなどのオンライン授業を行います。Zoomは無料で簡単にダウンロードできます。詳しくは、授業支援システムの「授業内掲示板」を見てください。
対面授業では、講義に加えて、テーマを与えてグループディスカッションを行います。
授業後、授業支援システムを使っての小テストを行います。締め切りは授業当日の23:55です。成績評価は小テストの平均値(50%)と期末レポート(50%)とします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:国際移民の時代
国際移民を歴史的に概観し、グローバル化と移民の関係を理解する。
第2回[対面/face to face]:在日韓国朝鮮人の移民の原因
帝国主義の時代の遺産である旧植民地出身者の中で最大集団である在日韓国朝鮮人の形成を歴史的に理解する。
第3回[対面/face to face]:在日韓国朝鮮人の社会生活、文化
戦後日本において、在日韓国朝鮮人がどのように生きてきたのか、その社会的貢献を含めて理解する。
第4回[対面/face to face]:アジア系新移民
1970年代以降のアジア系の新移民について、その原因や置かれた状況を理解する。
第5回[対面/face to face]:日系移民
1990年代にアジア系に取って代わった中南米からの日系移民の原因と現状を理解する。
第6回[対面/face to face]:フランス、ドイツの移民問題
フランスとドイツの移民問題、移民政策の基本を理解する。
第7回[対面/face to face]:イギリスの移民問題、多文化主義
イギリスの移民問題、多文化主義の思想を理解する。
第8回[対面/face to face]:アメリカの移民問題、多文化主義
アメリカの移民問題、多文化主義を理解する。
第9回[対面/face to face]:カナダの多文化主義
カナダの移民問題、多文化主義を理解する。
第10回[対面/face to face]:オーストラリアの多文化主義
オーストラリアの移民問題、多文化主義を理解する。
第11回[対面/face to face]:在日外国人が抱える諸問題
在日外国人の人々が抱えている様々な問題を広く把握する。
第12回[対面/face to face]:日本の移民政策の変化と現状
日本政府の移民政策を歴史的に見ると同時に、現状の課題を考える。
第13回[対面/face to face]:地方自治体の外国人政策の変化と現状
地方自治体で行われている外国籍住民への政策を神奈川県を例に見る。
第14回[対面/face to face]:民間NPOによる外国人支援
外国人支援を行っている民間団体、NPOの活動の特徴、限界などを見る。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業後に、出された課題に対して小テストに回答していただきます。回答にはある程度自分で調べる作業が必要になります。その後、情報を比較検討して、自分の考えをまとめる作業が必要です。また、授業で取り上げる様々なテーマについて、参考文献を自ら読み進め、理解を深めることが期待されます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは定めない。
参考書References
参考文献は授業の各回にレジュメで示す。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加50%、期末レポート50%。(レポートは1回) 。授業への参加は、第1回を除いて、小テストを行い、その点数の平均とする。遅刻の場合は、小テストの点数を半分とするので、遅刻しないように。期末レポートは、授業の中盤で課題を示す。参考文献を最低1冊読んで、課題について自分の意見をまとめる。提出は授業支援システムを利用。
小テストの採点については、簡単なコメントをつける他、次の回の授業の際に、共通の問題点(減点の理由)を解説し、また高得点の回答の内容を紹介するなど、フィードバックを行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
その他の重要事項Others
なし