法学部Faculty of Law
POL300AD(政治学 / Politics 300)国際NGO論ⅡInternational NGO 2
堀場 明子Akiko HORIBA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0650 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市G‐G401 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | グローバル・ガバナンスコース科目 |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) | グローバル・ガバナンスコース科目 |
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Outline (in English)
Various global issues such as hunger, poverty, human rights abuses, and environmental destruction are becoming increasingly serious. The role of NGOs, which work for non-profit solutions to these issues from the standpoint of citizens beyond national borders, is becoming ever more important.
In providing assistance, NGOs focus not only on material support, but also on strengthening people's own abilities to reach their potential and to work for self-reliance and improvement by the residents themselves. The purpose of this program is to learn the philosophy and approach of NGO activities from actual examples, to understand the role NGOs play in society and the challenges they face in the future, and to think about what we can do to contribute.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
飢餓や貧困、人権侵害、環境破壊など、様々な地球規模の課題がますます深刻化しています。これらの課題に対して、国境を越えて市民の立場から非営利で解決に取り組むNGOの役割が重要になってきています。
NGOの支援においては、物質的な支援だけではなく、人々の潜在的な能力を強め、住民自身が自立的に改善に取り組んでいくことを重視しています。このようなNGOの活動理念やアプローチを実例から学び、NGOが社会の中で果たす役割と今後の課題を理解し、自分たちに何ができるかを考えることを目的とします。
到達目標Goal
(1)地球規模課題に取り組むNGOの特徴と課題を理解する。
(2)一人ひとりの市民が、国際協力にどのように関わることができるか、糸口を見つける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP1」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
私が実際に途上国や日本国内で経験してきた現場の活動を中心に、パワーポイントやビデオを使って授業を進めます。
講義だけではなく、グループワークや投票・発表など、学生の皆さんにも参加してもらう機会を作ります。
授業終了後に「テスト/アンケート機能」や「課題機能」を使った授業の振り返りを提出してもらいます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
NGOについての概要
第2回[対面/face to face]:政府と非政府
政府の役割とNGOの役割について
第3回[対面/face to face]:民主化支援のNGO
東南アジアの民主化支援NGOを事例に
第4回[オンライン/online]:環境保護の取り組み
森林保護をめぐるNGOの活動について
第5回[対面/face to face]:平和構築への取り組み
東南アジアの紛争から考える。
第6回[対面/face to face]:NGO間のネットワーク
ネットワークの意義とNGO間の連携
第7回[オンライン/online]:人道支援NGO
国内外の緊急支援NGOについて
第8回[オンライン/online]:NGOと企業との連携
NGOと企業との連携の意義および課題と事例
第9回[対面/face to face]:NGOの組織運営とファンドレイジング
NGOの組織の特徴と、NGO活動を支える組織運営・資金調達についての概要
第10回[対面/face to face]:プロジェクト立案
問題分析から事業立案を実際に行い、発表してもらう
第11回[対面/face to face]:プロジェクト立案
発表の続き
第12回[オンライン/online]:政策提言
政策実現にむけた政治とのかかわりについて
第13回[対面/face to face]:働く場としてのNGO
NGOの職場環境や待遇と、NGOで働くことの意義
第14回[対面/face to face]:まとめ
全体の授業のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義において、適時次回授業までの課題および予習内容を指示します。
また、発表してもらうため、その準備に関しては授業中に指示します。
本授業の準備学習・復習時間は各1時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特にテキストは使いません。
授業中に使用するパワーポイントを授業支援システムにアップします。
参考書References
・めざすは貧困なき世界、高柳彰夫、フェリス女学院大学
・SDGs―危機の時代の羅針盤、南博、稲場雅紀、岩波新書
・あの日私たちは東北へ向かった 国際協力NGOと3・11、国際協力NGOセンター、早稲田大学出版部
・ジャパンプラットフォーム ウェブサイト
https://www.japanplatform.org/
・国際協力NGOセンター(JANIC) ウェブサイト
https://www.janic.org/
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、課題の発表とその内容(60%)、授業中のグループディスカッションでの発言内容(20%)、授業後のリフレクションぺーパー(20%)を目安とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
資料については、見やすい資料を作るように心がけるとともに、できるだけ最新のデータを収集して作成します。
グループに分かれての議論やワークショップに対する要望が多いので、授業にできるだけ議論する場を取り入れます。そのため、この授業を取る学生は、グループディスカッションで積極的に発言することを求めます。