法学部Faculty of Law
POL300AD(政治学 / Politics 300)国際NGO論ⅠInternational NGO 1
渡部カンコロンゴ 清花Sayaka WATANABEKANKOLONGO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0649 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市G‐G503 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | グローバル・ガバナンスコース科目 |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) | グローバル・ガバナンスコース科目 |
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Outline (in English)
(Course outline)
In order for society to function soundly, there is a role for the government (administration) to provide "public goods" such as social capital and public services, and there are companies that provide products and services and grow in pursuit of profit. In addition to these roles, it is said that the roles of non-profit organizations, including NGOs, are necessary.In recent years, notable activities of non-profit organizations have increased in areas such as education, environment, disasters, poverty, human rights, welfare, and medicine.
In this class, students will learn about the development and history of NGOs and NPOs in the world and in Japan with a lecturer who is actually involved in NPO practice.
In addition, external lecturers directly involved in NGOs and NPOs will be invited to explore, through questions and discussions, the issues we should consider in the future based on their experiences and struggles in the field.
Through these activities, students will learn about the possibilities and challenges of NGOs and NPOs in today's society and in the future.
(Learning Objectives)
1、To be able to understand the significance/role of non-profit organizations in society
2, To be able to understand the structural and institutional challenges of nonprofit organizations
3、 Become familiar with non-profit organizations and be able to have your own opinion
Instructors who are actually active representatives of NPOs use textbooks and use slides and videos to proceed with the lessons. I would like to share and discuss frankly not only my experiences, but also my conflicts and challenges, as my generation is somewhat similar to yours.
(Grading Criteria /Policy)
In addition to lectures, there will be opportunities for student participation through group work, discussions, and presentations. Please come to class with an attitude of participation in group discussions.
After each class, students are asked to submit comments on their reflections using the "test/survey function". This will be used as material for the next class.
Submission of reflection comments via the "test/survey function" (40%)
Final report (40%)
Attitude toward participation in discussions (20%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会が健全に機能するためには、社会資本や公共サービスなどの「公共財」を供給する政府(行政)の役割、社会が必要とする商品やサービスを提供し経済活動を回しながら利益追求型で成長する企業の役割、そして、NGOを含めた非営利組織の役割が必要と言われる。近年では、教育、環境、災害、貧困、人権、福祉、医療などでも非営利組織の顕著な活動が増えてきている。
この授業では、実際にNPOの実務に関わる講師と共に、世界のNGO・NPO、日本のNGO・NPOの発展と歴史について学ぶ。
また、NGO・NPOに直接携わる外部講師を招き、質問や議論を通して現場の経験や葛藤から今後私たちが考えるべき論点を探る。
これらを通して、現代社会、未来におけるNGO・NPOの可能性と課題を学ぶ。
到達目標Goal
1、社会における非営利組織の存在意義/役割について理解できるようになる
2、非営利組織の構造的・制度的な課題について理解できるようになる
3、非営利組織の存在を身近なものと捉え、自分の意見をもてるようになる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP1」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
実際に現役でNPOの代表を務める講師が、テキストを使用しながら、スライドや映像を使って具体的事例なども組み込んで実践的に学びます。皆さんと世代が近い分、経験のみならず葛藤や課題についても、率直に共有・議論したいと思います。講義だけではなく、なるべくグループワークや議論、発表などを通して学生が参加する機会も設けます。グループディスカッションに参加する姿勢を持って授業に臨んでください。
授業後には「テスト/アンケート機能」を使い、毎回振り返りのコメントを提出してもらいます。それを次回の授業での材料とします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
講義の狙いおよび春学期の授業計画の説明
第2回[対面/face to face]:NGO・NPOとは何か
民間組織におけるNGO・NPOの位置付け、株式会社との違い、NGOとNPOの違い
第3回[対面/face to face]:NGO・NPOの法人制度
組織に人格を与えるとは?1998年に成立したNPO法の背景と成立過程、税制優遇制度の導入
第4回[対面/face to face]:非営利組織のアカウンタビリティ
NGO・NPOの組織運営、財源、組織運営、ガバナンス
第5回[対面/face to face]:NPOの状況と支援組織
自治体や民間企業との違いや協働関係、市民参加、特徴について
第6回[対面/face to face]:実際のNPOの組織及び活動の事例(外部講師①)
第5回を受けて具体事例を聞く&質問・議論
第7回[対面/face to face]:NGOの状況とネットワーク組織
第6回の講義を受けてのディスカッション、国際協力、SDGs、ソーシャルビジネスについて
第8回[対面/face to face]:実際のNGOの組織及び活動の事例(外部講師②)
第7回を受けて具体事例を聞く&質問・議論
第9回[対面/face to face]:講師がNPOに携わる中での意義と課題
第8回の講義を受けてのディスカッション、講師による現場からの考察についてレクチャー
第10回[対面/face to face]:当事者の話を聞く(外部講師③)
日本に暮らす難民の方から話を聞く、質問・議論
第11回[対面/face to face]:NGO・NPOと政策提言
ルール形成、アドボカシー、政策起業
第12回[対面/face to face]:NGO・NPOで働くには?
関心のあるテーマ、領域、組織のリサーチ、発表。
第13回[対面/face to face]:プロジェクト立案(ワークショップ)
グループワーク発表、質疑応答、講評
第14回[対面/face to face]:まとめ
春学期の授業の全体を振り返る
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義において、適時次回授業までの課題および予習がある際には内容を指示します。
また、期末にレポート提出があります。
本授業の準備学習・復習時間は計1時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『NPO・NGOの世界』大橋 正明/利根川 佳子。放送大学教育振興会、2021年、価格 ¥3,410
上記に挙げたテキストについては、こちらで準備します。
授業にて使用するスライドはシステムにアップします。
参考書References
『開発NGOとパートナーシップ 南の自立と北の役割』(コモンズ 2007)下澤嶽
『国境を超える市民ネットワーク』(東洋経済新報社、2003)目加田説子
『アメリカのNPO:日本社会へのメッセージ』(第一書林、2000)NPOサポートセンター編
『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版 01 ソーシャルイノベーションの始め方』(SSIR Japan, 2022)
成績評価の方法と基準Grading criteria
「テスト/アンケート機能」での振り返りコメント提出(40%)
期末レポート(40%)
議論への参加姿勢(20%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布・課題提出等のために学習支援システムを使えるようにしておいてください
その他の重要事項Others
授業後10分を、オフィスアワーとします。質問等がある方は、有効活用してください。