法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)憲法ⅢConstitutional Law 3
小川 亮Ryo OGAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0574 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y605 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | クラス指定科目 ※法律2年H-N・3年以上全 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) |
選択必修科目(32単位以上) 憲法科目(4単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture will focus on the issues of government institutions.
At the end of the course, students are expected to understand the relationship between democracy and Constitutionalism.
Before and after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process: Active Learning: 30%; Final Exam: 70%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、「行政・公共政策と法」コースに位置づけられるものとして、憲法の統治機構の諸問題を扱います。立法、行政、司法という水平的権力分立と中央と地方という垂直的権力分立の二つの側面から、日本の統治機構のあり方を勉強します。
到達目標Goal
憲法の基本的概念について、多くの学説に共有されている理解を説明することができるようになる。
憲法に関する基本的な判例に関する知識を習得する。
憲法に関する議論を批判的に検討できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は講義形式で行います。レジュメや資料を適宜配布し、レジュメに沿って進行します。レジュメの中に「問い」を立てて、適宜、皆さんに質問します。グループディスカッションも行うことがあります。
また、授業の中盤に、憲法学の論文を読む回を設けます。受講生の皆さんには、その際に、コメントペーパーを作成していただきます。詳細については第一回において説明します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンスと本講義の序論
授業の進め方について
国家はなぜ正統なのか
2[オンライン/online]:権力分立と天皇制
日本国憲法における権力分立制の枠組と日本国憲法下の天皇制の位置づけ
3[オンライン/online]:国民主権
国民主権の意味
4[オンライン/online]:選挙
日本国憲法下の選挙制度とその諸問題
5[オンライン/online]:国会(1)
国会の権限と活動
6[オンライン/online]:国会(2)
国会議員の地位
7[オンライン/online]:内閣(1)
日本国憲法における議院内閣制と内閣の権限を巡る諸問題
8[対面/face to face]:内閣(2)
総理大臣の地位と権限
9[対面/face to face]:憲法学の論文を読む
憲法学の論文を一本読みます。受講生には全員、コメントペーパーを出していただきます。
10[対面/face to face]:裁判所(1)
司法の機能
11[対面/face to face]:裁判所(2)
司法権の限界
12[対面/face to face]:裁判所(3)
裁判所の組織と司法権の独立
12[対面/face to face]:地方自治
地方自治を巡る諸問題
14[対面/face to face]:期末試験
試験・まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で挙げる参考書を事前に読んで授業に臨みます。また授業後は、配布されたレジュメや資料を読み直し、関連判例などを自分で調べるようにします。
新聞その他のメディアにおける政治問題に関心をもって、憲法との関連で考えてみるようにします。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ』第7版(有斐閣、2019年)
参考書References
芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法』第7版(岩波書店、2019年)
佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011年)
野中俊彦・中村睦男・高橋和之・高見勝利『憲法Ⅱ』第5版(有斐閣、2012年)
辻村みよ子『憲法』第6版(日本評論社、2018年)
高橋和之『立憲主義と日本国憲法』第5版(有斐閣、2020年)
元山建・建石真公子編『現代日本の憲法』第2版(法律文化社、2016年)
渡辺康行・宍戸常寿・松本和彦・工藤達朗『憲法Ⅱ 総論・統治』(日本評論社、2020年)
長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ』第7版(有斐閣、2019年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験(70%)及びアクティブラーニングへの参加度(30%)により評価します。後者の評価方式については初回に説明します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回のレジュメや資料は学習支援システム上にアップします。コメントペーパーは学習支援システムにアップロードしていただきます。