法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)環境政策Environmental Policy
西谷内 博美Hiromi NISHIYAUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0530 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
[Course Outline]
In the field of environmental policy, this class will look into the problematic situation, national policies and international trends.
As regards points of view, we shall pay attention to the principles, techniques and actors of environmental policies.
As regards topics, we will address air pollution, the water system, waste and resources, climate change, chemicals, biodiversity and the SDGs.
[Learning objectives]
At the end of the course, students should be able to:
・consider environmental problems to be their own, rather than someone else's.
・can explain their views on environmental policy using terms and concepts derived from environmental policy theories.
・can explain the problematic situation, national policies and international trends of typical environmental problems.
[Learning activities outside of classroom]
Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapter(s) from the text. Your required study time is at least one hour for each class meeting.
[Grading Criteria /Policies]
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
midterm and final examination: 25% each, class contribution: 50%.
The contribution point will be allocated as follows:
homework 25%, speak in class 10%, reaction paper 10%, groupwork 5%.
However, I may adjust the allocation of the point depending on circumstances such as the number of students attending the class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
環境政策について、対応する問題状況、国内の政策、そして国際動向を考察する。視点としては、政策の原則と手法、そしてアクターに注目する。テーマとしては、大気汚染、水環境、資源循環、気候変動、化学物質、生物多様性、そしてSDGsの展開を扱う。
到達目標Goal
・環境問題について、「偉い人がなんとかするだろう」ではなく自分ごととしてとらえることができる。
・環境問題の解決に向けた方策について、環境論や政策論の概念を用いて説明することができる。
・環境問題の代表的なトピックの、問題状況、国内政策、そして国際動向について概ね理解し、説明することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
同時双方型オンライン授業。授業形態は講義よりも、宿題(個人ワーク)と授業内でのグループワークがメインとなります。より具体的には、授業前学習において、宿題となるテーマやキーワードについて、テキストやその他の外部資料を用いて十分に学習してもらいます。授業内では、その知識をもちよりグループワークを実施することで、知識を定着させたり、理解を展開させたりします。毎授業回の最後にリアクションペーパーを書くことで、個々の学びを振り返り整理してもらいます。宿題とリアクションペーパーの回答はクラスで共有し、まとめてフィードバックします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス/ブレインストーミング
授業の内容と進め方を共有します。また、特定の問題事例について「誰が」「何をする」とよいのかを、ざっくばらんにブレインストーミングします。
2[オンライン/online]:導入1 環境の時間軸
本題に入る前に、環境問題と近代化の関係を確認しておきます。また南北問題もおさえておきます。
3[オンライン/online]:導入2 国際環境政策
国際政策の前提となる政治的な国際秩序を確認しておきます。また特定の事例に即して、多国間環境協定の運用について理解を深めます。
4[オンライン/online]:環境政策の原則と手法
テキスト序論
5[オンライン/online]:大気汚染
テキスト第1章
6[オンライン/online]:水環境
テキスト第2章
7[オンライン/online]:中間試験・まとめと解説
前半の授業内容について中間試験を実施します。またピアインストラクション形式で答え合わせと解説を実施します。
8[オンライン/online]:廃棄物と資源循環
テキスト第3章
9[オンライン/online]:気候変動
テキスト第4章
10[オンライン/online]:化学物質
テキスト第5章
11[オンライン/online]:生物多様性
テキスト第6章
12[オンライン/online]:SDGsの概要
テキスト第7章
13[オンライン/online]:SDGsの取り組み
テキスト第8・終章
14[オンライン/online]:期末試験・まとめと解説
後半の授業内容について期末試験を実施します。またピアインストラクション形式で答え合わせと解説を実施します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習はとりわけ重要です。テキストの指定された箇所を能動的に読み、十分に理解を深めてください(クリティカルリーディング)。また、指定されたキーワードについての宿題を実施し提出してください。その学習のためには、テキストのみならず、任意の外部資料にも当たって理解を深める必要があります。
復習については、各回の授業内容について、十分に理解を深め定着させておいてください。
テキスト(教科書)Textbooks
竹本和彦編, 2020, 『環境政策論講義――SDGs達成に向けて』東京大学出版会.
参考書References
倉坂秀史, 2014, 『環境政策論 第3版』信山社出版.
白井信雄, 2020, 『持続可能な社会のための環境論・環境政策論』大学教育出版.
吉田徳久, 2019, 『環境政策のクロニクル――水俣病問題からパリ協定まで』早稲田大学出版部.
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間テスト25%、期末テスト25%、平常点50%。
平常点の内訳は以下の通り。配分は受講者数等に応じて調整する場合があります。
―宿題 25%
―発言シートとグループワーク 15%
―リアクションペーパー 10%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
zoom用のデバイス、カメラ、そしてマイク。発言機会が常時あるためマイクが必要です。また、グループワークは基本的にカメラONで実施してもらうためカメラも必要です。