法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)まちづくり論Town Planning Theory
杉崎 和久Kazuhisa SUGISAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0521 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | ○ |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | ○ |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) |
選択必修科目(26単位以上) 展開科目(12単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【授業の概要(Course outline)】
In this lecture, we overview the system to control the space in the city.
【到達目標(Learning Objectives)】
By the end of the course, students should be able to do the followings:
A.Understanding the system that controls the formation of urban space
B.Recognizing the contemporary problems of urban space
【授業時間外の学習(Learning activities outside of classroom)】
Your required study time is at least two hours for each
class meeting.
【成績評価の方法と基準(Grading Criteria /Policy)】
Grading will be decided based on Mid-term report (30%), and reports at each class(70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
政治学科科目の中で「行政・地方自治科目群」に属し、全国一律の都市空間制御の仕組みである都市計画法の運用に加えて、特定課題別の政策的対応、さらに地方自治体や地域住民等が地域特性や課題に対応して都市空間制御を実践している事例について概観するものである。
到達目標Goal
1)地域特性に対応した都市空間制御等の運用事例の特徴・効果等を分析できること
2)現代、将来に対する都市計画等システムの課題を認識できること
3)都市問題には、多様な利害の存在していることを理解し、それを踏まえた課題解決が行われることを理解すること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・オンデマンド教材を用いて行う。
・火曜日中に授業動画を学習支援システムにアップロードする(なお、スライドデータは配布しない)。
・受講者は、オンデマンド教材を視聴し、学習支援システムを通じて出題された課題を同じ週の金曜日18時までに提出する。
・必要に応じて、授業の中で解説を行うことを通じてフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
地域課題と地域独自の取組(まちづくり)
第2回[オンライン/online]:戦後の住宅政策
セーフティネットとしての役割を果たしてきた住宅供給を目的とする政策について理解する。
第3回[オンライン/online]:防災まちづくり1(大規模地震への対応)
地震・火災など大規模災害に備えた対策について理解する。
第4回[オンライン/online]:防災まちづくり2(気候変動に伴う災害への対応)
近年増加している水害等への対応について理解する。
第5回[オンライン/online]:商業・流通政策とまちづくり
購買活動の変化に伴う都市構造、空間の変化を理解する。
第6回[オンライン/online]:歴史的街並み保存・再生
歴史的価値を持つ街並みや集落を継承し、活用していく取組について理解する。
第7回[オンライン/online]:アーバンデザイン・景観
地域特性の活かした都市空間を形成する方法について理解する
第8回[オンライン/online]:ユニバーサルデザイン・バリアフリー
多様な主体の社会参加を担保する都市空間のあり方を理解する。
第9回[オンライン/online]:公共空間の利活用
身近な空間を利用した地域の魅力向上のための取組を理解する。
第10回[オンライン/online]:都市のモビリティ
高齢社会における都市空間の移動の課題とその対応について理解する
第11回[オンライン/online]:都市農地の保全
都市空間における農地の価値の再評価とその施策について理解する。
第12回[オンライン/online]:草の根まちづくり概論
地域住民、当事者等によるボトムアップによる都市空間改善の経緯を理解する。
第13回[オンライン/online]:草の根まちづくりの事例1
地域住民等による地域環境改善の取り組み事例を理解する。
第14回[オンライン/online]:草の根まちづくりの事例2
地域住民等による地域環境改善の取り組み事例を理解する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
・「地域課題に関するレポート」は、自らが生活する地域の土地利用の現状、課題に関する考察をするため、資料収集や現地調査が必要となる。
テキスト(教科書)Textbooks
・教科書は使用しない。オンデマンド教材(動画)を使用する。
参考書References
澤木昌典・嘉名光市 編著「図説 都市計画」(学芸出版社)
伊藤雅春・小林郁雄・澤田雅浩・野澤千絵・真野洋介・山本俊哉 編著「都市計画とまちづくりがわかる本 第二版」(彰国社)
成績評価の方法と基準Grading criteria
・評価は、「①授業ごとに出題する課題」の合計(70%)、「②レポート課題」(30%)の合計点で評価する(期末試験は実施しない)。
・また、①については提出回数が9回未満(全14回のうち)、②については未提出の場合には成績評価をしない(E評価とする)。
・「①授業ごとに出題する課題」のについて
・評価は下記とする。
A:授業内容を踏まえて、独自に事例や制度の調査を行うなど独自の視点からの意見や考え方が記述されれている。
B:適切な分量を満たし、授業内容を踏まえた内容が記述されている。
C:授業内容を踏まえた内容が記述されていないか、適切な分量をみなしていない。
D:未記入
なお、提出締切時間は厳守すること(締切時間を過ぎたものは理由の如何に関係なく、採点評価しない)。
・「②レポート課題」について
出題は、11月中の講義の中で行う(実施日は未定)。
提出締切は、授業内で指示する。提出は、学習支援システムを通じて行う。
(締切日時以降の提出は、いかなる理由があっても受理しない。そのため余裕をもって提出作業をすることが望ましい。)
・評価は下記とする。
A:地域特性や回答者の特徴を踏まえるなど、独自の視点からの意見が記述されているなど優れた内容である。
B:レポートの課題主旨ができ、適切な内容である。
C:レポートの課題主旨が理解できていない、または提出形式に不備がある、とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
背景となる社会事情、実現する都市空間などについて理解を深める視覚資料
等の改善を行いたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
この講義は、オンデマンド教材にて実施する。授業動画配信、資料配布、課題提出等には学習支援システムを活用する。そのためオンデマンド教材を視聴するインターネット環境、課題作成、提出をするための必要な環境が必要となる。
その他の重要事項Others
・春学期の「都市政策」を受講している前提で講義を進める(ただし「都市政策」は未受講でも履修は認める)。
・授業担当者は、複数の地方自治体の現場において、行政と地域住民をつなぐまちづくりコーディネーターとして勤務経験を有する教員が地域での実践事例を交えながら、都市の空間制御に関する仕組みについて講義する。