法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)マス・コミュニケーション論ⅠMass Communication 1
郭 善英Sunyoung KWAK
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0314 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y801 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
This course introduces basic concepts and theories about the characteristics and roles of mass communication, in order to provide grounds on that students can develop analytical and critical viewpoints on communication and media phenomena.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
マス・コミュニケーションの特徴・役割など関する基本的な概念と理論を学び、実際行っているコミュニケーション、メディア現象をより分析的・批判的に考察できる能力を養う。
到達目標Goal
1)マス・コミュニケーションに関する概念・理論にを理解する。
2)現代社会におけるマスコミュニケーションの役割・重要性を理解し、分析的・批判的に考察する。
3)学習した理論・概念を現実のメディア・コミュニケーション現象に適用し、自分の意見・議論を共有する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に強く関連。「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
- 主に講義とケース分析を行い、ケース分析では最近話題になるメディア現象などを中心に紹介します。学生には自らのケース紹介およびディスカッション参加が求められます。
- 授業内容に応じて、意見・感想をワークシートに記入してもらったり、グループワークを行うことがあります。。ワークシートは原則、授業当日中に提出してもらい、提出内容につきましては次回の授業中に解説を行い、意見・感想の内容はクラスで共有し議論します。
- レポートとテストは採点の後、学習情報システムにて返却します。
- 対面授業が難しい場合、Zoomによるリアルタイム授業を行い、出席できない学生には授業の録画を提供します。(事前相談必要)
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:授業概要:マス・コミュニケーションとは?
授業の構成とマス・コミュニケーション論を学ぶ意義について紹介します。
2[対面/face to face]:マス・コミュニケーションの歴史と機能
マス・コミュニケーション、マス・メディアの歴史と関連概念の変遷について学びます。
3[対面/face to face]:表現の自由と規範理論
マス・メディアの在り方に関する規範理論を学びます。
4[対面/face to face]:2つのパラダイム(1)
コミュニケーション学の2大パラダイムの中、主流・伝統パラダイムを学びます。
5[対面/face to face]:2つのパラダイム(2)
マルクス主義に基づく批判的パラダイムを学びます。
6[対面/face to face]:ニュースの社会学
報道の過程に影響を及ぼす社会的要因を通じて、マス・メディアと社会の関係を考察しなす。
7[対面/face to face]:マス・コミュニケーションと民主主義
民主主義のためのメディアの役割について学びます。
8[オンライン/online]:【TOPIC】選挙とコミュニケーション
コミュニケーションと選挙の関係、日本の選挙報道おける「公正性」について考察します。
9[対面/face to face]:オールド・メディアとニュー・メディア
インターネットなどニュー・メディアの特徴について学びます。
10[対面/face to face]:マス・コミュニケーション効果理論
マス・コミュニケーションの効果に関する理論を学びます。
11[対面/face to face]:オーディエンス論
批判的理論の伝統の中発展してきたオーディエンスに関する理論を学びます。
12[対面/face to face]:メディア倫理I
倫理問題が問われるケースから、倫理問題が発生する理由についてグループワークを行います。
13[対面/face to face]:メディア倫理II
メディア倫理に関するグループワークの結果を共有します。
14[対面/face to face]:期末テスト
オープンブック形式で、授業内容に基づき自分の意見を述べます。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
新聞、テレビ、ネットニュースなど、メディア・コンテンツに接し、気になる現象、議論などを考えておいてください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
決まった教科書はありません。
参考書References
マクウェール、デニス(2010)『マスコミュニケーション研究』慶應義塾大学出版会
McQuail, Denis and Mark Deuze. 2020. McQuail's Mass Communication Theory. London: Sage.
スタンリー J.バラン、デニス K.デイビス (2007) 『マス・コミュニケーション理論 ―メディア・文化・社会』新曜社
Baran, Stanley J.and Dennis K. Davis. 2020. Mass Communication Theory: Foundations, Ferment, and Future. Oxford University Press.
大石裕 (2022) 『コミュニケーション研究』慶應義塾大学出版会
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加 20%(出席・ワークシートなど)
テスト 40%(オープンブック形式)
期末レポート 20%
選挙報道課題 10%
メディア倫理グループワーク 10%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
映画などの活用は学生から反応が良いし、良いコメント・議論にもなりますので引き続き活用します。前年度のグループワークから斬新で発展的な議論が出来ましたので、今年度も積極的に活用したいと思います。