法学部Faculty of Law
ECN200AC(経済学 / Economics 200)経済政策ⅠEconomic Policy 1
濱秋 純哉Junya HAMAAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0281 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y606 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
Course Outline
Governments conduct a wide range of economic and other public policies including, for example, the construction of dams and roads, the provision of education services, and the provision of a social security system. While of course there are a large number of areas that are left to the private sector, the question nevertheless is why there are areas in which governments directly and indirectly contribute to the provision of goods and services. This course considers this issue from a microeconomic perspective using welfare analysis.
Learning Objectives
At the end of the course, students are expected to acquire the ability to evaluate economic policies based on economics.
Learning Activities Outside of Classroom
Before/after each class meeting, students are expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policy
Final grade will be decided based on the following:
Term-end examination: 70%, Review questions after each class: 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
政府は,ダムや道路の建設,教育サービスの提供,及び社会保障制度の整備などの「経済政策(公共政策)」を行っている。民間企業の自由な活動に任せる分野がある一方で,このように政府が直接・間接に財・サービスの提供に関与する分野があるのはなぜだろうか。このような疑問に対して,経済学の余剰分析の考え方に基づき考察する。
到達目標Goal
この講義では,受講者各人が,現実の経済政策を評価する力を身に付けることを目標とする。具体的には,経済学の余剰分析の考え方に基づき,外部性の問題や望ましい公共財の供給について主体的に考察できるようになることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
直感的な理解が進むように図表を使った説明を交えながら,講義形式で経済政策に関するトピックを解説する。授業の途中や授業後に復習問題を解く時間を設け,受講者が自分の頭で考える機会も作る。復習問題については,翌週の授業までに解説資料をアップロードし,解答の説明と講評(多かった間違いや興味深い解答の紹介など)を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
経済学でどのように経済政策について考えるか?
2[オンライン/online]:経済政策を分析するための準備1
完全競争市場とは何か,需要曲線と供給曲線
3[オンライン/online]:経済政策を分析するための準備2
消費者余剰の図示
4[オンライン/online]:経済政策を分析するための準備3
弾力性の概念
5[オンライン/online]:経済政策を分析するための準備4
様々な費用の概念
6[オンライン/online]:経済政策を分析するための準備5
企業の利潤最大化行動と供給曲線
7[オンライン/online]:経済政策を分析するための準備6
生産者余剰の図示
8[オンライン/online]:経済政策を分析するための準備7
経済政策の余剰分析
9[対面/face to face]:外部性への対処1
外部性の概念
10[対面/face to face]:外部性への対処2
外部性の存在と市場の効率性
11[対面/face to face]:外部性への対処3
指導・監督政策による外部性への対処
12[対面/face to face]:外部性への対処4
市場重視政策(ピグー税と排出権取引)による外部性への対処
13[対面/face to face]:公共財の供給1
公共財の最適供給の条件,公共財の自発的供給
14[対面/face to face]:公共財の供給2
国家公共財と地方公共財の供給
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の準備学習・復習を行うこと。準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
八田達夫,2008,『ミクロ経済学I』東洋経済新報社
N・グレゴリー・マンキュー,2019,『マンキュー経済学Iミクロ編 [第4版]』東洋経済新報社
参考書References
小川光・西森晃,2022,『公共経済学[第2版]』中央経済社
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(70%),復習問題の解答の提出(30%)によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の授業で学生が受け身の学習にならないように,授業中に簡単な質問に答えてもらったり,授業内容に即した復習問題を課したりする。また,経済学の抽象的な概念の説明の際には,必ず具体例とセットで説明することで理解を促す。