法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)福祉政策ⅡWelfare Policy 2
荒木 千晴Chiharu ARAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0276 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y702 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | ○ |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
This subject belongs to the "policy-oriented" field within the Department of Political Science courses.
Japanese social welfare system has been developed by the target groups. Currently, however, the system is being developed in the direction of making each social welfare system more inclusive, based on the community, toward the "realization of a regional inclusive society".
In this class, we will understand the development and issues of welfare policy and examine the comprehensive support system that characterizes recent welfare policy. In addition, we will deepen our understanding of the characteristics of Japanese welfare policy by comparing it with welfare policies in other countries.
Students will be Assessed by;
Written Exam 70%, Reaction Paper 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
政治学科科目の中で「政策系」の分野に属する科目である。
日本の社会福祉制度は、対象者別に発展してきたが、現在「地域共生社会の実現」に向けて、地域を基盤に、社会福祉の各制度を包括化する方向で展開されている。
本授業では福祉政策の展開と論点を理解するとともに、近年の福祉政策を特徴づける包括的支援体制について検討する。また、海外の福祉政策との比較から、日本の福祉政策の特徴について理解を深める。
到達目標Goal
・福祉政策が求められる背景にある社会問題を理解する。
・現在の日本がおかれている福祉環境と福祉政策の概要を理解する。
・近年における福祉政策の展開を理解する。
・福祉政策の内容と実際について、複数のテーマにおける事例をもとに理解する。
・海外の福祉政策との比較から、日本の福祉政策の特徴を知る。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・福祉政策に関する基礎概念、政策、団体、海外の制度等、毎回中核となる主題をとりあげる。また、テーマに即した具体的な事例等を通じて、多角的・実践的な視点から福祉政策の理解をすすめる。
・なお、各回のリアクションを受け止めるため、専用のメールを開設する。このメールに質問、感想などを求め、理解度や疑問に対応しながら授業を進める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業の概要、注意事項、評価方法等を説明する。
第2回[対面/face to face]:福祉政策の展開
日本における福祉政策の歴史的な展開を理解する。
第3回[対面/face to face]:今日の社会問題と福祉政策
現代における社会問題を概括し、福祉政策に求められている論点について考える。
第4回[対面/face to face]:所得保障に関する福祉政策
所得保障に関する各制度の概要、生活保護、生活困窮者自立支援事業等、政策動向について理解する。
第5回[対面/face to face]:高齢者福祉政策
高齢者福祉に関する福祉政策について、介護保険をはじめ各制度の概要・政策動向を理解する。
第6回[対面/face to face]:障害者福祉政策
障害者福祉政策について、障害者自立支援制度をはじめ制度の概要・地域の支援体制を理解する。
第7回[対面/face to face]:子ども家庭福祉政策
地域において子どもと家庭を支援する福祉政策について、概要・政策動向を理解する。
第8回[対面/face to face]:権利擁護に関する福祉政策
地域における権利擁護体制の推進について、成年後見制度の利用促進・意思決定支援等の政策を例に理解する。
第9回[対面/face to face]:社会的包摂に関する福祉政策
地域共生社会に向け、多文化共生や司法福祉など、社会的包摂の観点が求められる福祉政策の現状について理解する。
第10回[対面/face to face]:地域福祉政策と包括的支援体制
包括的支援体制の構築の基盤となる地域福祉政策の展開、体制について、自治体の取組事例をもとに検討する。
第11回[対面/face to face]:地域福祉計画
地域福祉の計画と実践について、自治体における事例をもとに検討する。
第12回[対面/face to face]:福祉政策を推進する体制
福祉政策を推進するための各機関や人材等について理解し、各機関の連携・協働等今後の体制のあり方を考える。
第13回[対面/face to face]:海外の福祉政策
海外における福祉政策の展開との比較から、日本の福祉政策の特徴を理解する。
第14回[対面/face to face]:授業のまとめ、到達度確認(試験)
第13回までの授業を振り返り、授業のまとめを行う。到達度を確認する試験を実施する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業中に提供した資料、記録をもとに復習を行うとともに、各回のテーマについて居住する自治体の情報やニュース等、福祉政策の実際に触れ、情報収集を行い、理解を深めることが推奨される。
学習支援システムを通じて教材を事前配布した場合には、授業前に読んで検討しておくことが準備学習として求められる。
本授業の準備学習・復習時間は4 時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。必要に応じて学習支援システムを通じて教材の配布を行う。
参考書References
・一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟「社会福祉の原理と政策」2021年、中央法規出版
・小田 憲三他監修「社会福祉概論 第5版: 社会福祉の原理と政策」2021年、勁草書房
・厚生労働省「地域共生社会のポータルサイト」:
https://www.mhlw.go.jp/kyouseisyakaiportal/
その他の文献はその都度提示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(70%)、授業内リアクションペーパー(30%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし。