法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)福祉政策ⅠWelfare Policy 1
渕元 初姫Hatsuki FUCHIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0275 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 富士見坂校舎1F遠隔講義室 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | ○ |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The lecture explores how social/welfare policies are constructed and debated in contemporary society. How are policies made? Which voices matter? How policies are delivered? The course will be of interest to those with an interest in how social/welfare policies, which affect our everyday lives, are made by politicians, government officials, citizens, and various other actors.
Students will be expected to spend four hours to understand the course content before/after each class meeting.
Students will be Assessed by;
Written Exam 70%, Reaction paper 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は政策・都市・行政の分野に属する科目です。
福祉政策とは何か。そこではどのような政策の選択肢があり得るのか。また、福祉はどのような過程を経て人々のもとに届くのか。本講義では、現代社会において福祉政策がどのように構成され、議論されているのかを検討するための基本的な概念や理論を取り扱います。
到達目標Goal
(1)福祉政策を論じる上で必要となる基本的な用語や概念を理解する。
(2)現代社会における福祉政策の問題がどのように構成されているかを理解する。
(3)福祉政策をめぐる制度や仕組みを理解し、支援の実際について説明できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
教員による講義のほか、履修人数によっては、学生によるディスカッションの機会を設けることがあります。また、講義の内容について学生の理解を確認するため、リアクション・ペーパーもしくは課題の提出を求めます。これは不定期に合計3回ほど実施する予定で、成績評価の対象となります。授業の初めに,前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ,全体に 対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業のテーマや到達目標、評価基準等について説明し、福祉政策を学ぶ際の視点について考える。
第2回[対面/face to face]:現代の福祉課題
現代社会において生活を営む上で私たちが直面している福祉問題・課題について考える。
第3回[対面/face to face]:福祉制度の歴史と展開(1)
福祉国家の形成過程について説明し、社会福祉がいかに制度化されてきたのかを学ぶ。
第4回[対面/face to face]:福祉制度の歴史と展開(2)
福祉国家の変容とポスト福祉国家体制について学ぶ。
第5回[対面/face to face]:社会福祉の原理
なぜ人と人は支え合うのかを問いながら、福祉社会のあり方について検討する。
第6回[対面/face to face]:福祉政策の範囲と体系
広義・中間義・狭義の「社会福祉」を理解し、社会福祉法をはじめとする関連法規の概要を学ぶ。
第7回[対面/face to face]:社会保障制度
年金・医療保健制度をはじめとする社会保険制度のほか、社会扶助制度、社会福祉制度の内容について学ぶ。
第8回[対面/face to face]:日本における社会福祉の特徴
日本型福祉社会の形成過程と特徴を説明し、家族や地域社会、企業がいかなる役割を果たしてきたのかを論じる。
第9回[対面/face to face]:福祉政策の国際比較
福祉国家の類型について学びながら、国際比較の視点と方法を考える。
第10回[対面/face to face]:福祉政策と地方自治
地方自治体におけるこれまでの福祉政策に関する取り組みを学び、今後の課題を考える。
第11回[対面/face to face]:福祉政策の担い手
福祉政策を支える自治体職員、福祉専門職のほか、社会福祉法人やNPO法人について学び、それらの役割を考える。
第12回[対面/face to face]:社会福祉と市民参加
福祉政策の領域における市民参加の諸形態について学ぶ。
第13回[対面/face to face]:コミュニティにおける社会福祉
地域福祉という考え方とその実践について学び、これからの福祉政策を展望する。
第14回[対面/face to face]:まとめ
授業を振り返り、その内容についてまとめる。また、授業内容に関する筆記試験を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
多様な複数のメディアを通じて、身近な政策課題について関心をもつように心がけてください。皆さんが居住する自治体のホームページなども重要な情報源です。
授業中は、重要であると思う点等についてノートをとり、不明な点があれば、教員に質問したり、出席者同士で問いかけあうことも必要です。講義の後は、復習としてその内容について振り返り、知識の定着をはかるとともに、自らの興味や関心と関連付けて考えてみることも大切です。本授業の準備学習・復習時間は4時間を標準とします。
授業中にリアクション・ペーパーや課題を指示された場合は、期日までに提出してください。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。必要に応じてプリント等を配布します。
参考書References
必要に応じて授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(70%)及び授業内リアクション・ペーパー(30%)により評価します。評価の基準については、授業の内容や課題への取り組みを通してみなさんがどのように考えたのかを重視しています。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。