法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)ヨーロッパ政治思想史ⅡHistory of European Political Thought 2
犬塚 元Hajime INUZUKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0272 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S405 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) |
選択必修科目(26単位以上) 展開科目(12単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Explores history of political thought, especially of the early modern Europe.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代政治学の源流をたどることを通じて、政治や政治学について理解を深める科目です。ヨーロッパにおける政治学の歴史(政治学史)、政治思想の歴史(政治思想史)を学びます。この科目は、政治学科科目の中で歴史・思想科目群に属する科目です。
到達目標Goal
・政治学の基本的な考え方や用語を理解する。
・初期近代ヨーロッパの政治学史、政治思想史の基礎知識を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP1」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式。配布資料にもとづいて講義をおこないます。対面を原則とします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:この授業の概要
政治思想史は役立たず?
第2回[対面/face to face]:『君主論』は、やりたい放題のすすめ?
マキアヴェッリ
第3回[対面/face to face]:「サタンは滅ぼすべし」
宗教戦争の時代(ルター カルヴァン べーズ オトマン)
第4回[対面/face to face]:神の栄光か、秩序ある社会か
ボダン
第5回[対面/face to face]:いまの歴史学では通用しない「市民革命」という言葉
イングランドの宗教対立1(レヴェラーズ)
第6回[対面/face to face]:「みんな平等だから、独裁者が必要」
イングランドの宗教対立2(ホッブズ)
第7回[対面/face to face]:ケーキを公平に切り分けるためにはどうしたらよいか
イングランドの宗教対立3(ハリントン)
第8回[対面/face to face]:クーデタのすすめ(が自由主義の聖典になった)
イングランドの宗教対立4(ロック)
第9回[対面/face to face]:「熱狂するのは格好悪い」
18世紀の文明社会論
第10回[対面/face to face]:「現代社会は腐りきっている」
ジャン=ジャック・ルソー
第11回[対面/face to face]:どこでも生まれてしまう派閥争いをどうしたらよいか
革命の時代1(フェデラリスト)
第12回[対面/face to face]:理想主義を疑う
革命の時代2(バーク)
第13回[対面/face to face]:個人の自由を妨げるのは世間の圧力
19世紀の自由主義(トクヴィル ミル)
第14回[対面/face to face]:試験・まとめ
授業内試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で紹介する古典をひとつでも読んでみることが望ましい。政治思想史を学ぶために重要なのは、講義を聴くことでも、教科書を読むことでもなく、過去のテクストを実際に読んでみることです。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキスト(教科書)は使用しません。必要な資料は配布します。資料配布については、初回の講義で説明します。
参考書References
参考文献は、必要に応じて、各回の授業で説明します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(48%)、期末の授業内試験(52%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
難易度に留意して、できるだけわかりやすく授業をおこないます。高校で「世界史」を学んでいる必要はありません。