法学部Faculty of Law
LAW300AB(法学 / law 300)保険法ⅡInsurance Law 2
潘 阿憲Aken BAN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0242 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y805 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
This lecture is to study of Insurance Contract Law in Japan.The goals of this course are to understand how the insurance law works.Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.Your overall grade in the class will be decided based on the Term-end examination (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
保険法Ⅱは、2010年から施行された「保険法」のうち、生命保険契約および傷害疾病損害保険契約を取り上げ、それぞれの保険契約の特徴と内容を正確に理解し習得することです。保険は、リスク移転の仕組みであり、学生の皆さんも含め、ほとんどすべての人は何らかの形で保険によるリスク移転のメリットを受けていると言えます。この講義は、このように我々の日常生活に不可欠なリスク移転の仕組みに係る法律関係を対象とするもので、多くの学生の受講を歓迎します。
到達目標Goal
この授業の到達目標は、リスク移転の仕組みに係わる法律関係、すなわち各種の「保険に係る契約」=保険契約の内容を正確に理解し習得することです。将来、保険の実務に従事する際の専門的知識のみならず、万が一火災等の不慮の事故に遭遇した場合の権利義務関係の処理に使える知識を習得することが狙いです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、講義形式で行う。各回の授業計画に変更がある場合には、学習支援システムでその都度提示する。また、受講生からの授業外の質問については、授業内で回答することとする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:生命保険契約の内容
生命保険契約の保険事故と保険金額
第2回[対面/face to face]:生命保険契約の成立と効力(1)
契約の成立と責任開始
第3回[対面/face to face]:生命保険契約の成立と効力(2)
告知義務制度の内容
第4回[対面/face to face]:生命保険契約の成立と効力(3)
第三者のためにする生命保険契約
第5回[対面/face to face]:生命保険契約に基づく保険給付(1)
保険者免責
第6回[対面/face to face]:生命保険契約に基づく保険給付(2)
生命保険契約上の権利の処分と差押え
第7回[対面/face to face]:生命保険契約に基づく保険給付(3)
特別受益の持ち戻し遺留分減殺
第8回[対面/face to face]:生命保険契約の終了(1)
・保険契約者による任意解除
・危険増加による解除
・重大事由解除
第9回[対面/face to face]:生命保険契約の終了(2)
・被保険者の解除請求に基づく解除
第10回[対面/face to face]:傷害疾病定額保険契約(1)
傷害疾病定額保険契約の概要
第11回[対面/face to face]:傷害疾病定額保険契約(2)
傷害保険契約の保険給付事由その1
第12回[対面/face to face]:傷害疾病定額保険契約(3)
傷害保険契約の保険給付事由その2
第13回[対面/face to face]:傷害疾病定額保険契約(4)
疾病保険の特徴とその内容
第14回[対面/face to face]:傷害疾病定額保険契約(5)
契約前発病不担保条項とその問題点
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講生は、予習のうえ、毎週1回の講義に出席すること。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
潘阿憲『保険法概説〔第2版〕』(2018年、中央経済社)
参考書References
山下友信=竹濱修ほか著『保険法第4版』(有斐閣)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験の成績(100%)により、評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
とくになし。