法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)外国書講読(独語)ⅠReading of Foreign Materials(German) 1
大野 達司Tatsuji OHNO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0211 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市BT‐0509CL |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Cource outline) Students and teacher read together German Text about legal, political or social topics and translate it into Japanese.
(Learning Objectives) The aim is to understand their basic concepts and to acquire skills for reading German text by oneself.
(Learning activities outside of classroom) Before each lesson participants should read the relevant text by themselves.
(Grading Criteria/ Policy) Grades are based on normal points.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、各コースの基礎となるものであり、法律学の学問的視野を広める土台となることを目的としている。対象はドイツ法・政治であり、関連するドイツ語文献を読んでみる。なお、ドイツ語未修者でも履修できる。
到達目標Goal
法学や政治学の基本概念である「正義」Gerechtigkeitを、思想史の中で理解する。思想や社会の歴史的な背景に配慮しながら、それぞれの時代での理解・転換を跡づける。各自ドイツ語の文献に挑戦し、授業の中で文献の内容を理解できるようになる。未修者は自分で辞書を引きながら調べられるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回一頁ほどのペースで、テキストの輪読を行う。参加者の習熟に合わせて増減する。各回の「予定」は外国書講読2とあわせてテキストの目次をもとに、内容を紹介しているので、関心があるところを探しておいてほしい。
対面授業が難しい場合には、zooomを用いて実施する。テクストは授業支援システムで配布する。語学そのものというより、内容理解と背景の確認ができるように。質問は学習支援システム、授業内で受け付け、応答する。なお、大学院法学研究科の類似授業との乗り入れで実施する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
本書のイントロダクションと概要の説明
Gerechtigkeit, Konzepte und Praktiken eines europaeischen Grundbegriffs im Wandel.
2[対面/face to face]:イントロダクション続き
前回の続き
3[対面/face to face]:古代概観
古代のイントロダクション
4[対面/face to face]:プラトン
Gerechtigkeit als Recht zur Selbstverwirklichung bei Plato.
5[対面/face to face]:プラトン2
前回の続き
6[対面/face to face]:ローマ法
"Ehrenhaft leben - niemandem verletzen - jedem das Seine gewaehren", DerGerechtigkeitsdiskurs in Rom zwischen Tradition, Ethik und Recht
7[対面/face to face]:ローマ法2
前回の続き
8[対面/face to face]:ローマ共和制
Gerechtgkeitskonkurrenzen in der politischen Praxis der roemischen Republik
9[対面/face to face]:ローマ共和制2
前回の続き
10[対面/face to face]:中世概観
中世のイントロダクション
11[対面/face to face]:中世の秩序論
Die Begruendung der besten Ordnung. Gerechtigkeitskonzeptionen im Mittelalter
12[対面/face to face]:中世の秩序論2
前回の続き
13[対面/face to face]:中世政治
Gerechtigkeit und politische Praxes im Mittelalter zwischen Konsens und Transzendenz
14[対面/face to face]:中世政治2
前回の続き
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前の予習。文法的な問題だけでなく、内容について日本語の文献を参考にしながら、できるだけ自分で調べておく。授業外では、毎週1時間程度の予習・復習をする。
テキスト(教科書)Textbooks
Gert Melville, Gregor Vogt-Spira, Mirko Breitenstein (Hg.), Gerechtichkeit, Boehlau, 2014. 該当箇所を配布する予定。
参考書References
大野・森元・吉永『近代法思想史入門』など
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点と「努力点」70+30%
平常点は、各回での参加度合い。努力点とは、参加者それぞれで出発点が違うので、初回と比べて最終回までにどれだけ理解度が増したか、を基準とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実施せず
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
とくにないが、テキストを授業支援システムで配布することがある。
その他の重要事項Others
内容に関連したドイツ映画を参考にすることがある。大学院との合同授業。初学者・他学科学生も歓迎。