法学部Faculty of Law
LAW300AB(法学 / law 300)アジア法ⅡAsian Law 2
陳 志明Shiaki CHIN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0128 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市G‐G503 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the legal system of India, the Islamic law, and the legal system of each country and region belonging to East Asia. At the end of the course, students are expected to understand the legal systems of Asian countries and regions, taking into account the factors (history, culture, etc.) behind them. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Final grade will be calculated according to the following process: Term-end examination (80%) and in-class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、アジア法Ⅰ(春学期)と一体をなすものであり、アジア各国・地域の法制度(特に憲法制度)をテーマとしています。アジア法Ⅰ及びアジア法Ⅱは、法律学科の専門教育科目では基礎法科目に属し、「行政・公共政策と法コース」、「企業・経営と法コース(商法中心)」、「企業・経営と法コース(労働法中心)」、「国際社会と法コース」及び「文化・社会と法コース」では履修が望まれる選択科目に挙げられています。秋学期のアジア法Ⅱでは、東アジアに属する各国・地域の法制度を中心に取り上げますが、南アジアに属するインドの法制度、さらにイスラム法も取り上げる予定です。
到達目標Goal
受講生がアジア各国・地域の法制度について、その背景にある諸要因(歴史・文化等)を踏まえつつ理解し、自分なりの問題意識及びそれに対する見解を持つに至ることを目標としています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は毎回配布するレジュメや資料に沿って進めます。また質問等に対するフィードバックは随時行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:インドの法制度①
インドの概観
インドの歴史と法制度の変遷
現在のインド憲法
第2回[対面/face to face]:インドの法制度②
インドの統治構造
インドの人権
第3回[対面/face to face]:イスラム法
イスラム法と聖典
イスラム法学と法学派
イスラム法の淵源
第4回[対面/face to face]:韓国の法制度①
韓国の概観
韓国の歴史と法制度の変遷
現在の韓国憲法
第5回[対面/face to face]:韓国の法制度②
韓国の統治構造
韓国の人権
第6回[対面/face to face]:北朝鮮の法制度
北朝鮮の概観
北朝鮮の歴史と法制度の変遷
現在の北朝鮮憲法
第7回[対面/face to face]:モンゴルの法制度
モンゴルの概観
モンゴルの歴史と法制度の変遷
現在のモンゴル憲法
第8回[対面/face to face]:中国の法制度①
中国の概観
中国の歴史と法制度の変遷
現在の中国憲法
第9回[対面/face to face]:中国の法制度②
中国の統治構造
中国の人権
第10回[対面/face to face]:香港の法制度
香港の概観
香港の歴史と法制度の変遷
現在の香港基本法
第11回[対面/face to face]:マカオの法制度
マカオの概観
マカオの歴史と法制度の変遷
現在のマカオ基本法
第12回[対面/face to face]:台湾の法制度①
台湾の概観
台湾の歴史と法制度の変遷
現在の台湾統治基本法
第13回[対面/face to face]:台湾の法制度②
台湾の統治構造
台湾の人権
第14回[対面/face to face]:授業内試験(教室レポート)
レポートの作成及び提出並びにまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業前後に参考書の該当部分を読むことと併せて、新聞等でアジアの最新動向を追うことを勧めます。この授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
鮎京正訓編『アジア法ガイドブック』(名古屋大学出版会、2009年)
稲正樹・孝忠延夫・國分典子編著『アジアの憲法入門』(日本評論社、2010年)
金永完『中国における「一国二制度」とその法的展開―香港・マカオ・台湾問題と中国の統合』(国際書院、2011年)
大河原知樹・堀井聡江『イスラーム法の「変容」―近代との邂逅』(イスラームを知る17、山川出版社、2015年)
蔡秀卿・王泰升編著『台湾法入門』(法律文化社、2016年)
孝忠延夫・浅野宜之『インドの憲法〔新版〕―「国民国家」の困難性と可能性』(関西大学出版部、2018年)
尹龍澤・青木清・大内憲昭・岡克彦・國分典子・中川敏宏・三村光弘編著『コリアの法と社会』(日本評論社、2020年)
王雲海・周劍龍・周作彩編著『よくわかる中国法』(やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ、ミネルヴァ書房、2021年)
鮎京正訓・四本健二・浅野宜之編『新版 アジア憲法集』(明石書店、2021年)
その他の参考書は、必要に応じてその都度紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
秋学期末の授業内試験(教室レポート)(80%)及び平常点(20%)により、「到達目標」に掲げた「アジア各国・地域の法制度について、その背景にある諸要因(歴史・文化等)を踏まえつつ理解すること」等の達成度を評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
例年受講生が大変多いこともあり、授業の形式は片方向的なものとなりがちですので、一定の双方向性を確保するため、授業後における個別の質問を歓迎します。