法学部Faculty of Law
LAW300AB(法学 / law 300)国際空間法Law on International Common Amenities
田中 佐代子Sayoko TANAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0104 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y602 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) |
選択必修科目(32単位以上) 国際関係法科目(2単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline and Learning Objectives】This course provides students with a basic understanding of international law regulating areas and spaces other than territories attributed to States, such as the sea, air and outer space, and the Antarctic.
【Learning activities outside of classroom】Students are expected to read the assignment before each class.
【Grading Criteria / Policy】Grading is based on the term-end examination (60%) and the in-class contribution (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
国家領域以外の空間に関する国際法について学ぶ。法学部法律学科のコース制における位置づけとしては「国際社会と法コース」に最も強く関係する。同時に、この科目は「裁判と法」「行政・公共政策と法」および「企業・経営と法(商法中心)」「企業・経営と法(労働法中心)」の各コースにも属している。
グローバル化の進展が著しい今日においては、日本国内の法律専門家、公務員、企業に勤める者にも国際法の基本知識が求められる局面が増えており、それに対応するための素地を作ることも目指している。国際法という特定の分野について深める科目であることはもちろんだが、同時に、国際法の特徴(国内法との相違)を理解することを通じて、そもそも法とは何か、社会の中でどのような意味を持っているかを考える契機を与えるという基礎的な側面も有する。
到達目標Goal
国家領域以外の空間に関わる国際法の規律を理解する。また、本分野における国際法上の諸制度の歴史的展開と現状を学ぶことを通じて、日々生起する国際問題を法的視点からどのように捉えるべきかを自ら考えられるようになることも目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、教員からの講義だけでなく、受講生とのやりとりをまじえながら、進める。
学生に対するフィードバックは、授業中のコメント等により行う。授業時間中以外の質問については、学習支援システム上で対応する。
授業方法等についてより具体的な指示は、学習支援システム上で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
本分野を学ぶ意義、参考文献紹介
第2回[対面/face to face]:海洋法(1)
海洋法の歴史的展開と全体像
第3回[対面/face to face]:海洋法(2)
海域の具体的制度(基線、内水、領海、国際海峡)
第4回[対面/face to face]:海洋法(3)
海域の具体的制度(排他的経済水域、大陸棚)
第5回[対面/face to face]:海洋法(4)
海域の具体的制度(公海、深海底)
第6回[対面/face to face]:海洋法(5)
海洋環境、海洋科学的調査
第7回[対面/face to face]:海洋法(6)
紛争解決
第8回[対面/face to face]:授業前半のまとめ
授業前半の復習・質疑応答
第9回[対面/face to face]:授業後半の総説
国家領域以外の空間(海洋を除く)の制度の概観
第10回[対面/face to face]:空域
領空、国際空域、航空犯罪等
第11回[対面/face to face]:宇宙(1)
宇宙空間の法的地位
第12回[対面/face to face]:宇宙(2)
宇宙活動に対する責任と管轄権等
第13回[対面/face to face]:国際化地域
南極等
第14回[対面/face to face]:授業全体のまとめ
授業全体についての復習・質疑応答
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学習支援システム上の教材を予習すること。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする(ただし、これはあくまで一般的な標準の時間を示したものにすぎず、各回の内容等により大きく異なることがある)。
テキスト(教科書)Textbooks
『国際条約集』(有斐閣)。(ここ数年のものであれば、最新年度版でなくても構わない。)
玉田大・水島朋則・山田卓平『国際法〔第2版〕』(有斐閣)。
柳原正治・森川幸一・兼原敦子編『プラクティス国際法講義〔第4版〕』(信山社)。
浅田正彦編著『国際法〔第5版〕』(東信堂)。
テキストの使用方法については初回授業で説明するので、その確認後に購入することを推奨する。
参考書References
開講時に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(60 %)。平常点(リアクションペーパーおよび授業内の議論への参加)(40 %)。
詳細な成績評価方法・基準は、授業内で説明するとともに学習支援システム上で提示する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
大学では、どのような形態の授業であれ、与えられるのを待つのではなく、自ら学ぶ姿勢が重要であることを、学生に改めて理解してもらえるようにしたい。その上で、受講生からの質問等には、引き続き丁寧に対応していきたい。