法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)国際法基礎理論General Theory of International Law
森田 章夫Akio MORITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0103 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市G‐G402 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) |
選択必修科目(32単位以上) 国際関係法科目(2単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
In this lecture, basic concepts of public international law, such as "sources of international law", "subjects of international law" and so on, will be dealt with. Today, globalization of international society is getting more and more irreversible.
As a result, not only lawyers, but also civil servants and employees at private corporation are required to have basic understanding of public international law. It would be appreciated if this lecture could contribute something special to the understanding of public international law, for those people who are interested in contemporary issues in international society.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend 2 hours to understand the course content.
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination: 100%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
国際法は主として国家間関係を規律する法である。この授業では、国際社会において生じている事象を法的観点から理解するために国家に関する国際法の基本的な概念と実行を学ぶ。
法学部法律学科のコース制における位置づけとしては、この科目は「国際社会と法」コースに最も強く関連するが、「裁判と法」「行政・公共政策と法」および「企業・経営と法(商法中心)」「企業・経営と法(労働法中心)」の各コースにも配置されている。
グローバル化の進展が著しい今日においては、日本国内の法律専門家、公務員、企業に勤める者にも国際法の基本知識が求められる場合が増えており、それに対応するための素地を作ることも必要である。国際法という特定の分野についての科目であることはもちろんだが、同時に、国際法の特徴(国内法との相違)を理解することを通じて、そもそも法とは何か、社会の中でどのような意味を持っているかを考える契機を与えるという基礎的な側面も有する。
到達目標Goal
国際法の総論分野を中心とする各事項(具体的には下記【授業計画】参照)について、国際社会の構造との関係を意識しながら理解し、概念や制度を説明できるようになること。
同時に、国際法の歴史的展開と現状を学ぶことを通じて、日々生起する国際問題を法的視点からどのように捉えるべきか自ら考えられるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
下記【授業計画】に示す項目について、授業計画に従って講義形式で進める。「国際法入門」で扱った内容を繰り返し説明することはしないので、合わせて履修することを強く推奨する。
各回の授業計画、学習に必要な資料等、具体的な授業の方法その他は、授業中や学習支援システムで提示する。
課題等に対するフィードバックは、授業中での回答や学習支援システム掲示板を用いて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
授業計画の説明、参考文献紹介に関する説明
第2回[対面/face to face]:条約法(1)
条約の定義、締結
第3回[対面/face to face]:条約法(2)
条約の効力、解釈
第4回[対面/face to face]:条約法(3)
条約の留保
第5回[対面/face to face]:条約法(4)
条約の無効、終了
第6回[対面/face to face]:国家責任(1)
国家責任法の機能と歴史的展開
第7回[対面/face to face]:国家責任(2)
国家責任の発生要件
第8回[対面/face to face]:国家責任(3)
違法性阻却事由
第9回[対面/face to face]:国家責任(4)
救済、追及
第10回[対面/face to face]:国家責任(5)
国家責任の現代的問題
第11回[対面/face to face]:国家管轄権(1)
国家管轄権の基本的概念
第12回[対面/face to face]:国家管轄権(2)
国家管轄権の競合と牴触
第13回[対面/face to face]:国家管轄権(3)
国家管轄権の現代的問題
第14回[対面/face to face]:まとめ
全体の総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の予習として、教科書の該当範囲を読んでおくことを推奨する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・『国際条約集 2023』(有斐閣)
・中谷和弘、植木俊哉、河野真理子、森田章夫、山本良『国際法[第4版]』(有斐閣、2021年)
参考書References
・『国際法判例百選[第3版]』(有斐閣、2021年)
・小寺・岩沢・森田編著『講義国際法(第2版)』(有斐閣、2010年)
・浅田正彦編『国際法[第5版]』(東信堂、2022年)
その他は、開講時に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末の筆記試験による(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
積極的な質疑を歓迎します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料は学習支援システムを通じて配布する場合があります。