法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)刑法総論ⅡCriminal Law 2
佐藤 輝幸Teruyuki SATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0078 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y805 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course is designed to introduce students to the advanced materials on the general elements of crime and the criminal defenses.
Before/after each class, students are expected to spend 2 hours to prepare for/review the lesson. The overall grade will be based on the term-end examination (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
刑法総論の分野について、刑法総論Ⅰで学修したことを前提に、さらに踏み込んだ議論を学修する。重要判例や議論状況を正確に把握することで、具体的な問題や発展的な問題についても自ら解決の方向性を示す能力を身につけることを目指す。
到達目標Goal
刑法総論Ⅰで学修した基本的な考え方を前提に、重要判例を丹念に読むことで、基礎的な知識に肉付けを行うと共に、理論・実務における発展的な問題の考え方を身につける。具体的には、主に刑法総論に関する近時の重要判例を題材とし、先例や学説との関係でその意義と射程を正確に理解することで、刑法総論の各分野の知識を深めつつ、交錯領域等の問題について、その捉え方を具体的に学ぶことを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的に対面での実施を予定している。
詳細は、学習支援システムで連絡する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:はじめに
ガイダンス、刑法総論Ⅰの復習
第2回[対面/face to face]:構成要件論
早すぎた構成要件の実現
第3回[対面/face to face]:違法論・責任論(1)
質的過剰防衛・量的過剰防衛
第4回[対面/face to face]:違法論・責任論(2)
誤想防衛・誤想過剰防衛
第5回[対面/face to face]:違法論・責任論(3)
過失犯論
第6回[対面/face to face]:違法論・責任論(4)
原因において自由な行為を論じるにあたって
第7回[対面/face to face]:違法論・責任論(5)
原因において自由な行為を巡る諸学説
第8回[対面/face to face]:正犯共犯論(1)
刑法総論Ⅰの復習等
第9回[対面/face to face]:正犯共犯論(2)
正犯性
第10回[対面/face to face]:正犯共犯論(3)
共謀の射程・共犯からの離脱
第11回[対面/face to face]:正犯共犯論(4)
承継的共犯
第12回[対面/face to face]:正犯共犯論(5)
共犯と他領域の交錯
第13回[対面/face to face]:罪数論
法条競合・包括一罪・科刑上一罪・併合罪
第14回[対面/face to face]:さいごに
まとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習復習が求められる。特に刑法総論Ⅰで学んだ内容や、教員の事前に指定する判例について、事前に確認することが求められる。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
西田典之ほか『判例刑法総論〔第7版〕』(有斐閣、2018)(開講までに改定があった場合は新版を用いる)及び
六法(小型のもので可)
は毎回参照できるようにすること。追加資料がある場合は適宜配布する。
参考書References
基本書等については受講者に委ねるが、初回に多少の案内を行う。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(試験実施が難しい場合は期末レポート)で評価する(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義を受講している学生と、受講せずレジュメだけ見ていると思われる学生とでは、評価に大きな開きがある。レジュメは講義の補助資料であり、レジュメだけでは具体的な考え方は身につかないので、毎週講義を受講すること。