法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)会社法Corporation Law
伊藤 雄司Yuji ITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0055 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y703 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | クラス指定科目 ※法律2年A-G・3年全 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) |
選択必修科目(32単位以上) 商法科目(6単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture deals with the legal system related to companies. The objective of this lecture is to enable students to understand the basic structure of corporate law and the basic principles for coordinating the interests of parties related to companies. Students are expected to attend this lecture and devote 4 hours to self-study. Grading will be based solely on the results of a final examination.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、会社に関わる法制度を取り扱うものである。講義においては、基本的な概念及び制度の仕組を解説し、さらに重要な法的論点について、学説や判例を踏まえた検討を行う。
到達目標Goal
株式会社においては、株主や会社債権者をはじめとする多くのステークホルダー(利害関係人)が存在しており、会社法はこれらのステークホルダーの利害調整を行う役割も果たしている。本講義では、会社法上の各種のルールが個々のステークホルダーの利益保護にとってどのような意義を有しているのかに着目しながら、会社法の基礎を学んでもらうことを目的としており、本講義を通じて、会社法の基本的な仕組みとその機能を理解することができることになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、基本的に講義形式で行う。受講者の理解を促すため、それぞれのテーマについて、関連する裁判例を取りあげて解説を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:会社法総論①
・会社法の歴史
・会社法の基本構造
第2回[オンライン/online]:会社法総論②、会社法総則
・会社の意義
・会社法総則
第3回[対面/face to face]:株式①
・株式の意義、内容
第4回[オンライン/online]:株式②
・種類株式
第5回[対面/face to face]:株式③
・株式の流通
・株主の権利行使
第6回[オンライン/online]:機関総説
・機関の意義
・機関設計
第7回[対面/face to face]:株主総会①
・株主総会の権限
・株主総会の議事
第8回[オンライン/online]:株主総会②
・株主総会決議の瑕疵
第9回[対面/face to face]:役員の選解任
・役員の意義
・役員の選解任
第10回[オンライン/online]:取締役・代表取締役、非取締役会設置会社
・取締役の地位、権限
第11回[対面/face to face]:取締役会
・取締役会の権限
・取締役会決議の瑕疵
第12回[オンライン/online]:監査役・監査役会
・監査役・監査役会の権限
第13回[対面/face to face]:役員の責任
・会社に対する責任
・第三者に対する責任
・代表訴訟
第14回[オンライン/online]:監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社
・監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社のシステム
第15回[対面/face to face]:春学期のまとめ
・第14回までの講義内容のまとめ
第16回[オンライン/online]:募集株式の発行等①
・新株発行規制の概要
第17回[対面/face to face]:募集株式の発行等②
・新株発行の瑕疵
第18回[オンライン/online]:新株予約権①
・新株予約権の意義
・新株予約権の発行規制
第19回[対面/face to face]:新株予約権②
・新株予約権の機能
・新株予約権発行の瑕疵
第20回[オンライン/online]:計算①
・計算書類の意義
第21回[対面/face to face]:計算②
・計算書類の確定
第22回[オンライン/online]:組織再編①
・組織再編概論
第23回[対面/face to face]:組織再編②
・組織再編の手続き
第24回[オンライン/online]:組織再編③
・利害関係者の保護
第25回[対面/face to face]:持分会社
・各種の持分会社
第26回[オンライン/online]:設立
・設立の意義、概要
第27回[対面/face to face]:社債
・社債の意義
第28回[オンライン/online]:秋学期まとめ
・まとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の前にテキスト及び関連条文に目を通しておくこと。予習・復習に4時間程度を充てることが望まれる。
テキスト(教科書)Textbooks
笠原武朗ほか『NBS会社法』(日本評論社、2021)
神作裕之ほか『会社法判例百選〔第4版〕』(有斐閣、2021)
参考書References
神田秀樹『会社法』(弘文堂)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験の成績(100%)によって行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし