文学部Faculty of Letters
GEO200BF(地理学 / Geography 200)気候・気象学及び実験ⅠTheory and Practice of Climatology I
山口 隆子Takako YAMAGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A3422 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 地理学実験室(2)(1200) |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 地理学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course introduces the basic knowledge of climatology and meteorology, and climate of Japan to students taking this course.
The goals of this course are to understand atmospheric phenomena from a climatological perspective.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each. In addition to daily weather forecasts, please consciously seek out information about climate and weather, including seasonal phenomena.
Final grade will be calculated according to the following process Mid-term report(30%), and term-end examination(70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では気候学・気象学の基礎知識と日本の気候について学びます。
到達目標Goal
気候・気象の基礎的な仕組みを学ぶとともに、日本の身近な気候を中心に学ぶことにより、気候学的な観点から大気現象をとらえることが出来るようになります。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
簡単な実験や実習などを適宜交えて講義を進行させます。リアクションペーパーや中間レポートについては、コメントを付けて返却します。対面での講義が実施できない場合、ZOOMによるオンライン授業になります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:気候学とは?
気候の定義と時空間スケール(大気候・中気候・小気候)
第2回[対面/face to face]:気候の表現方法
気候要素と気候因子について
第3回[対面/face to face]:気温
気温の日変化と地面の熱収支
第4回[対面/face to face]:気圧
気圧とは何か
第5回[対面/face to face]:風
風が吹く仕組み
第6回[対面/face to face]:雲と降水
雨が降る仕組み
第7回[対面/face to face]:日本の気候の特徴
4つの気団と気圧配置(総観気候学)、気温、降水量、日照時間分布
第8回[対面/face to face]:日本の気候区分と気候誌
経験的気候区分と成因的気候区分
第9回[対面/face to face]:沿岸の気候
沿岸と内陸、海陸風
第10回[対面/face to face]:都市気候
ヒートアイランド現象
第11回[対面/face to face]:盆地の気候
盆地の気温と風
第12回[対面/face to face]:山岳の気候
山岳の気温と斜面温暖帯
第13回[対面/face to face]:局地風と気候景観
気象災害を引き起こす強風とフェーン現象
第14回[対面/face to face]:まとめ
春学期のまとめと筆記試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で実習的な課題が課される場合があるので、その際には自宅学習でそれを履行して出席すること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
仁科淳司(2019):『やさしい気候学 第4版』.古今書院,144p.¥2,600+税
今井明子(2022):『面白いほどスッキリわかる! 世界の気候と天気のしくみ』.産業編集センター,208p.¥1,600+税
稲津 將(2022):『気象学の教科書』.成山堂書店,203p.¥2,200+税
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト・筆記試験:70%、課題:30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義資料は学習支援システムに掲載する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義資料を学習支援システムで配布するため、PCもしくはタブレットを用意することが望ましい。
その他の重要事項Others
「自然地理学演習(1)」を受講希望する学生は、本講義を2年次で履修することが望ましい。なお、本科目「Ⅱ」の受講にはその内容理解の点から、この「I」の履修を望む。なお、実験等があるため履修上限人数は48名とし、初回授業で選抜します。地方公務員(技術職)として、環境施策の立案・実施の経験を活かし、気候変動等の取組について講義していきます。