文学部Faculty of Letters
GEO200BF(地理学 / Geography 200)自然環境論Natural Environmental Science
宇津川 喬子Takako UTSUGAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A3417 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y805 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 2~4 |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 2~4 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 地理学科 |
他学科公開科目 | ○ |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course focuses mainly on the geomorphological perspective of natural environment around drainage basin and coastal zone in Japan.
By the end of the course, students should be able to do the followings:
-A)Understand the formation of natural environment and relationship with the living people in various regions.
-B)Consider the relationship between yourselves, the people around them, and the familiar natural environment.
Before/after each class meeting students will be expected to
spend two hours to understand the course content.
Grading will be decided based on the mid-report (30%), final report (50%) and short comments (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、主に日本の流域・沿岸域に焦点を当て、自然環境の変遷を理解し、人々の暮らしとの関係を考えていく。
到達目標Goal
さまざまな地域の自然環境の成り立ちを把握し、人々との関係を理解できる。自分自身や周囲の人々と身近な自然環境とのかかわりについて考察できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で進める。毎回スライドを投影し、授業資料はHoppiiで公開する。毎回の授業の最後にコメントシート(感想、質問など)を提出してもらう。次回の授業開始時に、前回提出されたコメントシートからいくつか取り上げ、コメントに対するフォローを行う。コメントシートや時事などに応じて、各テーマから若干異なる内容を授業内で展開する場合がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス・導入:河川とは
授業の概要、計画、評価方法等を説明する。また、河川(特に地形)の基礎的な事項を復習する。
第2回[対面/face to face]:日本の自然環境
日本の自然環境を概説する。
第3回[対面/face to face]:岩石と自然景観
岩石の分類を学び、主要な自然景観との関係を探る。
第4回[対面/face to face]:堆積物と環境変遷
様々な地層から読み取れる自然環境の変遷を学ぶ。
第5回[対面/face to face]:河川がつくった暮らし(1)
多摩川水系を例に、地形発達と水利用を考える。
第6回[対面/face to face]:河川がつくった暮らし(2)
米代川流域を例に、地形発達と土地利用を考える。
第7回[対面/face to face]:自然災害と社会(1)
安倍川と常願寺川を例に、土石流を中心とした自然災害と地形発達を考える。
第8回[対面/face to face]:自然災害と社会(2)
相模川水系を例に、火山災害と土地利用を考える。
第9回[対面/face to face]:自然環境と人間生活(1)
天竜川水系を例に、海岸侵食と沿岸保全について考える。
第10回[対面/face to face]:自然環境と人間生活(2)
熊野川・信濃川水系を例に、地形発達と河川管理について考える。
第11回[対面/face to face]:自然環境と人間生活
(3)
琉球列島・小笠原諸島を例に、地形・地質と水や土地の利用を考える。
第12回[対面/face to face]:海外の自然環境(1)大陸河川
大陸河川周辺の自然環境から日本の自然環境を見つめ直す。
第13回[対面/face to face]:海外の自然環境(2)島嶼
海外島嶼域の自然環境から日本の自然環境を見つめ直す。
第14回[対面/face to face]:まとめ
自然環境に関わる時事問題を取り上げながら、これまでの授業内容の総括を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
前回までの授業内容を復習する。
日常の自然環境にかかわる話題や事柄に関心を持つ。時事問題を取り上げた記事や書籍に目を通す癖をつけておくこと。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。授業資料はHoppiiで配布する。
参考書References
授業内で適宜紹介する。地図帳の持参を推奨する(高校までに使用していたもので構わない)。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間レポート(30%)、期末レポート(50%)、コメントシート(20%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本科目は専門科目であり、また「概説」ではありませんので、教員の視点と専門性が強めに反映された授業内容になっています。授業では扱っていないが関連して興味をもっている内容は自分自身で調べて学びを深めてもらいつつ、適宜教員に相談してもらえれば学びへのアドバイスはできます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。