文学部Faculty of Letters
LIT200BD（文学 / Literature 200）英米文学講義ⅠＢEnglish and American Literature I B (Lecture)
宮川 雅Tadashi MIYAKAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | A2908 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Ｇ‐Ｇ５０２ |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Courses | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Courses (Notes) | 2～4 |
| グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 2～4 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 英文学科 |
| 他学科公開科目 | ○ |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course is designed to impart basic knowledge about "English" literature, and about studying English literature. Students learn historical and geographical backgrounds, learn critical approaches and tools to read literary texts, and learn to create their own texts, including essays.
[Learning activities outside of classroom:] Before/after each class meeting, students are expected to spend 2 hours respectively to understand the course content.
[Grading Criteria/Policy:] Overall grade in the class will be decided based on the following:
1) Participation and discussion (reaction papers and occasional mini tests) (10%)
2) A couple of papers ("reports") (40%)
2) End-of-term examination (50%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
英米文学とその研究についての概説的な科目として、歴史的、地理的、構造的な解説をこころみる。
(1)英米文学作品テクストを具体的にかじり読みし、
(2)英米文学の背景・歴史について枠組みを知り、
(3)英米文学研究の方法や道具について知識を得る。
（これを１年の授業をとおしておこないたいので、通年の履修がたいそう望まれる）
到達目標Goal
(1)英語文学作品で描かれている、英語が使われている国の歴史と文化について概略を理解している。
(2)英語文学のジャンル（詩・小説・演劇など）とその歴史について概略を理解している。
(3)英語文学作品の背景的知識を得ている。
(4)英文学作品を読むときの資料蒐集や参考書・辞書などについて知識を持っている。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で英米文学の歴史やジャンルや英米の特性について考察するとともに、文学研究の道具や背景の知識についてもプリントを配布して身につける。（ときどき、なかば演習スタイルで）作品を読んでリサーチの方法・辞書の引き方を体感する。リアクション・ペーパーを提出する。
提出されたリアクションペーパーなどにおけるコメント・質問へは、そのうちのいくつかを取り上げ、全体に対してフィードバックをおこない、議論に活かします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：秋学期のイントロダクションとして
イントロダクション
第2回[対面/face to face]：キリスト教と英米文学／シェークスピアと演劇
聖書、コンコーダンス。引用と盗用（剽窃）。エリザベス朝の舞台から大衆演芸まで。
第3回[対面/face to face]：アメリカの建国と言語問題――アメリカン・ヴァナキュラー
レポート課題の提示
第4回[対面/face to face]：アメリカの短篇小説を読む（１）
19世紀アメリカの短篇小説。
第5回[対面/face to face]：英語の辞書のはなし（２）
俗語、慣用句、方言、引用、その他。オックスフォード英語大辞典と歴史原則。
第6回[対面/face to face]：注釈について
注釈について。
第7回[対面/face to face]：本文校訂とテクストの問題
textual criticism と “text” の多様な意味について。
第8回[対面/face to face]：Speech/ Narration――話法について（２）
とくに描出話法、中間話法、自由間接文体について。
第9回[対面/face to face]：スタイルについて（１）
style のいろいろな意味といろいろなスタイルについて。
第10回[対面/face to face]：スタイルについて（２）
subordination と coordination
第11回[対面/face to face]：アメリカの短篇小説を読む（２）
20世紀アメリカの短篇小説。
第12回[対面/face to face]：視点と話法について――話法について（３）
作品に即して具体的に考える。
第13回[対面/face to face]：ナラトロジーについて
ジュネットとブース、その他
第14回[対面/face to face]：エンディング
作品の結末と終末。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
作品プリントを辞書を使って読むこと。積極的に英米文学作品を読んでもらいたい。メジャーな作家のメジャーな作品を翻訳ででも読み進めてもらいたい。本授業の準備学習・復習時間は、各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
担当教員が作成した印刷物を教室で配布／学習支援システムの「教材」に蓄積。
参考書References
授業内で適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内小テストとリアクション・ペーパー 10パーセント
レポート 40パーセント
期末試験 50パーセント
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
課題を余裕のあるものとする。
昨年はＡの課題が長文だったのでＢの課題をなくしたが、Ａをとっていない人も多くて反省した———Ｂでも課題レポートを設定する。
その他の重要事項Others
前期春学期の「英米文学講義ＩＡ」からの継続履修がこころから望ましい。