文学部Faculty of Letters
LIN200BD(言語学 / Linguistics 200)英語史BHistory of English B
福元 広二Hiroji FUKUMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A2902 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市G‐G501 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 2~4 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 英文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course aims to provide an overview of the history of the English language from Old English to Present-day English. This course also helps students understand the linguistic change in English as well as its social and cultural change by introducing literature and multimedia.
The goal of this course is to give students the basic knowledge to understand the history of the English language.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Final grade will be calculated according to the following process Mid-term report (20%), term -end examination (40%), and in-class contribution (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、ヨーロッパ大陸の北海沿岸に住んでいた人々が、ブリテン島に渡ってからの約1500年間で英語が辿ってきた歴史的・社会的・文化的背景とその間に起こった音韻・形態・統語・意味・語彙などの言語変化について概観する。そして、英語がどのようにして世界中で使用されるようになり、世界共通語となってきたかを解説する。また、英語の歴史を学ぶことで、現代の英語に対してさらに理解を深めることを主な目的としている。
到達目標Goal
・英語史における各時代の発音・綴り・文法・語彙などの言語的特徴を簡潔に説明することができる。
・現代英語における興味深い文法現象を、英語史的な視点から考察することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は基本的に講義形式で行います。教科書だけでなくパワーポイントの資料を使って、授業内容をわかりやすく解説します。また、適宜、講義資料も配布し、テキスト以外の箇所に関しても説明します。 DVDなどの映像教材も使用して理解を深めます。
リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
春学期の復習と秋学期で扱うテーマの紹介
第2回[対面/face to face]:中英語の発音・代名詞
中英語における発音と代名詞の語形変化
第3回[対面/face to face]:中英語の動詞
中英語における強変化動詞と弱変化動詞
第4回[対面/face to face]:中英語の借用語
中英語期における借用語
第5回[対面/face to face]:中英語の作品講読
中英語の代表的な作家であるChaucerの作品講読
第6回[対面/face to face]:初期近代英語の時代背景
初期近代英語期における社会的・文化的時代背景
第7回[対面/face to face]:初期近代英語の文法
初期近代英語期に特徴的な文法
第8回[対面/face to face]:Shakespeareの英語
Shakespeareの英語の特徴を概説する
第9回[対面/face to face]:初期近代英語の作品講読
初期近代英語の代表的な作家であるShakespeareの作品講読
第10回[対面/face to face]:後期近代英語の時代背景
後期近代英語期における社会的・文化的時代背景と英文法書・辞書の発達
第11回[対面/face to face]:後期近代英語の文法と作品講読
後期近代英語期に特徴的な文法と文学作品を講読する
第12回[対面/face to face]:アメリカ英語の成立
アメリカ英語の成立と語彙の特徴
第13回[対面/face to face]:現代英語の変化
現在進行中である英語の文法的変化
第14回[対面/face to face]:期末試験
試験・まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で学んだ内容を振り返り、教科書やハンドアウトなどで復習を行ってください。テキストを事前に読んでおき、授業で学ぶことを予習してください。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
チャールズ・バーバー『英語発達史』英宝社
参考書References
寺澤盾 『英語の歴史』(中公新書)
中尾俊夫『英語の歴史』(講談社現代新書)
岸田 緑渓ほか 『英語の謎 歴史でわかるコトバの疑問』(角川ソフィア文庫)
朝尾幸次郎 『英語の歴史から考えるー英文法の「なぜ」』(大修館)
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価については、期末試験、平常点、レポートを総合して評価します。
期末試験40%、 平常点40%、レポート20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ディスカッションの時間をなるべく多くとるように心がけたいと思います。
その他の重要事項Others
この科目は、時代に沿ってそれぞれの時代の特徴を見ていくので、春学期に開講される「英語史A」と合わせて履修することをお勧めします。
4回以上欠席した場合はD評価となります。