文学部Faculty of Letters
LIN100BD(言語学 / Linguistics 100)英語学概論AIntroduction to English Linguistics A
椎名 美智Michi SHIINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A2804 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y606 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | 2~4 |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 2~4 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 英文学科 |
他学科公開科目 | ○ |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to acquire an overview of the English linguistics. The course will focus on important issues in the fields such as World Englishes, Morphology, Semantics, Pragmatics, Sociolinguistics, Stylistics and English teaching.
The leaning object of this class is to have an overview of the English linguistics and also become able to locate one's own research interest in the field.
Students need to read the chapter before attending the class and also to review what they have learned in the class after the class.
The grade includes the term end exam (70%), academic essays (10%), and attendance (20%). Any change will be announced in the class or by Hoppii.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
英語学の研究領域の全体を、2セメスターをかけて概観します。春学期は、世界の英語、形態論、意味論、語用論、文体論、英語教育を中心に、英語学研究の全体像が把握できるように広い視野を持って学習します。今後の英語学研究の基礎となる科目ですので、なるべく1年次に、春・秋と連続して履修することが望ましいです。
到達目標Goal
英語学研究の諸分野の内容、アプローチと研究の現状を学び、自分の興味のある分野の研究を概観し、さらに今後の自分の研究テーマの位置づけができるようになることが目標です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業開始は4月11日です。コロナの状況で授業形態(対面かズーム)が変更する場合は、Hoppiiで前の週末までにお知らせします。テキストはそれまでに自分で生協にて買っておいてください。毎週Hoppii「学習支援システム」に何らかの授業の課題ややってほしいこと、読んでほしい箇所などの情報を入れます。授業日が月曜日4限ですので、必ず、前日までにはHoppiiをチェックしてください。ハンドアウト、パワーポイント、課題、指示、いろんなメディアを使って、授業のエッセンスをお伝えします。基本的には対面授業の予定ですが、場合によっては、オンデマンドやオンラインになることもあるかもしれません。そうした情報も含め、全て前日までにはHoppiiでお知らせします。Hoppiiから皆さんへはメールでお知らせがいくようにします。
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「言語」といっても、書き言葉、話し言葉、文法の知識、頭のなかの言語知識など、研究者によって捉え方は異なります。こうした捉え方のちがいは、そのまま研究アプローチに反映されます。言語学には、理論的な側面から研究を進める分野もあれば、具体的な言語現象に注目する分野もあります。できるだけ多くの分野を、講義形式で紹介していきます。テキスト、ハンドアウト、パワーポイントを使います。次々と新しい分野へ移動していくので、テキストの該当する部分の予習と復習が必要です。英語で書かれたテキストなので、予習、復習、エキササイズなどは、各自、自分で読み進めていく必要があります。
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リアクションペーパーは毎時間、提出していただきます。授業の初めに、前回の授業に提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
毎週、授業日の前日に、必ずHOPPIを見てください。
英語学研究の概説と春学期の授業の進め方や履修条件について説明します。
第2回[対面/face to face]:世界の英語(1)
世界語としての英語について
第3回[対面/face to face]:世界の英語(2)
英語が話されている国と地域、英語のバリエーションについて
第4回[対面/face to face]:形態論(1)
形態論の概説、単語ができるしくみ
第5回[対面/face to face]:形態論(2)
形態論と形態素
第6回[対面/face to face]:中間の振り返り
これまでの内容のまとめと復習と演習
第7回[対面/face to face]:意味論(1)
意味論の概説
第8回[対面/face to face]:意味論(2)
意味の拡張としてのメタファー、メトニミー
第9回[対面/face to face]:語用論(1)
語用論の概説、言葉の意味について
第10回[対面/face to face]:語用論(2)
語用論の演習、コミュニケーション論の概説
第11回[対面/face to face]:文体論(1)
文体論の概説
第12回[対面/face to face]:文体論(2)
テキスト分析の方法、言語の規則性
第13回[対面/face to face]:英語教育
英語教育の現状と問題点
第14回[対面/face to face]:社会言語学、言葉と社会、およびコンサルテーション
社会言語学の概説、および春学期の講義内容についてのまとめ、コンサルテーション、課題に対する解説など
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
履修する学生は、事前にテキストの該当部分を読んでから授業に出席する必要があります。また、Hoppiiにアップロードされた授業の資料は必ずしも、すべてを授業でとりあげるわけではないので、自分で読んで復習をする必要があります。準備・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
影山太郎他、『First Steps in English Linguistics:英語学の第一歩』くろしお出版
参考書References
内容ごとに参考文献や資料を紹介し、Hoppiiにアップロードします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
通常の授業では、学期末試験70%、レポート10%、平常点20%で、評価します。変更しなければならない状況になったら、Hoppiiにて連絡をします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
初めてのことばかりなので、授業を聞いているだけでは難しいかもしれませんが、授業の前後に予習と復習をきちんとすると、だんだん理解できるようになります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題は、基本的にHoppiiに添付ファイルの形で提出してもらいます。
その他の重要事項Others
・パワーポイントの資料は、必要な場合には、授業後にHoppiiにアップします。
・オフィスアワーは木曜4限です。事前にメールで予約をしてください。詳細は授業で説明します。授業後にも時間があればコンサルテーションを受け付けます。