人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
ARSk500J3(地域研究(地域間比較) / Area studies(Interregional comparison) 500)地域・文化系特殊講義ⅠAdvanced Study on Community and Cultural Issues I
水野 雅男Masao MIZUNO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory |
人間福祉専攻 選択・必修科目 |
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Outline (in English)
<Course outline>
The aim of this course is to help students acquire that the historical transition and recent efforts of landscape policy, which is important for creating affluence of life and directing the individuality of the region, while comparing domestic and overseas.
<Learning Objectives>
By the end of the course, students should be able to do the followings:understanding the role of "landscape" in advocating a community that can enjoy affluence from the perspective of "policy"
<Learning activities outside of classroom>
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
<Grading Criteria /Policy>
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Short reports: 50%, in class contribution: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
テーマ「成熟化社会における豊かな地域社会を創造するための景観政策のあり方」
成熟化社会において、生活の豊かさを醸し出すとともに、地域の個性を演出する上で重要な景観政策への取り組みについて、その歴史的な変遷と近年の取り組みについて、国内外を比較しながら検討する。
到達目標Goal
豊かさを享受できる地域社会を標榜する上での「景観」の果たす役割を「政策」という観点から理解することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP5」と「DP6」と「DP7」と「DP10」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ゼミ形式で行うので、講義内容は開講時に受講生と話し合い受講生の問題関心などに合わせて、柔軟に対応していく。
毎回の検討課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業の進め方とスケジュール
第2回[対面/face to face]:我が国の風景の変遷①
異邦人がみた風景
第3回[対面/face to face]:我が国の風景の変遷②
風景の乱れ・歪み
第4回[対面/face to face]:我が国の風景の変遷③
明治から大正時代の風景論
第5回 [対面/face to face]:我が国の風景の変遷④
風景づくりの作法
第6回 [対面/face to face]:海外の風景づくり①
英国でのユートピア
第7回[対面/face to face]:海外の風景づくり②
西欧でのアメニティ論
第8回[対面/face to face]:海外の風景づくり③
イタリアの小都市
第9回[対面/face to face]:海外の風景づくり④
イタリアの農山村
第10回[対面/face to face]:海外の風景づくり⑤
イタリアの景観政策
第11回[対面/face to face]:生活景①
中心市街地と郊外住宅地
第12回[対面/face to face]:生活景②
景観を育む取り組み 金沢大野
第13回[対面/face to face]:生活景③
景観を育む取り組み 伊勢河崎
第14回[対面/face to face]:生活景④
生活景と都市計画
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の前にテーマに関連する資料に目を通し、明確な問題意識を持って参加すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
「都市をつくる風景」中村良夫、藤原書店、2010年
「イタリア小さなまちの底力」陣内秀信、講談社、2000年
「生活景」日本建築学会編、学芸出版社、2009年
参考書References
必要に応じて、適宜資料として配付する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
討論への参加(50%)とレポート(50%)によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者と話し合いながら、継続的に改善していく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを活用して、課題などを提示する。
その他の重要事項Others
まちづくりプランナーとして地域社会のデザイン・コーディネートに24年間関わった中で、町家再生活用や震災復興住宅再建に関する市民活動を企画運営してきた経験を中心に授業で紹介する。
担当教員の専門分野等
都市住宅政策論・地域経営論・市民活動運営論
主要研究業績
「被災した住宅の再建に関わる工務店の実態に関する研究」都市計画論文集Vol.51、2016年
「金沢市中心部における歴史的木造住宅の保全・継承システムに関する研究」日本建築学会論文集第707号、2015年
『地方都市の再生戦略』(共著)学芸出版社、2013年
『生活景』(共著)学芸出版社、2009年