デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
MEC200ND(機械工学 / Mechanical engineering 200)メカニカルデザイン(2019年度以降入学生)メカニカルデザイン(2019年度以降入学生)
山田 泰之Yasuyuki YAMADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | B2726 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) |
システムデザイン学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
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Outline (in English)
The theme of this course is to apply basic principles of geometry and general mechanics to various mechanical problems. Students will solve problems by modeling motion phenomena using simulation software and visualization techniques. Through the above process, they will understand the basics of methods for designing highly functional mechanisms through lectures and practical training.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
物体と物体の動きの関係性を定める機構(メカニズム)に焦点をあて、幾何学や一般力学の基本原理を元に学ぶ。さらに、それらのメカニズムを利用したメカニカルシステムを、材料特性、加工、生産性などの多角的視点により具体化させるための基礎的,応用的知識と実践方法を学ぶ。
到達目標Goal
1)基本的な機械の機構(メカニズム)が理解できる.
2)メカニカルデザインを具体化するために必要は材料,加工法等の実設計について理解できる.
3)1)と2)の学修を通じて、機械の機構を企画・設計(デザイン)する手法の基礎を理解し、応用できる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
動きをともなうあらゆる製品には「機構(メカニズム)」が存在する.機構は製品を企画・設計(デザイン)するにあたり,エンジニアはもちろん、デザイナも理解しておかなければならない重要な要素である.本講義では,リンク機構,カム機構,伝動装置,歯車,流体駆動,ロボットなど,主なメカニズムの基礎と,その具体化にかかわる材料や加工法の選定などを含めたメカニカルデザイン全般について学ぶ.講義は対面を主体に実施するが,状況をみてオンラインやコンテンツ配信なども併用する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:はじめに
設計基礎
・機械設計とは何か,身近な機械機構,材料と加工法の事例紹介
・図面とCADを用いた機械設計と設計プロセス
第2回[対面/face to face]:機械要素
・機械要素や規格品の活用(締結要素や材料規格)
・構造と材料の選定について
・機械要素:ギヤ
第3回[対面/face to face]:伝達機構
カム機構
リンク機構
・柔軟伝達機構
・カム機構
・リンク機構、緩衝装置
第4回[対面/face to face]:液体伝達機構
アクチュエータ
・液体伝達要素
・アクチュエータ
・中間課題
第5回[対面/face to face]:材料
構造
・様々な材料を利用したメカニカルデザイン
・機械の様々な構造
第6回[対面/face to face]:機械加工・工具
移動機構
・様々な部品の機械加工方法や道具の紹介
・移動機構
第7回[対面/face to face]:応用的なメカニカルデザイン
期末課題
・応用的なメカニカルデザインについて紹介する.
・期末課題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1)シラバスの内容を事前に確認する
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします.
テキスト(教科書)Textbooks
必要な教材,資料は随時で紹介する.
参考図書の機構学(ISBN-13: 978-4627668911)は,
学内あるいはVPN接続により,電子書籍で閲覧可能です.
https://kinoden.kinokuniya.co.jp/hosei_u/bookdetail/p/KP00031635/
参考図書の基礎機械材料は図書館にあります.
参考書References
1)機構学 ISBN-13: 978-4627668911
2)基礎機械材料 ISBN-13: 978-4563069216
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点・確認小テスト(30%)
課題提出と期末テストにより(70%)
により総合的に評価する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学習内容が,「実際にどのような商品や製品に応用され活用されているのかが,イメージできない」との指摘があった.事例紹介を増やし,学習内容と実社会で利用されている技術の関連付けを明確にしながら説明するよう心がける.