デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
COS200NC(計算科学 / Computational science 200)数値計算法Numerical Computing
酒井 久和Hisakazu SAKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | B2505 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) |
都市環境デザイン工学科 基盤科目 理工系 |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 基盤科目 理工系 自然科学分野 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
The main objectives of the Numerical Calculation Method Program are the following:
1) Understanding of fundamental numerical calculation methods.
2) Utilization of Microsoft Excel.
3) Acquisition of skills for creating macros in Excel.
This class's standard preparation and review time is about 2 hours, respectively.
Grade evaluation: Periodic examination 60% + Report 40% = 100%, provided that no credit will be given for more than four absences; grade D.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
工学の分野において,数学を用いる場面は多岐にわたる.また,簡易な計算はプログラミングを習得することにより,計算ミス,作業時間の大幅な短縮が可能である.本講義では,基礎的な数値解析手法を学習するとともに,実務で必須となるExcelの高度利用として,マクロを利用したプログラミング技法を習得する.
到達目標Goal
授業で紹介した数値解析手法を道具として活用し,Excelの効率的な使用法とプログラミング技術を習得することで,様々な工学問題が解けるようになるとともに,研究や実務での効率向上可能な技術を得ることを目標とする.
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- (A)歴史・文化・自然の理解・尊重:
- (B)技術者倫理:
- (C)工学基礎学力:60%
- (D)専門基礎学力:40%
- (E)専門知識の活用・応用能力:
- (F)総合デザイン能力:
- (G)コミュニケーション能力:
- (H)継続的学習能力:
- (I)業務遂行能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
工学分野の基礎的な数値解析手法として,ベクトルと行列,連立一次方程式の解法,非線形方程式の解法,補間,数値積分,数値微分を紹介する.1週講義の後,翌週は前週の講義内容に関する演習を行うことにより,知識としての定着を図る.解析ツールとしてExcelを使用する.
授業は学年暦通り実施する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス,Excelの基本的な使い方,マクロ
講義内容の紹介.講義で使用するExcelの基本的な使い方とマクロの使用方法についての解説する.
第2回[対面/face to face]:数値解析の基礎
数値解析の基礎として,アナログとデジタルの違い,有効数字について解説する.
第3回[対面/face to face]:関数の近似と補間
テーラー展開,補間について解説する.
第4回[対面/face to face]:演習
第3回講義内容に関する演習問題を解く.
第5回[対面/face to face]:微分
差分近似,3点差分公式,5点差分公式について説明する.
第6回[対面/face to face]:演習
第5回講義内容に関する演習問題を解く.
第7回[対面/face to face]:数値積分
長方形近似,台形近似,シンプソン公式について解説する.
第8回[対面/face to face]:演習
第7回講義内容に関する演習問題を解く.
第9回[対面/face to face]:非線形方程式
ニュートン-ラフソン法,2分法,はさみうち法
第10回[対面/face to face]:演習
第9回講義内容に関する演習問題を解く.
第11回[対面/face to face]:ベクトルと行列
ベクトルの演算,行列の演算
第12回[対面/face to face]:演習
第11回講義内容に関する演習問題を解く.
第13回[対面/face to face]:連立一次方程式
ガウスの消去法,非線形連立方程式の解説
第14回[対面/face to face]:演習
第13回講義内容に関する演習問題を解く.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義中または講義後に演習課題の実施,数回の課題の提出を求める.
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
伊津野和行,酒井久和:Excelではじめる数値解析,森北出版
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
演習課題の提出による評価40%,期末試験60%で総合的に評価する.4回以上欠席したものは単位の取得を認めない.
期末試験は,自分で行った演習課題を参照,PC持ち込み可.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の理解を確認しながら授業を進めた結果,授業評価は総じて好評であったが,プログラミングが難しいとの意見があった.プログラミング能力を向上させるためには,プログラミングを行う回数が重要と考えるため,演習を増加させたい.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与ノートパソコンを必ず持参すること.