デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
OTR100ND（その他 / Others 100）デザインスタジオ１（SD)Design Studio 1
田中 豊Tanaka YUTAKA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | B2343 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1,木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) |
システムデザイン学科 専門科目 導入科目 |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 導入科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | ＳＤ |
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Outline (in English)
Term of creation course:
Students learn the concepts of perspective, light sources and shadows, and draw with a variety of tools. Students develop basic sketching skills that can be used for sketching ideas, sharing ideas in teams, and making presentations.
Term of technology course:
The aim of this course is to experience how everyday phenomenon follow the laws of nature. Without awareness of natural laws we would not be able to design anything. When thinking about design, it is essential to continuously consider underlying laws of nature. In this course, students will receive hints from the supervisor in the technology field for finding solutions to human, physical and phenomenal related problems, thinking and learning hands-on about such laws through their concrete experiences.
Term of management course:
The purpose of this course is to cultivate interest in management while acquiring the basic knowledge necessary for learning management. Management is necessary for actually putting system design into practice in society. Through lectures, exercises, and assignments, students advance their understanding and mastery of themes such as the relationship between corporate management and society, the relationship between familiar companies and the financial market, and management and competitive strategies in the food and beverage industry.
By the end of the courses, students should be able to get basic skill at the department of engineering and design.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than one hour for a class.
The final grade will be decided according to the evaluation of three courses.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
クリエーション系：
様々な分野のデザインに必要な、コミュニケーション手段としてのスケッチの方法を学ぶことがこの授業の目的である。パースペクティブや光源と陰影の概念を学び、様々なツールを用いて描く。アイデアスケッチやチームでのアイデア共有、プレゼンテーションなどに活かすための基礎的なスケッチ能力を養う。
テクノロジー系：
日々の現象は、自然界の法則に従っているということを体験することが、この授業の目的である。私たちは、自然の法則を無視しては何もデザインすることはできない。「デザイン」を考えるときは、常にそのデザイン対象の背景となる自然の法則を意識することが重要である。本講義では，自然界の人・物・事やその現象に関する課題とその解決へ至るヒントを提示し，学生各自が手と頭を動かしながら，具体的な体験やシミュレーションを通して対象や法則を理解する．
マネジメント系：
システムデザインを実際に社会の中で人々の手によって実践するために必要なマネジメントを学ぶにあたっての基礎知識を習得しながら、マネジメントに対する興味・関心を培うことが本授業の目的である。企業経営と社会の関わり、身近な企業と金融市場の関係、飲食業界の経営・競争戦略などを主題に、講義とワーク、課題を通じて理解と習得を進める。
到達目標Goal
クリエーション系：
クリエーションに必要な観察力を養うこと。
「コミュニケーションをとるための絵」を描く方法を身につけること。
テクノロジー系：
学生各自が手と頭を動かしながら，具体的な体験やシミュレーションを通して対象や法則を理解するための手法を身につけること。
マネジメント系：
授業で取り扱うマネジメントの基本用語、理論を理解し、企業の基本的なマネジメント実例を自分の言葉で説明することができること。マネジメントへの関心と意欲を育み、システムデザインの中でそれを活かす基礎学力を持つこと。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本講義は，総合ガイダンスの後，3つのクラスに分かれ，それぞれのクラスが，クリエーション系４回，テクノロジー系４回，マネジメント系４回，最後に全体のまとめ１回の合計14回の実習授業を行う。各系の概要は以下のとおりである。
クリエーション系：
スケッチパッド、鉛筆、ペン、マーカー、パステルなどを用い、パースペクティブや陰影の正しいスケッチ方法の基礎を学ぶ。
テクノロジー系：
身の周りの運動機構について，実例を通して解説するとともに，運動の変換機構の例として，スライダ・クランクメカニズムの機械要素の運動現象を対象として，観察や数学ソフトウェア（Mathematica)を用いて数値シミュレーションを行う．回転運動から直線運動への変換メカニズムや，その仕組み，変位や速度，加速度の変化などを観察・シミュレーションしながら理解する．また学科から全員に配布する電子教材の簡単な使用方法についても学ぶ．
マネジメント系：
マネジメントを、企業という存在とその法的根拠・役割、社会との関係性、金融市場とファイナンス、マーケティング、社内マネジメントの5つの視点から学ぶことにより、経営管理の全体像を大まかに把握する。さまざまな企業の実例を取り扱い、今後の学習に必要なマネジメントの基本理論と知識を習得する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：総合ガイダンス
クリエーション系（４回），テクノロジー系（４回），マネジメント系（４回）の内容の説明とグループ分け，事前に準備するもの，電子教材の配布や簡単な使い方などを解説する。
2[対面/face to face]：パースペクティブスケッチ基礎演習
クリエーション系の第1回として、線描で立方体、円筒を描き、描くことに慣れる。デザインスケッチ/透視図法の概要について学ぶ。
3[対面/face to face]：マーカーを用いた描写演習，講評
クリエーション系の第2回として、グレーマーカーで線描に陰影をつける。光源と影の関係について学ぶ。
4[対面/face to face]：様々な画材・モチーフによる描写演習，講評
クリエーション系の第3回として、描き方のバリエーションを学ぶ。コンテパステルで三次曲面を表現/黒い紙に白鉛筆で描く．
5[対面/face to face]：説明スケッチ演習，講評
クリエーション系の第4回として、既存のデザイン製品を分析し、スケッチで説明する。講評を行う。
6[対面/face to face]：運動の観察とモデル化
テクノロジー系の第１回として，身の周りの機械要素の運動機構を観察する．次に，観察した機械要素の運動をモデル化する（課題1）．
7[対面/face to face]：課題とレポートの作成，発表，ソフトウェアツールの準備と使用方法
テクノロジー系の第２回として，観察した身の周りの運動機構の事例を発表する．またシミュレーションソフトウェアについて実例を交えながら解説し，その基本操作方法を実習により学ぶ（課題2）．
8[対面/face to face]：リンク機構の運動シミュレーション
テクノロジー系の第３回として，リンク機構の運動の数値シミューレーションプログラムを作成し，その運動の様子を解析する（課題3）．
9[対面/face to face]：入出力モデルと電子工作
テクノロジー系の第４回として，自然界の対象を観察し、フローチャート化して理解するとともに，配布した電子教材（M5Stack)を用いて，プログラミングやセンサ・アクチュエータの原理と応用について調査・実習を行う（課題4）．
10[対面/face to face]：マネジメントと企業と社会の全体像
マネジメント系の第1回として，社会と企業、マネジメントがどのような関係性にあるのか、その関わりを整理する。マネジメントに関する最新情報を実際に入手する実習を行う（課題1）．
11[対面/face to face]：企業と金融市場、ファイナンス
マネジメント系の第2回として，株式会社は金融市場から資金を調達し、投資を行い、株主に還元している。その仕組みを理解し、実際に大企業の株主構成や株価の推移を調べてみる（課題2）．
12[対面/face to face]：企業と顧客、マーケット
マネジメント系の第3回として，企業は顧客といかに繋がり、どんな関係性を築くのかを、基本的な経営戦略と競争戦略の観点から学ぶ。学びを元にコーヒーチェーン業界を分析する（課題3）．
13[対面/face to face]：社員を燃えさせるマネジメント
マネジメント系の第4回として，どんなにいい商品を開発しても、社員がやる気を出して作って売ってくれないと業績は上がらない。社員が燃えてやる気になってくれるには、どんなマネジメントが必要か。基礎理論を学び、自分を燃えさせるマネジメント案を作成する（課題4）．
14[対面/face to face]：まとめ
本実習授業のまとめを行う．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
シラバス内容の事前の確認
クリエーション系：
必要となる画材、工具を準備する。
課題のある場合は必ず行う事。
テクノロジー系：
課題で必要となる各種ソフトウェアや電子教材の事前の使用方法の理解と実行
課題の実行と発表の準備
マネジメント系：
シラバス内容の事前の確認と課題の実行
本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
クリエーション系
教員が授業内で適宜指示する。
テクノロジー系
教員が授業内で適宜指示する。
マネジメント系
教員が授業内で適宜指示する。
参考書References
クリエーション系
How to Draw (スコット・ロバートソン: ボーンデジタル)
プロダクトデザインのためのスケッチワーク (増成和敏：オーム社)
テクノロジー系
特に指定しない．適宜，授業中にプリントを配布する．
マネジメント系
特に指定しない．適宜，Hoppiに電子資料を配布する．
成績評価の方法と基準Grading criteria
クリエーション系：
授業内の作業態度と実習作品の提出による総合評価から、90点以上をS、87点以上をA+,83点以上をA，80点以上をA-、77点以上をB+，73点以上をB，70点以上をB-，67点以上をC+，63点以上をC，60点以上をC-とする．提出を求められた作品が１点でも未提出の場合はDとする。
テクノロジー系：
授業内の実習作業態度および教員からの課題に対する提出されたレポートにより総合的に評価する．90点以上をS、87点以上をA+,83点以上をA，80点以上をA-、77点以上をB+，73点以上をB，70点以上をB-，67点以上をC+，63点以上をC，60点以上をC-とする．レポートの未提出はDとする。
マネジメント系：
授業内の講義受講態度および教員からの課題に対する提出されたレポートにより総合的に評価する．90点以上をS、87点以上をA+,83点以上をA，80点以上をA-、77点以上をB+，73点以上をB，70点以上をB-，67点以上をC+，63点以上をC，60点以上をC-とする．レポートの未提出はDとする。
最後にクリエーション系，テクノロジー系，マネジメント系の評価結果を総合し，最終評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
高校での履修状況により学生によってスキルが異なるため、各自のスキルに応じたきめ細かい対応をできる限り行っていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
クリエーション系：
指定のドローイング用画材を購入・準備すること。
毎回使用するする道具が異なるため、授業前に持参の必要なものが何かを確認する事。
テクノロジー系：
データ処理などに大学から配布されたノートパソコンとインストールされた専用ソフトウェア，配布した電子回路キット教材などを使用する．
マネジメント系：
大学から配布されたノートパソコンを使用する。