デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
CST200NA(土木工学 / Civil engineering 200)都市・地域政策Environment and Regional Policy
土屋 愛自Aiji TSUCHIYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | B2055 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) |
建築学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
【Course outline】The aim of this course is to study the effectiveness of policy for the creation of sustainable cities. This course deals with basic concepts of change in social conditions surrounding the city, a concern and evaluation problem for domestic town planning policy (a comparative study on oversea cases will be made). It also aims to enhance existing methods of policy making. Please refer to the schedule for detailed information.
【Leaning Objectives】
The goal of this class is not only knowledge acquisition,
but also cultivating policy issues and feeding logical thinking
and planning ability for policy judgment.
【Learning activities outside of classroom】
Confirm a syllabus before an entry of this class.
Presentation of the result of exercises need in this class.
This class needs 4hours of preparation and reviewing for each contents.
【Grading Criteria/Policy】
To be evaluated as below;
report01 ; Setting model area and analyzing. 30%
report02 ; Quantitative evaluation of model area. 30%
report03 ; Policy proposal for model area. 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は持続可能な都市を構築するための政策の有効性について学ぶことをねらいとする。そのために、都市を取り巻く社会状況の変化、全国で展開している様々なまちづくりの施策(諸外国の施策の比較を含む)について理解を深めつつその課題や評価手法を学ぶ。また、演習を通じて具体的な政策立案方法についても取り組む。詳しくは授業計画参照。
到達目標Goal
政策の評価をどのように行うのか学ぶことは、社会人になってからも有用であると考える。本講義の到達目標は知識の習得はもちろんであるが、政策課題に対する関心を深め、政策判断の思考力・企画力を養うことである。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:○
- 文化性:◎
- 倫理観:○
- 建築の公理:○
- 芸術性:○
- 教養力:◎
- 表現力:◎
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科、都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち「DP4」、システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち「DP2」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は基本的に講義方式で行う。また、段階的な3つの課題に取り組むこと中で都市政策手法の基礎的な内容と流れについて学ぶ。実社会では、プレゼン力、説得力が強く求められているため、各3回の課題については、個別にプレゼンを実施し、コメントする。なお、課題の提出・フィードバックは、「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション、都市を取り巻く環境の変化等
授業計画、授業の進め方、課題レポートの説明、成績評価、少子高齢化、インフラの老朽化により何が問題となるか
2[対面/face to face]:国と地方の関係(地方分権の視点)
国と地方の関係(政令市、特別区、中核市):地方分権の到達点と課題、平成の市町村合併の課題と評価
3[対面/face to face]:求められる都市の構造(コンパクトシティ政策)
コンパクトシティ政策とその具体的な内容・都市再生特別措置法の改正(立地適正化計画の概要)
4[対面/face to face]:中心市街地の再生方策(中心市街地活性化法)(1)
中心市街地活性化にかかる法律の変遷と施策の評価(静岡市、富山市他)
5[対面/face to face]:演習課題(1)検討地区の設定
検討地区の設定と理由、地区の現況分析
6[対面/face to face]:中心市街地の再生方策(構造改革特区制度等)(2)
構造改革特区、地域活性化総合特区の具体的な取り組み(柏市、神戸市、船橋市、さいたま市他)
7[対面/face to face]:中心市街地の再生方策(エリアマネジメント)(3)
エリアマネジメントの必要性と先進事例の評価(大阪市、鎌ヶ谷市、高松市、飯田市他)
8[対面/face to face]:地方中心都市の再生方策
新潟県長岡市の取り組みと評価
9[対面/face to face]:まちづくりの新たな潮流(健康・医療・福祉のまちづくり)
高齢化社会に向けた健康・医療・福祉に配慮したまちづくりの必要性と具体的な取り組み(岩手県紫波町の事例)
10[対面/face to face]:演習課題(2)
演習(1)で設定した地区の定量的な分析
11[対面/face to face]:都市計画制度の変遷
我が国の都市計画制度の変遷と課題解決の方法(長期未着手の基盤整備、都市施設等)
12[対面/face to face]:演習課題(2)についての中間発表
課題解決地区の定量評価についての発表
13[対面/face to face]:諸外国の都市政策(欧米・アジア)
諸外国の都市計画制度の特徴と具体事例(ニューヨーク、ボストン)、ドイツ、中国、韓国の都市計画制度の特徴
14[対面/face to face]:演習課題(3)持続可能な都市づくりに向けての課題レポート
持続可能の都市づくりにおける政策提言レポートの発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
履修登録前にシラバスの確認をすること。授業内で示される課題については、発表するためプレゼンの準備をすること。
本授業の準備学習・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
コンパクトシティ実現のための都市計画制度~平成26年改正都市再生法・都市計画法の解説~(ぎょうせい)都市計画法制度研究会編集、まちづくり三法の見直し~改正都市計画法・中心市街地活性化法等の解説Q&A(ぎょうせい)都市計画・中心市街地活性化法制研究会編集、都市のクオリティ・ストック~土地利用・緑地・交通の総合戦略~(鹿島出版会)林良嗣・土井健司・加藤博和
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価の方法については、下記のとおりとする。
①課題レポート(1):調査地区の設定と現状分析:30%
②課題レポート(2):調査地区の定量評価: 30%
③課題レポート(3):調査地区での政策提案: 40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
出来るだけ受講生の発言の機会をもつ。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
成果物についての提出は、学習支援システムを使用する。
その他の重要事項Others
現在、政令市(さいたま市)に勤務し、都市計画部門を所掌している。自身の経験から地方自治体の抱えるまちづくりの課題等について講義する。