デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
DES100NA(デザイン学 / Design science 100)デザイン文化論Art and Culture
辻村 亮子Ryoko TSUJIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | B2005 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) |
都市環境デザイン工学科 基盤科目 総合系 |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 基盤科目 総合系 デザイン分野 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
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Outline (in English)
We often use the word ”Wild Nature". But that word is an illusion.
We humans have been cultivating nature and created the greatest artifact, the city on the earth.
In a sense, nowadays everything we see is "designed" by human beings.
We will see such the world around us from the perspective of design.
And not only “see”, we will also experience “drawing” and “writing" in this class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「手つかずの自然」とはよく聞く言葉です。しかし実はその言葉は幻想に近く、現在地球上にはそのようなものはほとんど残されていません。我々人類は、自然と向きあい、土地を耕し農業を興し、人間がつくったもっとも大きな人工物といわれる「都市」を地球上に生み出してきたのです。
地球上の人間の半分以上、日本に至っては9割の人が都市で生活してるという現在、私たちの目にふれるものはすべて人間によって「デザインされたもの」と言ってよいでしょう。
この授業では、こうした自分たちの身のまわりの世界を、デザインという観点から見ていきます。
また3学科が集まる人数の多い授業となりますが、「見る」だけではなく、「描く」と「書く」ということも授業で体験してもらう予定です。
到達目標Goal
1)「創造したい」という気持ちを育む。
2)「創造」のための目を養う。
3)「創造」のための方法を自分で探究することができる。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- (A)歴史・文化・自然の理解・尊重:20%
- (B)技術者倫理:20%
- (C)工学基礎学力:5%
- (D)専門基礎学力:5%
- (E)専門知識の活用・応用能力:20%
- (F)総合デザイン能力:5%
- (G)コミュニケーション能力:15%
- (H)継続的学習能力:5%
- (I)業務遂行能力:5%
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち「DP2」、都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」、システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義。課題提出。各自のプレゼンテーション。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
4月12日[オンライン/online]:ガイダンス
授業登録人数の確認(120名を超える場合は抽選方式)、授業の進め方と注意事項など。
4月19日[オンライン/online]:イントロダクション
教員の経歴
4月26日[オンライン/online]:自宅制作のスタディ・課題
自画像と似顔絵
人はなぜ自画像を描くのか?
5月10日[オンライン/online]:課題のプレゼンテーションと自己紹介1
自分の作品をプレゼンテーションする。
人の作品を鑑賞する。
5月17日[オンライン/online]:課題のプレゼンテーションと自己紹介2
自分の作品をプレゼンテーションする。
人の作品を鑑賞する。
5月24日[オンライン/online]:課題のプレゼンテーションと自己紹介3
自分の作品をプレゼンテーションする。
人の作品を鑑賞する。
5月31日[オンライン/online]:課題のプレゼンテーションと自己紹介4
自分の作品をプレゼンテーションする。
人の作品を鑑賞する。
6月7日[オンライン/online]:レオナルド・ダ・ヴィンチとは何か?
現在のレオナルド・ダ・ヴィンチを目指すというのはどういうことなのか?ダ・ヴィンチの功績をみる。
6月14日[オンライン/online]:千田勝フランスからのレクチャー
法政大を卒業してブルタ-ニュで設計事務所を主宰する千田勝氏。本年度は「都市をアップデイトする」をリモート講義する。
6月21日[オンライン/online]:西洋文化の源流ギリシアの神殿とその美術
ヨーロッパ文化の二大源流のひとつ、ギリシア文明を見る。パルテノン神殿が現代建築家に与えた影響。
6月28日[オンライン/online]:都市の観察1ヤンゴン
都市化が進むということはどういうことか。
アジアの一都市の発展を政治・文化・宗教的側面とともに考える。
7月5日[オンライン/online]:都市の観察2ヘルシンキ
フィンランドの首都ヘルシンキを例に、ひとつの首都の、過去と現代の建築及び都市施設と交通を考察する。
7月12日[オンライン/online]:都市の観察3)東京
高輪築堤という産業遺産から、鉄道・地下鉄といった都市施設を通して我が国のデザインを振り返り展望する。
7月14日[オンライン/online]:都市の観察4)または予備日
東京以外の都市の交通、
または、図書館など今の都市施設のデザインの潮流を観察する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
課題作成5時間、レポート作成8時間
テキスト(教科書)Textbooks
特になし
参考書References
授業内で紹介
成績評価の方法と基準Grading criteria
リポート40%、一部授業後の提出物30%、平常点30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題作成のときには、各自自分に合った画材を用意すること。また画像の提出については、スマートフォンの写真ではなくきちんとスキャンして提出すること。
その他の重要事項Others
履修希望者多数の場合は、抽選でクラスの人数を120名ほどに限定する可能性がある。
最新情報を授業で紹介することが多いので、講義内容はテーマと同じになるとは限らない。また履修人数によっても、講義内容に変更や、前後する可能性がある。
フランスからリモートで千田勝氏、また場合によってはもう一人ゲスト講師を招待した講義を行う。