デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
SOC100NA(社会学 / Sociology 100)日本文化論Japanese Culture
井波 真弓Mayumi INAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | B1066 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) |
建築学科 基盤科目 留学生 |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 基盤科目 留学生科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 留学生 |
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Outline (in English)
【授業の概要(Course outline)】
In this class, students will learn about Japanese annual events. In Japan, there are rites of passage that have continued since ancient times. It is important for those who raise children to ensure that they grow up healthy. In addition, various events are held to help them live long and healthy lives after they reach adulthood.
Which event is the most important in your country? And why? Students learn about the meaning and history of these events, and the reasons for their continuation.
【到達目標(Learning Objectives)】
The goal of this class is to compare Japanese culture with that of other countries in order to clearly recognize the differences between the two cultures and to facilitate mutual understanding.
Students will also be able to express their understanding in writing.
【授業時間外の学習(Learning activities outside of classroom)】
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
【成績評価の方法と基準(Grading Criteria /Policy)】
Your overall grade in the class will be decided based on class participation (30%), assignment submission (30%), and final report (40%).
Attendance of at least 2/3 of the class is required.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では日本の年中行事について学びます。日本には古来から続く通過儀礼が存在します。子供が健やかに成長していくことは子供を育てる人にとって重要です。さらに成人してからは健康で長生きできるように様々な行事が行われます。
一年間を通じて年中行事が行われますが、皆さんの国ではどの行事が一番重要ですか。またそれはなぜですか。行事の意味や歴史を知るとともにそれらの行事が現在まで続いている理由について探りたいと思います。
到達目標Goal
日本文化を諸外国の文化と比較することで、双方の文化の違いを明確に認識し、相互理解を容易にすることを目的としています。
また、理解したことを文章で表現できるようにします。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:
- 文化性:◎
- 倫理観:
- 建築の公理:
- 芸術性:○
- 教養力:○
- 表現力:◎
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち「DP1」、都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち「DP1」「DP2」「DP4」、システムデザイン研究科ディプロマポリシーのうち「DP5」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
年中行事や通過儀礼を中心に学習をしますが、日本文化を知ることは日本や日本人について知ることです。また自分の国を客観的に知る手立てとなります。
また、授業では今まで皆さんが通過儀礼と年中行事にどのようにかかわってきたか自国での体験を交えて、文章にしていきます。
最終授業で、それまでの講義内容のまとめや復習、レポート対する講評を行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
授業の内容についての説明をします。また、自己紹介を行います。
2[対面/face to face]:日本の中に見る自国文化
世界は交流が盛んになってますます小さくなっています。皆さんは日本の中に自分の国のものや影響されたものを見つけるのではないでしょうか。なぜ、どのようなかたちで受け入れられているか発表しましょう。
3[対面/face to face]:自国にみる日本文化
自分の国の中ではどんな形で日本文化が存在しましたか。日本にはどんなイメージを持っていたか発表します。
4[対面/face to face]:通過儀礼 ①
誕生からお食い初めまで
子供の誕生にはどのようなお祝いをしますか。どような祈りを込めて皆さんの名前が付けられましたか。
5[対面/face to face]:通過儀礼 ②
初節句、七五三
子供の成長を願う行事ですが、男の子と女の子ではどのように違うのでしょうか。皆さんの国では男女の違いがありますか。
6[対面/face to face]:通過儀礼 ③
結婚、厄年、長寿の祝い
日本では結婚相手を探すサービスがあります。年齢によって結婚形態も変化しています。どのような結婚が望まれていますか。
7[対面/face to face]:通過儀礼 ④
葬式
日本の葬式は他国に見られない形で行われます。あまり触れることのない儀式から人間関係や死生観について触れます。
8[対面/face to face]:年中行事 ①
大晦日、正月、鏡開き
年末年始には日本で大移動が行われます。静かな正月から慌ただしい正月への変化について考えます。
9[対面/face to face]:年中行事 ②
バレンタインデー
ホワイトデー
雛祭り
女の子の健やかな成長を願う雛祭りと西洋の影響を受けたバレンタインデー。女性は変化したのでしょうか。また、なぜホワイトデーが誕生したのでしょうか。
10[対面/face to face]:年中行事 ③
母の日、父の日
特別な祝日
日本にある祝日と自国の祝日を比較します。また、両親は子供にとってどのような存在でしょうか。
11[対面/face to face]:年中行事 ④
クリスマス
欧米では宗教行事ですが、日本では宗教とは異なる形のクリスマスが行われています。なぜでしょうか。
12[対面/face to face]:レポートの作成
今まで取り組んだ4~11までの中から関心のあるテーマを一つ選び自国の文化と比較しながら2000字程度のレポートを書きます。途中経過のレポートを提出します。
13[対面/face to face]:レポートの作成・提出
前回12回目のレポートを加筆訂正し、レポートを完成させます。
14[対面/face to face]:レポートについてのフィードバック
提出されたレポートのまとめと解説を行います。振り返りシートを提出します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日本の行事や生活を自分の国と比べてよく観察してください。疑問があったらなぜなのかその理由を考えてください。次の回のテーマをあらかじめ調べておいてください。
授業中に予習、復習、課題を指示しますから、次回までに必ず行ってください。
本授業の準備学習・復習時間は、各1時間30分を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
日本の伝統文化 https://japan-trad.net/culture.html
日本の行事・暦 http://koyomigyouji.com/nenchugyouji.htm
年中行事 https://wa-gokoro.jp/event/annual-events/
日本文化いろは事典 http://iroha-japan.net/
参考書References
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加30%、課題の提出30%、最終レポート40%などで総合的に評価します。
出席は3分の2以上必要です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
留学生科目につき、アンケートを実施していません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン等
その他の重要事項Others
在日大使館秘書としての経験を有する教員が、経験を活かし日本文化に関する講義を行います。