デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
MAN100NA(経営学 / Management 100)マーケティングMarketing Principles
林 奈生子Naoko HAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | B1051 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) |
システムデザイン学科 基盤科目 人文社会系 |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 基盤科目 人文社会系 社会科学分野 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
This is an introductory lecture on marketing. Learn the theory of traditional marketing and consider what good design is in marketing through some examples of modern business units. This lecture focuses on understanding marketing concepts and meanings of basic terms, business activities, and information transmitted from companies. This course promotes student learning through lectures, group discussions and presentations, and writing reports.
【Learning Objectives】
The goal of this course is to understand the basic concepts of marketing.
【Learning activities outside of classroom】
After each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
【Grading Criteria/policy】
Final grading will be decided based on term-end report (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
優れた技術や新規のアイディアを備えていれば製品は必ずヒットし市場で売れていくのでしょうか。斬新な技術やユニークなアイディアで開発された製品が人々の関心を引くことなく市場から消えていくことは珍しくありません。多くの人に支持される製品を開発するにはマーケティングの思考が欠かせません。また、今日、マーケティングの概念や知識は既に日常に浸透し使われています。例えば、大学の研究室での議論、友人との会話、就職活動の面接やグループ討議、就職後の製品企画会議などでは頻繁に用いられます。さらに、マーケティングの用語は世界共通でありこれらの用語を知ることでどこでも誰とでも議論が可能になります。
授業では、主に企業のマーケティング活動からその基本知識を学びます。加えて、マーケティングでの優れたデザインとは何かを考えます。
到達目標Goal
本授業では次の2つの到達目標を設定します。
1.企業のマーケティング活動を自身の生活に関連させて考える力の習得。そのために、①マーケティングの概念と基本用語 ②企業活動 ③企業から発信される情報-を理解することに重点を置きます。2.マーケティングの実践力の習得。そのために、研究課題やケーススタディを実施し、自身の考えを ①まとめる力 ②表現する力 ③伝える力-の養成を目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP4」に関連
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業目標を達成するために、講義、研究課題、ケーススタディ、レポート、事例紹介により進めます。
*オンライン授業の場合はzoomのURL・ID・パスコード、授業運営などにかかわる情報を学習支援システム【お知らせ】に掲示します。
*授業で使用する教材などがある場合は学習支援システム【教材】に掲示します。
*学習支援システム【授業内掲示板】に受講生の質問を掲示できるトピックを設ける予定です。なお、質問が、受講生が共有すべき内容の場合は【お知らせ】にて回答します。
*授業計画の回、日程は変更になる場合があります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション
授業内容・進め方・ルール、到達目標と成績評価基準などを説明する。
2[オンライン/online]:マーケティングの歴史
マーケティングの歴史を概観する。あわせて、顧客志向の萌芽を説明する。
3[オンライン/online]:マーケティングと企業
企業活動におけるマーケティングの重要性を事例から学ぶ。
4[オンライン/online]:マーケティング・ツール
マーケティングの4P(製品、価格、流通、販売促進)を学ぶ。
5[オンライン/online]:研究課題① 新製品・サービスの発案
研究課題の取り組み方、発表について説明する。新製品・サービスのアイディアを出し概略を考える。
6[オンライン/online]:研究課題② 新製品・サービスのアイディアを深める
前回考えたアイディアを深め、わかりやすい形にする。
7[オンライン/online]:研究課題③ 新製品・サービスの具体化
新製品・サービスのアイディアを具体化する。また、プレゼンテーションの準備を行う。
8[オンライン/online]:新製品・サービスの発表①
新製品・サービスのプレゼンテーションを行い意見交換をする。
9[オンライン/online]:新製品・サービスの発表②
引き続き新製品・サービスのプレゼンテーションを行う。前回と今回の意見交換を参考に改めて自身のアイディアを深める機会とする。
10[オンライン/online]:マーケティング・ミックスと情報
マーケティング・ツールとマーケティング・ミックスの関係について学ぶ。また、情報の重要性と収集・分析の留意事項について知る。(プレゼンテーションが終わらない場合は本回にもその場を設けます)
11[オンライン/online]:市場の細分化
STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)の基本知識と事例を学ぶ。
12[オンライン/online]:消費者購買プロセス
消費者の購買行動と企業のマーケティング戦略の関係性を考える。
13[オンライン/online]:顧客との関係の強化
顧客との関係維持の必要性を学ぶ。あわせて、企業のマーケティング活動が顧客に何をもたらすべきなのかについて考える。
14[オンライン/online]:企業の社会的責任とマーケティング
企業の社会的責任とマーケティング、およびマーケティング領域の拡大について学ぶ。あわせて、レポート提出について説明する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自身の得た情報をマーケティングの観点で考え、分析する努力をすること。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。必要な場合は授業で紹介します。
参考書References
石井淳蔵 廣田章光編著『1からのマーケティング』中央経済社
フィリップ・コトラー ケビン・レーン・ケラー著『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 基本編』ピアソン・エデュケーション
P.F.ドラッガー著『エッセンシャル版マネジメント 基本と原則』ダイヤモンド社
そのほか、随時、授業で紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価はレポート提出(配点90%)、平常点(配点10%)とします。詳細は次の通りです。
<レポート提出>
1.レポートのテーマ:学習支援システム【課題】に掲示します。
2.言語:日本語
3.字数、フォント、ポイント:400字以上600字以内、フォント指定なし、ポイント10.5
4.提出期間:第14回授業日の午前10時30分から翌週水曜日の午前10時30分まで。なお、変更がある場合は学習支援システム【お知らせ】に掲示します。
5.提出方法:学習支援システム【課題】に掲示される添付ファイルのフォーマットを用いて学習支援システムを通して提出
6.留意事項
(1)レポート提出は、学習支援システムを用い指示された方法で行ってください。例えば、「特別なアプリを使用するもの」「指示以外の方法で提出されたもの」「学内のシステムとの互換性がない機器を使用したもの」などを用い、通常の学習支援システムの操作でレポートを開けないものについては評価対象外になります。
(2)レポート提出は、提出期間内に提出が完了するように日程管理・機器管理をしてください。
(3)なお、大学の設定している時間と自身の機器の設定時間が同一とは限らないので充分に注意してください。
(4)テキストボックスでの提出(投稿)は、レポート提出とはみなしません。必ず、添付ファイルの所定のフォーマットを用いて提出してください。
(5)レポート提出の際は、添付ファイルが添付されたことを示すクリップマークを確認してください。
(6)レポート提出後の誤記などによる修正・訂正の申し出は受け付けません。レポート提出は十分に見直したうえで行ってください。
<平常点>
意見発表などを積極的に行った学生に配点します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
研究課題において受講生から「価値観が違う人の意見を聞くことで新たなアイディアが生まれた」「1つの提案が様々な方向へ進化することが勉強になった」「最初は不安だったが勇気を出して発表していろんな意見を聞けたことがよかった」などの感想が寄せられた。研究課題が受講生の積極性、気づき、潜在能力の顕在化を促していることがわかる。今後もより効果的に研究課題を授業に組み入れたい。
その他の重要事項Others
<講師について>
修士(経営学)、博士(公共政策学)
金融機関系コンサルティング会社にて経営コンサルティング、人材育成コンサルティングの経験をもつ教員が、企業のマーケティング活動において求められる創造力の育成に資する講義を行います。