通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG(経営学 / Management 200)経営学特講[航空輸送概論](秋期スクーリング)Special Study in Management
恩田 登志夫Toshio ONDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 28009 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | |
科目種別Class Type | |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory | 秋期 |
期間Period | 秋期 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講手続き等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In the airline business, competition among existing airlines has intensified due to deregulation, and survival by only one company became strict. Today, global collaboration and the rise of low-cost airlines including LCC are changing quickly. In this lecture, you can learn the current situation and issues related to the airline business in general.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
航空事業は、規制緩和が進んだことから既存航空会社間の競争が激しくなり、一企業だけで生存することが厳しくなりました。現在ではグローバル規模の連携やLCCをはじめとする低価格航空会社の台頭など、目まぐるしく変化しています。この講義では、航空ビジネス全般に関する現状と課題を学ぶことができます。
到達目標Goal
①運航方式の違いを説明できる。
②アライアンスの現状とメリットを説明できる。
③LCCのビジネスモデルを説明できる。
④わが国の空港経営の現状を説明できる。
⑤航空ビジネスとインバウンドツーリズムとの現状を説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経済学科:DP2」「商業学科:経営学・商学, 自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
一般的な授業のほかに、統計資料や写真等を採用し、理解しやすいように工夫して授業を勧めます。さらに、授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。オンライン授業に移行した場合はZoomによるリアルタイム配信型の授業をおこなう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:航空ビジネスの概要
講義全般の主要なトピックを提示し、講義の方向性を示す。
2[対面/face to face]:航空輸送の歴史的発展経緯
航空事業の起源
わが国の航空輸送の草分け日本航空の設立
3[対面/face to face]:国際航空法
シカゴ条約
バミューダ協定以降の航空協定
航空運送人の運送責任
4[対面/face to face]:規制緩和とオープンスカイ政策
米国の規制緩和
米国のオープンスカイ政策
5[対面/face to face]:わが国の航空政策の変遷
航空法施行
45・47体制
1986年の新航空政策
6[対面/face to face]:低コスト航空会社(LCC)
LCCのビジネスモデル
7[対面/face to face]:運航方式の相違
ハブ・アンド・スポーク運航
ポイント・ツー・ポイント運航
8[対面/face to face]:サウスウエスト航空のビジネスモデル(1)
ノンフリル
二次的空港の積極的利用
10分間ターン
9[対面/face to face]:サウスウエスト航空のビジネスモデル(2)
サウスウエスト航空のビジネスモデルをテーマにディスカッション
10[対面/face to face]:アライアンス
航空会社間のアライアンスの現状
アライアンスのメリット
海運アライアンスとの比較
11[対面/face to face]:航空貨物輸送の歴史的経緯
航空貨物機の歴史的変遷
旅客機のベリー積載と貨物機による積載方法
12[対面/face to face]:航空フォワーダーとインテグレーターのビジネスモデルの相違
航空フォワーダーの現状
インテグレーターの現状
フェデラルエキスプレスの事例研究
13[対面/face to face]:わが国空港の現状と課題
わが国の空港の現状
わが国の空港が抱える課題
14[対面/face to face]:わが国の航空ビジネスとインバウンドツーリズム
インバウンド旅行者増加の現状
航空ビジネスとインバウンドビジネスにおける課題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習として、授業の事前にテキストを確認して、要点を整理すること。
復習として、準備学習として要点を整理したことを、授業中のメモと確認し、理解を深めること。本授業の準備学習・復習時間は、各2 時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要なプリントを配布する。
参考書References
『最新航空事業論』井上泰日子、日本評論社、2016年、3024円
『航空産業入門』ANA総合研究所、東洋経済新報社、2017年、2592円
『空港のはなし』岩見宣治・渡邉正己、成山堂書店、2018年、1728円
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末テスト100%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回熱心に講義を聴講している学生が多く、講師としてもやりがいを感じています。今年度から航空旅客としては、既存の航空会社とLCCとの比較、航空貨物としては、既存の航空会社とインテグレーターとの比較検討を行うが、これも学生からの意見を反映させたものである。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
「実務経験のある教員による授業」
航空会社に約20年勤務していたことから、実務経験を踏まえて説明する。