通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG(経営学 / Management 200)マーケティング論Ⅱ(後期メディア)Marketing II
竹内 淑恵
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 66005 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 竹内 淑恵 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory | 後期メディア |
期間Period | 後期 |
定員Capacity | - |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline: Today’s marketing challenge is to create lively and interactive communities of consumers who make products and brands a part of their daily lives. In this course, students learn how to create customer value and acquire loyal customers. The content consists of five main themes:
1. Essence of marketing and addressing market competition,
2. Identifying and understanding customer value,
3. Creating and delivering customer value,
4. Persuading and communicating customer value,
5. Innovation in marketing.
Learning Objectives: The students will acquire marketing knowledge and skills and will be able to explain the significance and role of marketing. They will understand the innovative frameworks for customer value and customer relationship that capture the essence of today's marketing.
Learning activities outside of classroom: Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policy: Final grade will be calculated according to the following process: two mid-term examinations 25%+25%, and term-end report 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
今日のマーケティングの課題は、製品やブランドを日常生活の一部にする、活発でインタラクティブな消費者のコミュニティを創造することです。本講義では、顧客価値を創造し、ロイヤル顧客を獲得する方法を学びます。内容は5つの主要なテーマから構成されています。
1.マーケティングの本質と市場競争への対応
2.顧客価値の発見と理解
3.顧客価値の創造と提供
4.顧客価値の説得と伝達
5.マーケティングの革新
この講義によって、今日のマーケティングの本質をとらえた革新的な顧客価値と顧客リレーションシップの枠組みを理解することができます。
到達目標Goal
以下に挙げる点が本授業の達成目標です。
・マーケティングの概念と理論を中心に学び、マーケティング活動に関する実践的で役立つマネジメント・ノウハウを習得する。
・消費者購買行動の特徴を理解し、顧客の視点からマーケティング活動を計画的、合理的に行う能力と態度を身につける。
・マーケティングを通じて企業経営に対して興味・関心を持ち、新製品情報など市場の動向に敏感に反応する力を涵養する。
・レポート課題に積極的に取り組むことにより、文章作成・表現力、情報収集・分析力を習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:,DP3,DP5」「日本文学科:DP1,DP2」「史学科:DP1」「地理学科:DP1,DP2,DP3」「経済学科:DP4,DP5」「商業学科:経営学・商学」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・マーケティング論Ⅱもマーケティング論Ⅰと同様、講義形式で授業を進めます。
・基本的には使用するテキストに沿って丁寧に解説しますが、随時いろいろなケースを取り上げます。
・中間課題に対しては、システム上で採点を実施します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第01回[オンライン/online]:マーケティングの本質
マーケティングの定義、マーケティングの5つのステップのうち「顧客ニーズの理解」、「顧客とのリレーションシップの構築」、「顧客からの価値の獲得」について学ぶ。
第02回[オンライン/online]:企業とマーケティング戦略
マーケティングの5つのステップのうち、第1回で取り上げなかった「顧客主導型マーケティング戦略の設計」、「マーケティング・プログラムの設計」について学ぶ。
第03回[オンライン/online]:競争優位の創造
競合他社の明確化と競合他社の分析、自社のポジションの規定、競争的マーケティング戦略について学ぶ。
第04回[オンライン/online]:マーケティングの基本枠組み
マーケティングの基本枠組みであるセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングについて学ぶ。
第05回[オンライン/online]:マーケティング情報とカスタマー・インサイト
潜在的なニーズの掘り起こし、マーケティングに関する重要な情報の管理、カスタマー・インサイトについて学ぶ。
第06回[オンライン/online]:消費者の購買行動
消費者行動のモデル、消費者行動に影響を与える特性、購買行動のタイプ、購買者の意思決定プロセスについて学ぶ。
第07回[オンライン/online]:製品、サービス、ブランド
製品の定義、製品・サービスに関する意思決定、サービス・マーケティング、ブランディングについて学ぶ。
第08回[オンライン/online]:新製品開発と製品ライフサイクル戦略
新製品開発プロセスとそのマネジメント、製品ライフサイクル戦略、グローバルな展開について学ぶ。
第09回[オンライン/online]:マーケティング・チャネルによる顧客価値の提供
サプライ・チェーンと価値提供ネットワーク、チャネル・コンフリクトとマーケティング・システム、チャネル設計に関する意思決定、マーケティング・ロジスティクスについて学ぶ。
第10回[オンライン/online]:価格設定
価格設定戦略、価格調整戦略、価格変更について学ぶ。
第11回[オンライン/online]:コミュニケーションによる顧客価値の説得
コミュニケーション・ミックス、統合型マーケティング・コミュニケーション、予算とコミュニケーション・ミックスについて学ぶ。
第12回[オンライン/online]:広告とパブリック・リレーションズ
広告の定義、広告戦略の展開、広告媒体の選定、パブリック・リレーションズについて学ぶ
第13回[オンライン/online]:人的販売と販売促進
人的販売、セールス・フォースの管理、人的販売のプロセス、販売促進について学ぶ。
第14回[オンライン/online]:ダイレクト・マーケティングとオンライン・マーケティング
ダイレクト・マーケティングの捉え方とその形態、オンライン・マーケティングの実施について学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
マーケティングでは理論と実務の融合が重要です。毎回の講義内容を復習する意味でも、市場での実践の事例を見て、洞察することを各自フィールドワークとして実施してください。スーパーやドラッグストアなどの店頭に行ったり、イベントやキャンペーンに参加してみたり、授業で学習した内容を実際の製品・サービスで確認・経験してみましょう。
今年度の授業資料では、
・新しいデータを追加したり、
・1枚のスライドを複数枚に分割したり、
・まとめ方を修正したり、
・参考図書等の画像を新たに追加したり、
ビデオ内での説明や画面の内容と若干異なる改訂版を配布します。準備学習や復習等に役立ててください。なお、修正・追加箇所については該当するページに明記してあります。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
コトラー, P., G. アームストロング, 恩藏直人『コトラー、アームストロング、恩藏のマーケティング原理』丸善出版(2014 年)。
参考書References
・石井淳蔵・廣田章光・坂田隆文『1 からのマーケティング・デザイン』碩学舎(2016 年)。
・西尾チヅル編著『マーケティングの基礎と潮流』八千代出版(2007 年)。
・和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦『マーケティング戦略第5 版』有斐閣(2016 年)。
・竹内淑恵編著 『リレーションシップのマネジメント』 文眞堂(2014 年)。この書籍は、特にマーケティングをテーマにした卒業論文に取り組む方の参考になると思います。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間テスト1,2 を各々25 %計50 %、そして、レポート試験を50 %とし合算して評価します。
(注) 2回実施する中間テストを未受験のまま、レポート課題を提出する受講生がいますが、レポートだけ(最高でも50 点) では単位取得できませんので、ご注意ください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業を受講して質問等がある場合は、「お知らせ」や「学習に関する質問」を活用してください。14 回あるメディアスクーリングの受講は大変だとは思いますが、皆さんの勉学に向けた努力と熱意に期待しています。一緒に頑張ってマーケティング論を勉強しましょう!
その他の重要事項Others
メーカーのマーケティング本部広告制作部と広告会社の戦略プランニング室に計20年間勤務した経験を有する教員が、その実務経験を活かし、マーケティングの理論に焦点を当てて、具体的、かつ、わかりやすく講義します。