人文科学研究科Graduate School of Humanities
CUA500B7(文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 500)伝統文化と民衆世界ⅡTraditional and Popular Culture II
横山 泰子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X1063 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-基幹科目 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire basic knowledge of comparative history about Japanese children's books.
The goal of this course is to understand the diversity of culture through seeing the differences between originals and the translated books.
Before each class meeting,students will be expected to spend one hour to understand the course content.
Your overall grade in this class will be decided based on the following
Term-end report: 50%, in class contribution: 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本の絵本文化を、比較文化的な観点から学びます。日本では前近代から子ども向けの絵本が多数出版されており、歴史的に有名な作品は外国語に翻訳されています。絵本文化の伝統をふまえたうえで、日本語の原書と翻訳版の差異を通し、文化の多様性を楽しむことを目的とします。
到達目標Goal
例年、日本人学生と留学生の履修が多いクラスであり、互いのコミュニケーション能力を高めることが全体の目標です。学生は授業時間内での発表、翻訳の課題、他者の発表への応答を行い、最終的な期末リポートを書きます。それにより、以下の知識とスキルを身に付けることができます。
*日本語を母語とする学生は、日本語や英語等を用いながら翻訳やディスカッションに参加することでコミュニケーション能力を高めるとともに、異文化の相手に対して論理的な日本語で絵本文化についての説明ができるようになる。
*外国人留学生は、日本語や自らの母語能力を活用しながら翻訳やディスカッションに参加することでコミュニケーション能力を高めるとともに、日本の絵本文化について論理的な日本語で説明できるようになる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
日本の絵本についての概要を講義で説明します。その後、課題として受講生一人一人に各自が使用できる言語〔日本語以外)で書かれた絵本を案内しますので、その文章を自力で日本語に翻訳してもらいます。その翻訳文を授業中に発表、全員での議論を経て、よりよい表現を工夫しながら、異文化理解につとめます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[未定/undecided]:授業についての説明
シラバス内容の確認とテキストの選定
第2回[未定/undecided]:日本の絵本史(講義)
日本の絵本の歴史について教員が概略を説明(江戸〜明治)
第3回[未定/undecided]:日本の絵本史〔講義)
日本の絵本の歴史について教員が概略を説明(大正以降)
第4回[未定/undecided]:学生の発表
日本の絵本の絵について
担当者の発表と全体のディスカッション
第5回[未定/undecided]:学生の発表
日本の絵本の色彩について
担当者の発表と全体のディスカッション
第6回[未定/undecided]:学生の発表
日本の絵本のテーマについて
担当者の発表と全体のディスカッション
第7回[未定/undecided]:学生の発表
日本の絵本と漫画について
担当者の発表と全体のディスカッション
第8回[未定/undecided]:学生の発表
絵本と児童文化について
担当者の発表と全体のディスカッション
第9回[未定/undecided]:学生の発表
絵本と教育について
担当者の発表と全体のディスカッション
第10回[未定/undecided]:学生の発表
絵本と言葉遊びについて
担当者の発表と全体のディスカッション
第11回[未定/undecided]:学生の発表
絵本と大人の関わり
担当者の発表と全体のディスカッション
第12回[未定/undecided]:学生の発表
社会における絵本の位置づけ
担当者の発表と全体のディスカッション
第13回[未定/undecided]:学生の発表
絵本の読み聞かせ方
担当者の発表と全体のディスカッション
第14回[未定/undecided]:全体のまとめ
扱った絵本全体についてのディスカッション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備準備・復習時間は講義1回につき1時間程度です。発表があたっている回は、事前に翻訳と音読の準備が求められます。
テキスト(教科書)Textbooks
特にありません
参考書References
特にありません
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート50パーセント
平常点(学習状況、発表内容、授業時の参加度)50パーセント
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度は受講生全員が中国語の話者であったことから、日本語の絵本を学生各自が中国語に翻訳し、文を比較検討する時間を作ってみました。実験的な試みでしたが「日本と中国の文化や言語を比較するのに役だった」というアンケート結果がありました。今後も可能な範囲で、日本語を学生の母語に翻訳する機会を作ります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報機器
その他の重要事項Others
質問はメールでyyoko@hosei.ac.jp
にお願いします。