人文科学研究科Graduate School of Humanities
PSY500B6（心理学 / Psychology 500）心理研究法特論Advanced Lecture in Research Methods
竹島 康博
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X0541 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 心理学専攻(修士課程)-基礎科目 |
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Outline (in English)
[Course outline]
This course deals with some topics using various kinds of psychological methods that the instructor use so far.
[Learning objectives]
The goals of this course are to understand the methods of empirical research.
[Learning activities outside of classroom]
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
[Grading Criteria /Policy]
Grading will be decided based on class contribution (50%) and class presentation (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
心理学の研究の中で用いられる研究法について，受講者同士で発表し合うことで改めて学び直します。自身の研究分野に縛られず幅広い研究法を学ぶことにより，研究の発想の幅を広げることを目的とします。
到達目標Goal
心理学の研究領域でよく用いられる研究法について，受講者自身の研究分野に縛られず幅広く学び直すことにより，自身の研究の幅を柔軟に広げられる思考力，応用力を身に付けることを到達目標とします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
教科書の輪読を行います。毎週，受講者が割り当てられた章について内容をまとめて発表し，それについて全員で議論します。なるべく自分が用いたことのない研究法について発表するようにし，積極的に議論へ参加することを求めます。なお，受講人数等によって授業の内容を一部変更する場合があります。
毎週の課題の提出およびフィードバックは，授業中ないし授業支援システムを通して行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
授業全体の概要説明
受講者の研究テーマや主要な研究法についての発表
第2回[対面/face to face]：教科書の輪読(1)
第1章（科学と実証）の輪読
第3回[対面/face to face]：教科書の輪読(2)
第2章（実験と観察）・第3章（実証の手続き）の輪読
第4回[対面/face to face]：教科書の輪読(3)
第4章（独立変数の操作）の輪読
第5回[対面/face to face]：教科書の輪読(4)
第5章（従属変数の測定）の輪読
第6回[対面/face to face]：教科書の輪読(5)
第6章（剰余変数の統制）の輪読
第7回[対面/face to face]：教科書の輪読(6)
第7章（さまざまな実験法）の輪読
第8回[対面/face to face]：教科書の輪読(7)
第9章（心理学に特有の問題）の輪読
第9回[対面/face to face]：教科書の輪読(8)
第10章（調査法）の輪読
第10回[対面/face to face]：教科書の輪読(9)
第11章（観察法）の輪読
第11回[対面/face to face]：教科書の輪読(10)
第12章（検査法）の輪読
第12回[対面/face to face]：教科書の輪読(11)
第13章（面接法）の輪読
第13回[対面/face to face]：研究法に関する議論
受講者がこれまでの輪読を通して得た気づきについて発表し，全員で議論する
第14回[対面/face to face]：まとめ
授業の総括と受講者の発表内容についての討論
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。教科書の割り当てられた箇所の読み込みや資料の作成といった発表の準備を行います。また，授業後は取り上げた研究法について，事項者自身の研究に活用できる可能性を検討する作業を行います。
テキスト（教科書）Textbooks
高野陽太郎・岡隆（編）『心理学研究法[補訂版]』 2017 有斐閣アルマ 2,200円+税
参考書References
三浦麻子（監著）『なるほど！心理学研究法』 2017 北大路書房
佐藤暢哉・小川洋和 『なるほど！心理学実験法』 2017 北大路書房
大竹恵子（編著）『なるほど！心理学調査法』 2017 北大路書房
佐藤寛（編著）『なるほど！心理学観察法』 2018 北大路書房
米山直樹・佐藤寛（編著）『なるほど！心理学面接法』 2018 北大路書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%と，「受講者による発表」の内容50%で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
知覚心理学，認知心理学
＜研究テーマ＞
異種感覚間相互作用の生起に影響する諸要因の研究，視聴覚刺激間の時間処理過程に関する研究
＜主要研究業績＞
Takeshima, Y. (2021). Visual field differences in temporal synchrony processing for audio-visual stimuli. PLoS ONE, 16(12), e0261129.
Takeshima, Y. (2020). Emotional information affects fission illusion induced by audio-visual interactions. Scientific Reports, 10, 1-10.
Takeshima, Y., & Gyoba, J. (2015). Spatial frequency modulates the degree of illusory second flash perception. Multisensory Research, 28, 1-10.