人文科学研究科Graduate School of Humanities
PSY500B6(心理学 / Psychology 500)スポーツ心理特論Advanced Lecture in Sports Psychology
江田 香織
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X0539 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 心理学専攻(修士課程)-基礎科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
The aims in this class are to learn the theory and application of sports psychology (psychological approach to sports, exercise, physical activity).
【Learning Objectives】
By the end of the course, students should be able to the followings:
-A. to deepen your understanding of the "mechanism of mind "and to be able to practice psychological support in physical activity, exercise and sport.
-B. clarifying the potential for expansion between A. and your field.
【Learning activities outside of classroom】
Before each class meeting, students will be expected to previous chapter(s) (30-60min/1class).
【Grading Criteria /Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end report: 60%、Short reports 、in class contribution: 40%
If you are absent or late for this class, your evaluation will be lowered.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業のテーマは、スポーツ心理学のテーマ(スポーツ・運動・身体活動への心理学的アプローチ)を実践的に学習することです。
到達目標Goal
(1)スポーツ心理学の研究や知見を理解することによって、「こころの仕組み」に関する理解を深め、身体活動・運動・スポーツ場面において心理学的な支援を実践できるようになることを目標とします。
(2)各受講生の専門領域と、スポーツ心理学との関連に着目し、それらと(1)の両者の発展可能性を明確にすることを目標とします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業では、運動学習や運動の習慣化に関連する理論モデルから、メンタルトレーニングやアスリートにおける心理的問題とその予防・改善方法まで、幅広い内容を扱います。さらに、欧米で注目されている最新のトピックや、実際のスポーツ場面で生じた事例についても触れます。
以上のことによって、現代社会においてスポーツ心理学が果たす役割について具体的に考え、心理学的な支援を実践できるようになることを目指します。
また、受講生それぞれの専門分野とスポーツ心理学とのつながりを検討し、両者の発展可能性について検討していきます。
そのため、この授業では、講義だけでなく、講義内容に基づくワークを行います。授業の後半では、受講生による発表・意見交換を行うこともあります。
課題に対するフィードバックは、(1) 次の回の授業の序盤に受講生全体に対して、(2) メーリングリストなどを利用して受講生全体に対して、(3) 個人的に、のいずれかの方法で行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーションおよびスポーツ心理学について
受講の注意点および授業の進め方。体育スポーツにおける心理学とその歴史について。
第2回[未定/undecided]:スポーツにおける心身相関
スポーツにおける心身相関、スポーツ障害の見方など。
第3回[未定/undecided]:スポーツにおける動機付け
動機づけの種類、動機づけの水準、自己決定理論、競技場面で見られる動機づけへの工夫をグループで議論する。
第4回[未定/undecided]:運動・スポーツとメンタルヘルス
運動、スポーツ実践におけるメンタルヘルスの問題について。
第5回[未定/undecided]:スポーツとパーソナリティ
パーソナリティとは。スポーツ経験によるパーソナリティ変容について。
第6回[未定/undecided]:運動学習
スポーツにおける技術習得、スランプ、プラトー、フィードバック等について。
第7回[未定/undecided]:コーチングの心理学
指導者の心理的発達、フィードバックの方法、バーンアウト。
言語・視覚・筋運動感覚的な指導について。
第8回[未定/undecided]:スポーツと集団
運動部集団の特徴、チームワーク、チームビルディング、チームサポート実践例の紹介。
第9回[未定/undecided]:スポーツメンタルトレーニングの方法(メンタルトレーニング総論)
メンタルトレーニングとは、メンタルトレーニングのポイント、心から体へ、アセスメントなど。
第10回[未定/undecided]:スポーツカウンセリング総論
スポーツカウンセリング総論と実際のサポート事例について。
第11回[未定/undecided]:スポーツ障害に対するスポーツ心理学的理解
スポーツ障害の理解の仕方について。
第12回[未定/undecided]:ジュニア期のスポーツと心理的発達
思春期の心理的発達、タレント発掘、ジュニア期に必要な体験。ジュニア期の心理サポート事例の紹介。
第13回[対面/face to face]:自分の研究分野とスポーツ心理学との関連を考える(1)
各受講生の研究分野とスポーツ心理学との関連性について、担当者が発表を行い、意見交換を行う。
第14回[対面/face to face]:自分の研究分野とスポーツ心理学との関連を考える(2)
各受講生の研究分野とスポーツ心理学との関連性について、担当者が発表を行い、意見交換を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
すでに実施した授業内容を含む課題を毎回授業中に提示します。このレポート課題に取り組めるよう、それまでの授業内容を復習してから授業に参加してください (30-60分)。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは設定しません。必要に応じて、資料配付・文献紹介を行います。
参考書References
必要・希望に応じて紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
1)授業の到達目標と対応した期末レポートが60%
2)授業中に実施する課題、プレゼンテーション、グループワーク、意見交換への参加状況が40%です。
欠席・遅刻をした場合は評価が低下します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の意見に鑑みて、受講生の専門領域にスポーツ心理学の知見を活かす方法を提供します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業内容によって、PCや発表用資料が必要となります。その際は、事前にアナウンスします。
その他の重要事項Others
今後の予定を立てるためにも、初回の授業には必ず出席してください。
グループワークを行いますので、協力的な姿勢で授業に参加することを期待します。