人文科学研究科Graduate School of Humanities
HIS600B4（史学 / History 600）東洋史学演習ⅠSeminar on Oriental History Ⅰ
齋藤 勝
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X0350 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 史学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
Course outline: The aim of this course is to help students improve skills and critical minds to study the history of ancient China.
Learning objectives: At the end of the course, students are expected to promote their understanding of the way to describe the history in ancient China.
Learning activities outside of classroom: Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading criteria/policy: In class contribution(100%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
中国古代史研究の展開
自分の研究をより良いものにするために、文献史料・先行研究と向き合う。
到達目標Goal
中国の古代の歴史がいかに記述され、論じられてきたかについて理解を深める。研究の背景にある時代性を認識する。自分と自分の研究の関係について考えていく。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
毎回、課題となる漢文史料や中国古代史に関する研究論文（日本語・中国語）についての講読、整理発表を行い、それをもとに議論を行っていく。課題に対してのフィードバックは、講読、整理発表の中で適宜行っていく。原則として授業は対面で行っていきます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：概論
授業の趣旨と進め方
第2回[対面/face to face]：漢文史料を読む
講読
『三国志』
第3回[対面/face to face]：前回の史料についての検討
『三国志』の成書と内容について
第4回[対面/face to face]：漢文史料を読む
講読
『晋書』
第5回[対面/face to face]：前回の史料についての検討
『晋書』の成書と内容について
第6回[対面/face to face]：漢文史料を読む
講読
『世説新語』
第7回[対面/face to face]：前回の史料についての検討
『世説新語』の成書と内容について
第8回[対面/face to face]：歴史評論を読む
講読
『日知録』
第9回[対面/face to face]：『日知録』を理解するために
顧炎武とその時代について
第10回[対面/face to face]：『日知録』を読むために
典故について
第11回[対面/face to face]：『日知録』を考える
講読
『日知録』についての諸研究
第12回[対面/face to face]：これまでの整理
これまで読んできたものについての比較検討
第13回[対面/face to face]：参加者各自の問題意識と先行研究
講読
参加者任意の文献
第14回[対面/face to face]：参加者各自のテーマに基づく問題意識の深化
参加者各自による研究発表
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
参加者には各回とも指示した文献の講読もしくは要点整理をしてもらいます。
テキスト（教科書）Textbooks
授業計画参照。適宜、配布します。
扱う内容は受講者や授業の進展に応じて変更します。
参考書References
随時、紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点100％
課題の達成度よって評価します。適切な読解・整理が出来ているかが評価基準となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
万一オンライン実施に変更となった場合、Zoomや学習支援システムにより授業を行う予定です。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 中国古代史
＜研究テーマ＞ 唐代を中心とした中国世界・文化の形成と変容
＜主要研究業績＞
「唐・回鶻絹馬交易再考」『史学雑誌』108-10、1999年
「9・10世紀敦煌の牧羊代行業について」『歴史学研究』796、2004年
「唐代内附異民族への賦役規定と辺境社会」『史学雑誌』117-3、2008年