人文科学研究科Graduate School of Humanities
HIS500B4（史学 / History 500）日本近代史特殊研究ⅠModern History of Japan Ⅰ
内藤 一成
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X0314 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 史学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
（Course outline）
In this course, students will use the latest historical materials to analyze the contents and hold discussions to improve their research abilities. You will work on the latest themes with the goal of being able to do creative research.
（Learning Objectives）
By the end of the course, students should be able to do the followings:
－A.Be able to notice historical facts and problems of academic significance.
－B.Acquire the ability to critique previous research.
－C.Be able to create an original research theme.
（Learning activities outside of classroom）
Students should read the materials distributed in advance.Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
（Grading Criteria /Policy）
Final grades are calculated according to the process of presentation, discussion and in-class contribution.Combine all elements to make 100%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
日本近現代史では、新たな史料が発掘、公開されることにより、研究水準が引き上げられ、新たな議論が展開されることが珍しくない。授業では、最新の史料をテキストに、内容を分析しながら議論を深めていく。新史料を場として最先端の研究に取り組むスキルを身につけることをめざす。
到達目標Goal
新たに発掘、公開された史料を場として、①歴史学的に有効な事実や問題を見出せるようになる、②従来の研究を再確認し、適切な批判ができるようになる、③独創的な研究テーマを考案できるようになる、ことを目標とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と演習、両方式を折衷させる。テキストをもとに個人またはグループにより発表を行い、引き続き教員・学生によるディスカッションを行う。各回の司会は発表者・教員以外の1名が担当する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
講義に関する全体の説明、注意点など
第2回[対面/face to face]：昭和天皇研究に関する解説
教員による解説
第3回[対面/face to face]：田島道治と宮内府（宮内庁）に関する解説
教員による解説
第4回[対面/face to face]：発表（昭和24年その1）
テキストに関する発表とディスカッション1
第5回[対面/face to face]：発表（昭和24年その2）
テキストに関する発表とディスカッション2
第6回[対面/face to face]：発表（昭和24年その3）
テキストに関する発表とディスカッション3
第7回[対面/face to face]：発表（昭和24年その4）
テキストに関する発表とディスカッション4
第8回[対面/face to face]：発表（昭和24年その5）
テキストに関する発表とディスカッション5
第9回[対面/face to face]：発表（昭和25年その1）
テキストに関する発表とディスカッション6
第10回[対面/face to face]：発表（昭和25年その2）
テキストに関する発表とディスカッション7
第11回[対面/face to face]：発表（昭和25年その3）
テキストに関する発表とディスカッション8
第12回[対面/face to face]：発表（昭和25年その4）
テキストに関する発表とディスカッション9
第13回[対面/face to face]：発表（昭和25年その5）
テキストに関する発表とディスカッション10
第14回[対面/face to face]：まとめ
全体総括と質疑応答
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストの予習・復習は平素よりコンスタントに進めておく。発表では発表者以外の学生も積極的な議論が行えるようレジュメの内容を予習しておく。本授業の準備・復習時間は、各２時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
『昭和天皇拝謁記』1（岩波書店、2021年）定価3,300円
参考書References
宮内庁編『昭和天皇実録』全19巻（東京書籍、2015～19年）
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表内容、授業時の積極性などを総合し、これを平常点（100％）として評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
現時点ではないが、授業が活発な議論の場となるよう努める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムの利用が可能なIT機器
その他の重要事項Others
・「日本近代史特殊研究」Ⅱ（秋学期）との継続履修を推奨する。
・やむを得ない事情により授業を欠席する場合（介護体験実習、教育実習など）には、その事情を証明する文書を提出すること。新型コロナウイルス感染防止策として教室での対面授業を行わない場合には、授業内容を変更することがある。
・授業に関連する連絡は、学習支援システムの「お知らせ」サイトや、「授業内掲示板」サイトを利用して行うので、見落とさないようにすること。
・担当教員への直接連絡にはメールを利用すること。担当教員のメールアドレスは、学習支援システムに掲示する。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
日本近現代史
＜研究テーマ＞
近現代の政治と文化
＜主要研究業績＞
『河井弥八日記〈戦後篇〉』全5巻（信山社出版）、「戦後における国土保全論の勃興と国民啓蒙」（『土木史研究. 講演集』Vol.39）