人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIN500B3(言語学 / Linguistics 500)応用言語学・理論研究AApplied Linguistics A
熊澤 孝昭
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X0226 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 英文学専攻(修士課程)-専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The objectives are to deepen understanding of research methods, both quantitative and qualitative methods, and language testing theory.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本科目の到達目標は、応用言語学で用いられている研究手法を理論の概観および実践をもとに基礎的な理解を深めることとする。まず、「研究とはなにか」からはじまり、応用言語学の主流分野の一つである英語教育学での研究を行うための研究テーマの決め方、先行研究の探し方、研究課題の決め方、データ収集方法および分析方法などを実践に基づき理解を深める。主に、質的データ収集法としては面接・観察・記録・日誌、量的データ収集法としてはアンケート等の特徴を学ぶ。さらに、量的データ収集法でもっとも一般的に用いられているテストについて理解を深める。
到達目標Goal
授業目標は次の4点である:研究とはの理解を深める,質的研究法の理解を深める,量的研究法の理解を深める,テスト理論の理解を深める
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業では毎回,教科書の内容の理解を深めるためのレジュメを配布するので,それをもとに講義形式で進めるが,議論等も行う。授業形式については,リアルタイム・オンラインで行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:導入と応用言語学とは
シラバス説明および講義
第2回[オンライン/online]:研究とはなにか
研究とはなにかについて講義および討論を行う
第3回[オンライン/online]:研究テーマの決め方
研究テーマの決め方について講義および討論を行う
第4回[オンライン/online]:研究課題とデータ
研究課題とデータについて講義および討論を行う
第5回[オンライン/online]:質的研究の進め方
質的研究の進め方について講義および討論を行う
第6回[オンライン/online]:量的研究の進め方
量的研究の進め方について講義および討論を行う
第7回[オンライン/online]:復習(中間テスト)
前半の講義内容について復習をする
第8回[オンライン/online]:アンケート調査の進め方
アンケート調査の進め方について講義および討論を行う
第9回[オンライン/online]:テストの実施目的と種類
テストの実施目的と種類について講義および討論を行う
第10回[オンライン/online]:テスト項目について
テスト項目について講義および討論を行う
第11回[オンライン/online]:相対評価および絶対評価の項目分析
相対評価および絶対評価の項目分析について講義および討論を行う
第12回[オンライン/online]:テスト得点の信頼性および信頼度
テスト得点の信頼性および信頼度について講義および討論を行う
第13回[オンライン/online]:テスト得点解釈の妥当性
テスト得点解釈の妥当性について講義および討論を行う
第14回[オンライン/online]:まとめ(期末テスト)
後半の講義内容について復習をする
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に指定教科書および論文を読むこと。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
Brown, J. D.著,和田稔訳(1998)「言語テストの基礎知識」『大修館』
浦野研他(2016)「はじめての英語教育研究」『研究社』
参考書References
適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
50%(平常点・発表)、50%(定期テスト)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
履修生にとってためになる授業を提供できればと思う。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
応用言語学、英語教育学、言語テスト、第二言語習得
<研究テーマ>
応用言語学の分野でも特に英語教育学を専門とする。特に、第二言語習得の観点からみた動機付けや信条などの教育心理、教授法、および言語テストに興味がある。
<主要研究業績>
(2016). Factors affecting multiple-choice cloze test score variance: A perspective from generalizability theory. International Journal of Language Studies, 10.
(2013). 「英語教育学の量的研究で用いられる統計について」.『コンピュータ&エデュケーション』, 34.
(2013). 「学内開発プレイスメントテスト得点解釈と使用の妥当性の評価について」.JALT Journal, 35.
(2011). Systematic criterion-referenced test development in an English-language program. (Doctoral Dissertation).
(2010). 「多肢選択式項目の項目形式が文法テストパフオーマンスに与える影響について」. JALT Journal, 32.
(2009). Revision of a criterion-referenced vocabulary test using generalizabiliy theory. JALT Journal, 31.
研究テーマ
応用言語学の分野でも特に英語教育学を専門とする。特に、第二言語習得の観点からみた動機付けや信条などの教育心理、教授法、および言語テストに興味がある。
主要研究業績
(2016). Factors affecting multiple-choice cloze test score variance: A perspective from generalizability theory. International Journal of Language Studies, 10.
(2013). 「英語教育学の量的研究で用いられる統計について」.『コンピュータ&エデュケーション』, 34.
(2013). 「学内開発プレイスメントテスト得点解釈と使用の妥当性の評価について」.JALT Journal, 35.
(2011). Systematic criterion-referenced test development in an English-language program. (Doctoral Dissertation).
(2010). 「多肢選択式項目の項目形式が文法テストパフオーマンスに与える影響について」. JALT Journal, 32.
(2009). Revision of a criterion-referenced vocabulary test using generalizabiliy theory. JALT Journal, 31.