人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIT500B2(文学 / Literature 500)日本文芸特講ⅡA(アートマネジメント研究)Special Lecture in Japanese Literature I A
中沢 けい
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X0134 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 日本文学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
(Course outline)
The impact of the change from letterpress printing to digital technology on culture
(Learning Objectives)
Collecting the latest information
(Learning activities outside of classroom)
(Grading Criteria /Policy)
Active participation in class 50%
Report 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本年度はコロナ禍で起きた文化的変化に着目し、活版印刷からデジタル技術への変化が文化、とりわけ文学に与える影響について考察いたします。
到達目標Goal
活版印刷からデジタル技術への変化の中で起きている事象を把握し、その対応策を考察すること。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義と受講生による発表および質疑応答
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:なぜこの授業を設けたのか
創作(文芸)を志す人はなぜ文化を支える社会的仕組みについて学ぶ必要があるのかをお話します。
第2回[対面/face to face]:活版印刷からデジタル技術へ
2020年は従来型のメディアからデジタルメディアへの移行期が分水嶺を超えることになりました。概況をお話いたします。
第3回[対面/face to face]:現在起きていること 1
理想論から現実の障害へ。
デジタル技術によるメディアの変化は文化に大きな変化をもたらしつつあります。
第4回[対面/face to face]:現在起きていること 2
従来型のメディアの対象
新聞、雑誌などパッケージメディアの退潮についてお話します。
第5回[対面/face to face]:現在起きていること 3
反知性主義の興隆
反知性主義と呼ばれる現象について情報を集めてみましょう。
第6回[対面/face to face]:現在起きていること 4
ヘイトスピーチについて
ヘイトスピーチについて情報を集めてみましょう。
第7回[対面/face to face]:現在起きていること 5
世界秩序の再編成
大航海時代以来、形成された世界秩序の再編成について考察します。
第8回[対面/face to face]:情報を集めてみましょう。
受講生各自に授業に関連した情報を集めましょう。
第9回[対面/face to face]:受講生による発表1
受講生が集めて情報を教室で発表してもらいます。
第10回[対面/face to face]:受講生による発表2
集めた情報のもとになる資料(新聞コピーなど)と発表内容のレジュメを用意してもらいます。
第11回[対面/face to face]:受講生による発表3
発表をもとに質疑応答します。発表の聞きながら質問を用意しましょう。
第12回[対面/face to face]:受講生による発表4
質問がでない場合は感想をお尋ねいたします。
第13回[対面/face to face]:受講生による発表5
個々の現象から現在起きていることについての考察を深めてもらいます。
第14回[対面/face to face]:秋学期の準備
受講生各自がどのような方向の興味と感心を持っているかにより、秋学期の発表のテーマを決定します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講生は発表がない時でもデジタル文化による社会的文化形成の変化について情報収集を行ってください。SASの普及による変化、著作権関連の考え方の変化と事件、ヘイトスピーチと社会構造的な差別問題への対処、個人情報の保護とデジタル技術などいろいろなテーマがあります。また事態は流動的なので、必ず最新情報を取得する習慣をつけてください。
テキスト(教科書)Textbooks
授業時に配布する資料とレジュメのプリント
参考書References
必要があれば授業時に提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への積極的な参加と授業時の発表 50%
期末レポート 50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
あまり関心を持っていなかった分野かもしれませんが、初歩的な関心からより深い関心へと意識を高めることにようって、創作家としてのセンスを身に着けてもらうように努力します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
担当教員の専門分野等
<専門領域>文芸創作。
<研究テーマ>小説、エッセイ、評論などの執筆<主要研究業績>主要作品に「海を感じる時」「水平線上にて」「女ともだち」「楽隊のうさぎ」はある。いずれも小説。