生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
PPE100YD(生産環境農学 / Plant production and environmental agriculture 100)植物病防除学Plant Protection
石川 成寿Seiju ISHIKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | H8005 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生:教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<生命科学部>Category |
応用植物科学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Diagnosis and control are the basis of plant pathology. In this lecture, We will learn how to control( Biology control, Agricultural control, Biological control, Chemical control, Weed control etc. ) plant diseases. The report will be used to judge whether the student understands the purpose and content of the experiment 70%), and the evaluation will be made comprehensively including normal points such as experimental attitude (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
植物病の診断と防除は、植物医科学の教育・研究の基本である。本授業では、植物病を防除することの重要性を認識し、いかなる手法で植物病が防除されるのかを学ぶ。
到達目標Goal
植物病の病因である、微生物、害虫、雑草などを、具体的にどのような手法で防除するのかを、体系的に理解する。具体的には、「耕種的防除」、「物理的防除」、「化学的防除」、「生物学的防除」、「生態防除」などの基本的な防除手法に関する仕組みと具体例を知り、それらを組み合わせた、総合的有害生物管理法(IPM)などの最新技術についての知識を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学習支援システムのお知らせ、シラバスに最新情報に留意する。植物医科学概論における植物病の基礎についての学びと並行して、植物病の防除の歴史や防除法について学ぶ。防除方法としては、耕種的、物理的、化学的、生物学的な予防・防除手法について、本学科で、研究中の最先端の防除方法を交えて解説する。また、新しい防除法についても、トピックとして積極的に取り上げる。課題のフィードバックは、Hoppiiまたは次の講義にて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
植物病と防除、・・研究は防除のために・・
植物病の要因と植物病の被害、防除の必要性について学ぶ。
第2回[対面/face to face]:防除の歴史
植物病防除の歴史ついて学ぶ。
第3回[対面/face to face]:物理的病害虫防除
物理的防除方法の実際を学ぶ。
第4回[対面/face to face]:耕種的防除技術
耕種的防除方法の具体事例により学ぶ。
第5回[対面/face to face]:賢い化学的防除方法
環境にも配慮した化学的防除方法学ぶ。
第6回[対面/face to face]:イネ育苗期の防除
最重要作物であるイネの育苗期もに発生する病害の最新防除を学ぶ。
第7回[対面/face to face]:イネ病害の診断と防除
イネ本田で発生する病害の診断方法と防除方法を学ぶ。
第8回[対面/face to face]:ムギウイルス病に対する抵抗性育種
二条大麦のウイルス抵抗性育種について学ぶ。
第9回[対面/face to face]:生態防除
植物病の弱点を巧みに突く、生態防除方法を学ぶ。
第10回[対面/face to face]:総合防除
防除方法の長所を組み合わせて効率的の防除する方法を学ぶ。
第11回[対面/face to face]:トマト病害の防除
最重要作物であるトマトに発生する病害の診断と防除方法を学ぶ。
第12回[対面/face to face]:イチゴ炭疽病から日本一の産地を守る
本病防除の問題点、現状を分析し、具体的な防除方法を学ぶ。
第13回[対面/face to face]:応用植物科学科での防除方法研究の紹介
本学科で行っている最先端の防除方法を学ぶ。
第14回[対面/face to face]:生物的防除(生物農薬開発の実際)
生物農薬(タラロマイセスフラバス水和剤)の開発経緯を材料に生物防除の実際を学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】重要な専門用語について、複数のソース(書籍、事典、website など)を用いて復習する。また、実験実習科目とも関連付けて、本授業内容の理解に努めること。
テキスト(教科書)Textbooks
学習支援システムに毎回教材を掲載する。
参考書References
植物医科学 (上)(難波成任監修・養賢堂)
植物病原菌類の見分け方Ⅰ、Ⅱ(大誠社)
これで防げるイチゴの炭疽病、萎黄病(農文協)
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート課題:70%、平常点30%を目安として総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生に理解しやすいように、写真を含めたパワーポイントで説明するとともに、教材を学習支援システムに掲載する。
その他の重要事項Others
農業試験場、病害虫防除および農業改良普及所における実践的な業務経験や生物農薬開発・上市に携わった経験を活かした指導を行う。また、特許出願中の最新防除技術も教材に用いて、進行形の技術開発を紹介する。