市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
BIO300LA 教養ゼミⅡLiberal Arts Seminar II
自然史 〜ヒトと生物の関係性:ヒト・自然・生物と文化のダイナミズム〜2
川上 裕司Yuji KAWAKAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6318 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制 |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
We consider the dynamism of human culture as the relationship between humans, nature and living organism creates.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
博物館・動物園・水族館・植物園など博物学や生物学を学ぶ施設を利用して、見学実習をベースに、生命の星地球に暮らす様々な生物と私達ヒトの関係を見つめ直し、現代の生物としての人間の生活の在り方を考察する。1)現在、地球上に見られる生物の多様性と、その相互の関係はどのようなものなのか。2)人間は他の生物とどのように異なる存在であるのか。3)地球の自然生態系と、それを知るための考え方や方法とは何か。4)自然との関わり合いの中でヒトは生きる術として農業、林業、水産業、養蜂業、養蚕業、畜産業などの産業を営み、様々な文化をどのように発展させていったのか。5)その過程で、どうして争いごと(戦争)が生じたのか。6)産業の発展に伴って生じた環境破壊(地球温暖化)にどのように取り組むすべきか。といった問題を一緒に考えていく。本ゼミの主題は「生命とは何か」を生物学的な側面から考察することである。
到達目標Goal
「生命とは何か」を考えるための基礎としての自然と人間についての価値観を考え、社会活動・社会生活の中に活かすことの出来るように説明できること。年度の最後に、種々の資料を付き合わせて、各自の成果を発表形式でまとめる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
事前に見学実習の方法(記録法)や研究テーマの設定などを説明し、授業およびゼミ形式で行う。受講者の都合に合わせて、博物館等に足を運んでいただき、各自、記録用紙に記録する。見学実習後に、発表・討論、授業およびゼミ形式で行う。前期の終わりに中間発表を行い、後期の最後に最終発表を行うと共に、種々の資料を付き合わせて、各自の成果を「論文」としてまとめて、論文集を作成する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
ガイダンス[対面/face to face]:見学・調査の進め方とデータの収集法
前期のセミナーⅠを踏まえて、博物学や生物学を学ぶ施設(博物館・動物園・水族館・植物園など)を利用しての見学実習の進め方について。前期の研究テーマに基づき、更に深く見学・調査を行うための手法と最終報告書(論文)まとめ方について講義する。
生命科学概論[対面/face to face]:生命科学の基礎を学ぶ
見学実習をより深く行う上での生命科学の基礎(生命誕生とDNA学の発展)について講義する。
微生物学概論[対面/face to face]:微生物学の基礎を学ぶ
見学実習をより深く行う上での微生物学の基礎(食と感染症)について講義する。
生命哲学概論[対面/face to face]:生命哲学の基礎を学ぶ
見学実習をより深く行う上での生命哲学の基礎(生物学から見た宗教史)について講義する。
環境学概論[対面/face to face]:環境学の基礎を学ぶ
見学実習をより深く行う上での環境学の基礎(自然環境と室内環境)について講義する。
各自見学実習(1)[オンライン/online]:研究テーマの分析
各自の研究テーマを深く掘り下げること(分析)を目的とした見学実習を行う。
各自見学実習(2)[オンライン/online]:研究テーマの考察
各自の研究テーマを深く掘り下げること(考察)を目的とした見学実習を行う。
各自見学実習(3)[対面/face to face]:研究テーマの総括
各自の研究テーマを深く掘り下げること(総括)を目的とした見学実習を行う。
グループワーク(1)[対面/face to face]:研究テーマの報告
前期からの見学実習を終えての各自の報告と今後まとめ方について討論する。
グループワーク(2)[対面/face to face]:研究テーマのまとめ方
各自の研究報告に基づいてまとめ方について討論する。
論文の作成法[対面/face to face]:論文の作成法の検討
データのまとめと論文の作成について講義する。
論文の作成[対面/face to face]:データのまとめと論文作成
データのまとめ方と論文の書き方に基づいて論文を作成する。
最終発表会[対面/face to face]:PowerPointを使った最終発表
各自PowerPointを使った最終発表を行う。
総合討論[対面/face to face]:生命とは何かについて討論
自然史 〜ヒトと生物の関係性:ヒト・自然・生物と文化のダイナミズム〜Ⅰ&Ⅱ
を終えての総合討論。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
疑問などはそのままにせず、まず自分で解決するよう努力して下さい。事前に知らせるので、討議に必要な事前の調査、あるいは、授業に必要な必要な知識などを予習していただきます(その方法などお知らせします)。
また、最終レポートを課すので、スライド作成と共に準備してください。インターネットからのcopy & pasteは、容易に判明することが可能ですので行わないようにしてください。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは用いず、必要な資料はプリントして配布します。
参考書References
必要に応じて、その都度指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
実習についてのスライド作成とレポート(50%)および授業への積極的な貢献度(出席状況を含む(50%)を主たる評価とします。試験は行いません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
見学実習(研究テーマ)については、積極的に疑問点などについて自分で調べることが大切です。適切な参考書が知りたい場合には、担当講師に遠慮なく相談してください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パワーポイント資料(スライド)の作成を行って頂きますので、モバイルパソコンを持参してください。
その他の重要事項Others
1) 博物館等でに見学実習のための交通費および入館料が必要です(大学指定の博物館は学生証の提示で無料となります)。ガイダンスに必ず出席して下さい。
2) 選抜を行いますので、受講希望者は最初の授業に必ず出席して下さい。受講希望者が定員(最大20名程度)を超えた場合には再度選抜を行います。
3) 授業の初めに、その日に必要な事項の説明を行いますので、くれぐれも遅刻しないようにご注意下さい。正当な理由のある遅刻を除き、10分以上の遅刻は、イエロー・カードとなります。累積カード2枚で1回欠席となります。