市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GDR300LA(ジェンダー / Gender 300)クィア・スタディーズBQueer Studies B
LETIZIA GUARINILetizia GUARINI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6132 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(100名) |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this class, we will study the representation of gender and sexuality in literary works, films, dramas, and comics, while reviewing what we learned in Queer Studies A, held during the spring semester.
Students will learn to analyze how gender and sexuality are represented in the media while considering the historical and social background of various genres and works.
Learning objectives:
By the end of the course, students should be able to do the followings:
a) Learn about the analytical methods of feminist literary criticism and queer theory.
b) Develop the ability to interpret the representation of gender and sexuality in the media.
Learning activities outside of the classroom:
Students are required to submit three essays and to read the reference material by the next session (one to three hours for every session).
Grading criteria/Policy:
The final grade will be decided based on the following:
Involvement during discussion: 10%
Short essay (1): 25%
Short essay (2): 25%
Short essay (3): 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、春学期のクィア・スタディーズAで学んだ内容を復習しながら、文学作品、映画、ドラマ、マンガなどにおけるジェンダー・セクシュアリティの表象について学びます。さまざまなジャンルや作品を取り上げ、歴史的・社会的な背景を考えながら、メディアにおけるジェンダー・セクシュアリティの表象を分析するための視座を身につけます。
到達目標Goal
1)フェミニズム批評やクィア・スタディーズの分析方法について学ぶ。
2)クィア・スタディーズの視座から表象作品を批判的に読み解く力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で進めますが、グループディスカッションも行います。
フィードバックは、寄せられた課題やコメントに対して授業内で回答します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:9/23 オリエンテーション
授業計画について説明を行う。クィア・スタディーズの基礎について復習する。
第2回[対面/face to face]:9/30 フェミニズム批評
文学とフェミニズム批評について講義する。
第3回[対面/face to face]:10/7 文学と性暴力
カオルコ姫野『彼女は頭が悪いから』を取り上げる。
第4回[対面/face to face]:10/14 文学とミソジニー
松田青子の作品を取り上げる。
第5回[対面/face to face]:10/21 表象分析実践
松田青子「女が死ぬ」を読んで、グループでディスカッションを行う。小レポート1を提出する。
第6回[対面/face to face]:10/28 文学と身体
文学作品における妊娠、出産、授乳の表象について考える。
第7回[対面/face to face]:11/11 アートと身体
アート作品における妊娠、出産、授乳の表象について考える。
第8回[対面/face to face]:11/18 男性性
ヘゲモニックな男性性について考える。
第9回[対面/face to face]:11/25 ゲイ解放運動
映画におけるLGBT運動の表象について考える。
第10回[対面/face to face]:12/2 ヘテロノーマティヴィティと家族
『ハッシュ!』を取り上げる。
第11回[対面/face to face]:12/9 表象分析実践
よしながふみ『きのう何食べた?』を読んで、グループでディスカッションを行う。小レポート(2)を提出する。
第12回[対面/face to face]:12/16 ヘテロノーマティヴィティと家族
『彼らが本気で編むときは、』を取り上げる。
第13回[対面/face to face]:12/23 カミングアウトとアウティング
『カランコエの花』を観て、グループでディスカッションを行う。
第14回[対面/face to face]:1/20 まとめ
まとめを行う。小レポート (3)を提出する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じてプリントを配布します。
参考書References
黒岩裕市『ゲイの可視化を読む - 現代文学に描かれる〈性の多様性〉?』(晃洋書房、2016年)
菅野優香『クィア・シネマ・スタディーズ』(晃洋書房、2021年)
Mary K. Holland and Heather Hewett (Eds.), #MeToo and Literary Studies. Reading, Writing, and Teaching about Sexual Violence and Rape Culture, Bloomsbury, 2021.
成績評価の方法と基準Grading criteria
グループワークとディスカッション 10%
小レポート(1) :松田青子「女が死ぬ」 についてのの小レポート(800-1,200 文字程度) 25%
小レポート(2) :『きのう何食べた?』(ドラマ版)の8話について、小レポート(800-1,200 文字程度) 25%
小レポート(3)授業に取り上げられた具体的な作品を分析した小レポート (2,000 文字程度) 40%
小レポートについて授業内で詳しく説明します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
レポート作成を行うためのパソコンなど。
その他の重要事項Others
基本的に教授言語は日本語ですが、英語の参考文献を読むこともあります。