現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)児童精神医学Child and Adolescent Psychiatry
関谷 秀子Hideko KUNIYOSHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | N1507 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) |
専門教育科目 専門展開科目 |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The child psychiatry is a relatively new field established in the 1950s. It is not necessarily appropriate to understand all deviation from normal mental development as a disease. But nevertheless, an international criterion of diagnosis and classification is currently available. We should learn about pathology and the treatment of all disorders respectively. In addition, we must understand child development and adolescence. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Your overall grade in the class will be decided based on the following. Term-end examination: 80%、Short reports : 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
児童精神医学は1950年代に成立した比較的新しい領域である。精神発達の正常からの逸脱をすべて疾患として理解するのは必ずしも適切ではないが、今日では取りあえずの国際的診断分類学ができ上がっている。その臨床単位ごとの病理特性と治療について取り上げる。またその理解に必要な心の発達について理解する。
到達目標Goal
児童精神医学の歴史を理解する。
児童・思春期の心の発達について理解する。
代表的な児童思春期の心の病について基本的知識を習得する。
児童思春期に対する治療的アプローチについて理解を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
主にPCプロジェクターを用いた講義形式で行い、適宜レジメを配布する。授業の展開によって、授業計画には若干の変更があり得る。授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
児童精神医学の歴史①
授業の進め方と成績評価基準についての説明。19世紀の子ども観について。
第2回[対面/face to face]:児童精神医学の歴史②
子どもガイダンス運動の展開について。
第3回[対面/face to face]:児童精神医学の歴史③
児童精神医学の誕生について。
第4回[対面/face to face]:子どもの精神発達①
乳幼児期・幼児期の発達について。マーラーの発達理論。
第5回[対面/face to face]:子どもの精神発達②
児童期・思春期の発達について。アンナフロイトの発達ライン。
第6回[対面/face to face]:子どもの精神療法
児童期と精神療法
第7回[対面/face to face]:親ガイダンス
親ガイダンスの基本構造と基本原則
第8回[対面/face to face]:不登校①
小学生の不登校
第9回[対面/face to face]:不登校②
思春期の不登校
第10回[対面/face to face]:摂食障害
摂食障害の経過と治療について
第11回[対面/face to face]:強迫性障害・恐怖症
強迫性障害・恐怖症の経過と治療について
第12回[対面/face to face]:精神遅滞・広範性発達障害・注意欠陥多動性障害・行為障害・反抗挑戦性障害
精神遅滞・広範性発達障害・注意欠陥多動性障害・行為障害・反抗挑戦性障害の経過と治療について
第13回[対面/face to face]:ケースの検討
見立て・治療経過について
第14回[対面/face to face]:期末試験とまとめ
期末試験とまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
幼児や児童と関わるボランティア活動を推奨する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
資料を配布する。また、必要に応じて適宜紹介する。
参考書References
必要に応じて適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(80%),リアクションペーパー(20%)にて評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
具体的なケースを提示しながらわかりやすく授業を進行したい。
その他の重要事項Others
精神科医が専門分野である児童思春期精神医学について講義する。