人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW600J1(社会福祉学 / Social Welfare 600)実践研究演習ⅠField Study Practicum I
佐藤 繭美Mayumi SATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | S0206 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 演習科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】This course focuses specifically on the necessary skills and methods according to the students' research topics.
【Learning Objectives】The goal is to acquire research methods.
【Learning activities outside of classroom】The standard preparation and review time for this lecture is 4 hours each.
【Grading Criteria /Policy】Your final grade will be calculated according to the following process: Usual performance score 60%, Reports 40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
修士論文作成に必要なデータの収集にむけたフィールドワークや調査を実施することを目指す。
到達目標Goal
データ収集に必要な研究手法を検討・習得し、フィールド調査の応用することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP3」と「DP4」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
はじめに、一般的なデータ収集の方法について学習し、受講者の関心領域や研究方法に適したデータ収集の技法、フィールドの選定、研究仮説の検討を行い、研究内容を明確化していく。フィードバックの方法として、オフィス・アワーで、課題に対して講評する。授業計画の変更がある場合には、学習支援システムでその都度提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
講義内容の説明
第2回[対面/face to face]:データ収集の方法①
研究対象の選定について
第3回[対面/face to face]:データ収集の方法②
フィールドの選定方法についての説明
第4回[対面/face to face]:データ収集の方法③
各自の研究対象とフィールドの方向性についての発表
第5回[対面/face to face]:データ収集の実際
データ収集の実際についてDVDで学習する
第6回[対面/face to face]:データ収集方法のまとめ
データ収集に関するフリーディスカッション
第7回[対面/face to face]:研究テーマと手法の検討➀
研究手法についての説明
第8回[対面/face to face]:研究テーマと手法の検討②
研究テーマと手法の関連性についての説明
第9回[対面/face to face]:研究テーマと手法の検討③
各自の研究テーマと研究手法の方向性医ついて報告
第10回[対面/face to face]:関連研究方法のレビュー①
講義
第11回[対面/face to face]:関連研究方法のレビュー②
前週の講義を受けての確認とディスカッション
第12回[対面/face to face]:関連研究方法のレビュー③
関連研究方法への関心の確認
第13回[対面/face to face]:関連研究方法のレビュー④
フリーディスカッション
第14回[対面/face to face]:中間総括
研究内容の検討とまとめ
第15回[対面/face to face]:オリエンテーション
講義内容の説明
第16回[対面/face to face]:研究仮設の検討➀
研究仮設に関する説明
第17回[対面/face to face]:研究仮設の検討②
研究仮説の立て方
第18回[対面/face to face]:研究仮設の検討③
受講生の研究内容の検討
第19回[対面/face to face]:研究仮設の検討④
受講生の研究内容についての議論
第20回[対面/face to face]:研究仮設の報告
各自の研究仮設についての報告
第21回[対面/face to face]:研究テーマの発表➀
各自の研究テーマの報告
第22回[対面/face to face]:研究テーマの発表②
全体での質疑応答とフリーディスカッション
第23回[対面/face to face]:研究フィールドについての報告➀
各自の研究フィールドの報告
第24回[対面/face to face]:研究フィールドについての報告②
研究の方向性について確認
第25回[対面/face to face]:研究方法の明確化①
研究方法の妥当性の説明
第26回[対面/face to face]:研究方法の明確化②
研究方法についての報告
第27回[対面/face to face]:研究方法の明確化③
研究方法の検証
第28回[対面/face to face]:総括
研究の方向性についての確認と発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講生自らが研究の対象とするフィールドに関連する資料および情報を収集し、授業進度にあわせて適宜説明できるよう準備しておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各回4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに使用しない。
参考書References
必要に応じて適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加-60%
課題への取組み・提出課題-40%
特に、研究対象とするフィールドに関連する専門的知識や情報については、授業進度に合わせて説明できることが評価の基準となる。具体的な方法と基準は、授業開始日に学習支援システムで提示する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎年、双方向の授業で議論することに評価を得ているので、心がけていきたい。
その他の重要事項Others
社会福祉士として社会福祉協議会に勤務した経験をもとに、実践と理論の融合について教示していく。
担当教員の専門分野等
<専門領域>ソーシャルワーク論、死別ケア
<研究テーマ>
・ソーシャルワークにおける死別ケアとACP
・セルフヘルプ・グループ論(特に自閉症者と家族)
<主要研究業績>
①自閉症の人の死別経験とソーシャルワーク.明石書店 2011年
②医療ソーシャルワーカーと精神保健福祉士のグリーフとその対応 : 共通性と相違性.ホスピスケアと在宅ケア 25(1)2017.
③アドバンス・ケア・プランニング先進国の状況とわが国における課題.医療ソーシャルワーク67号.2019