文学部Faculty of Letters
PHL300BB(哲学 / Philosophy 300)哲学特講(7)-1Special Lecture on Philosophy (7)-1
君嶋 泰明Yasuaki KIMIJIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A2224 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 哲学科 |
他学科公開科目 | ○ |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
(Course outline)
This course deals with Martin Heidegger's theory of truth and that of technology.
(Learning Objectives)
The goal of this course is to understand Heidegger's theory of truth and that of technology.
(Learning activities outside of classroom)
Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapter(s) from the references. Your required study time is at least four hours for each class meeting.
(Grading Criteria /Policies)
Grading will be decided based on in-class contribution (50%) and term-end report (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
20世紀ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーは、戦後に「技術」についての一連の論考を発表した。この技術論を読み解いてみると、それが一つの「真理」についての理論でもあることがわかる。この授業では、この一つの卓抜な真理論でもある技術論とはどのようなものかを理解することを目指す。
到達目標Goal
①ハイデガーの真理論の概要を理解する。
②ハイデガーの技術論の概要を理解する。
③ハイデガーにおいて両者が重なるゆえんを理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式。教科書は使用せず、配布資料に沿って授業を進めていく。毎回のリアクションペーパーの提出を求める。質問への回答は資料配信によって行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
概要の説明
第2回[対面/face to face]:ハイデガーの技術論と真理論
ハイデガーの思想における位置づけを確認する
第3回[対面/face to face]:前期の真理論①
『存在と時間』の概要
第4回[対面/face to face]:前期の真理論②
『存在と時間』の真理論
第5回[対面/face to face]:前期の真理論③
『存在と時間』における実存と真理の関係
第6回[対面/face to face]:中期の真理論①
講演「真理の本質について」の真理論
第7回[対面/face to face]:中期の真理論②
講演「真理の本質について」における真理と自由の関係
第8回[対面/face to face]:中期の真理論③
講演「真理の本質について」における真理と非真理の関係
第9回[対面/face to face]:後期の技術論①
「物」論
第10回[対面/face to face]:後期の技術論②
技術本質論
第11回[対面/face to face]:後期の技術論③
真理論としての技術論
第12回[対面/face to face]:ハイデガーの技術論への応答①
ボルグマンの解釈
第13回[対面/face to face]:ハイデガーの技術論への応答②
フィーンバーグの解釈
第14回[対面/face to face]:まとめ
全体の総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。配布資料やノート、指示される参考書を使って授業内容をよく理解するよう努め、わからない点があれば質問すること。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
M.ハイデガー著・細谷貞夫訳, 『存在と時間』、ちくま学芸文庫、1994年
M.ハイデガー著・辻村公一・H.ブフナー訳、『道標』、創文社、1985年
M.ハイデガー著・森一郎訳『技術とは何だろうか』、講談社(講談社学術文庫)、2019年
M.ハイデガー著・関口浩訳『技術への問い』、平凡社(平凡社ライブラリー)、2013年
森一郎『核時代のテクノロジー論』、現代書館、2020年
その他の参考書は適宜授業で指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加度が50%、期末レポートが50%。前者はリアクションペーパーの内容、後者は上記「到達目標」がどの程度達成されているかによって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の興味関心や理解度に配慮した授業を心がける。